マタギ言葉とはマタギの使用する日本語の言語変種。アイヌ語の影響が強いとされる。山言葉ともいう。アイヌ語の影響が強いという点についてはマタギの祖先がアイヌであるためアイヌ語が基層言語となってマタギ言葉が成立したのか、それともアイヌ語からの影響が後になって強まったのか論争がある。江戸時代の菅江真澄も、マタギ言葉には、イヌをセタ、水をワッカ、大きいをポロというの類、アイヌの単語がたくさん用いられていることを記している。ただ、山田秀三は、マタギ言葉のほとんどは、日本語をもじったり言い換えたもので、その中にアイヌ語型の言葉が若干混じっているだけだとしている。民俗学者の柳田國男は著書『山の人生』で「マタギの根源に関しては、現在まだ何人も説明を下しえた者はないが、岩手、秋田、青森の諸県において、平地に住む農民たちが、ややこれを異種族視していたことは確かである」としている。各地域でしか通じないマタギ言葉も、少なくないなお、マタギ語辞典が、2008年2月に、現代図書から出版されている。インターネットサイト『がりつう』より、引用。
出典:wikipedia
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