仙台のスポーツ(せんだいのスポーツ)では、宮城県仙台市および仙台都市圏のスポーツについて取り上げる。以上の4チームが仙台市に本拠を置いている。これらチームの試合運営は、多くの市民ボランティアによって支えられている。東北レイアは、2015年より仙台市を本拠地と位置付けているが、「育成型チーム」としての加盟のため、リーグ戦への出場は当面見合わせる(他の女子野球のカップ戦には出場する)2005年7月、みちのくプロレスが盛岡市から仙台市に本拠地を移した。同時に、女子プロレス団体のセンダイガールズプロレスリングを立ち上げた(プロレスがスポーツなのかエンターテインメントなのかは議論がある)。2009年8月、みちのくプロレスは岩手県八幡平市に本拠地を再移転し、現在、仙台本拠のプロレス団体は、仙女1団体のみである。みちのくプロレスは、屋内のみならず屋外にリングを設営して試合を行うこともあり、仙台本拠地時代には、ARABAKI ROCK FEST.での「屋外プロレス」、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地球場・フルキャストスタジアム宮城(当時)の球場前プロレス「レッスルフルスタ宮城」でMr.カラスコとの対戦、勾当台公園で開催される仙台放送感謝祭(ローカル番組で生中継される)での「街角プロレス」などがあった。2016年7月現在、仙台市内における唯一の北日本ボクシング協会加盟ジムである。新日本仙台ジムは年に1回、仙台産業展示館・アズテックミュージアム(2011年まではZepp Sendai)で興行を打っている。前身の仙台ジムに所属していた輸入ボクサーの仙台ラミレスことロベルト・ラミレスが渡辺二郎の持つWBAジュニアバンタム級、佐藤健太ことエリック・チャベスがロセンド・アルバレスの持つ同ミニフライ級、それぞれの世界王座に仙台で挑戦した経験がある。なお、東北6県に跨がるプロ野球の独立リーグ「東北ベースボールアカデミーリーグ」が、2006年度から始動する予定になっていたが、宮城県側の準備不足のため設立を断念した。仙台に本拠を置くプロスポーツの地域密着の範囲は、以下のように異なる。このように、各団体ごとに地域戦略が異なっているため、共同事業をし辛い状況にある。そこで、3球団のオブザーバー参加のもと、2007年4月に仙台市スポーツ振興課が事務局となり、各球団それぞれの支援組織である東北楽天ゴールデンイーグルス・マイチーム協議会、ベガルタ仙台ホームタウン協議会、イエローブースターズの3者が参加して「仙台プロスポーツネット」が設立された。支援組織を主体とした下からの地域密着要請をすることで、各球団の地域戦略を妨げないで仙台に地域密着する試みが始まった。バレーボールのVリーグは、従来、全国各地を巡回しながらの「集中開催方式」をとってきたが、近年、それぞれのチームの練習場がある都府県を中心に「ホームゲーム」を公式に標榜しながら開催する方式も一部採用するようになってきた。その流れの中、東京都府中市に練習場があるブルーロケッツが、2004~05年シーズンから仙台市を「準本拠地」と公式に決め、「ホームゲーム」の半分(3試合)を開催していた。また、神奈川県川崎市に練習場があるレッドロケッツも、2005~06年シーズンから仙台で「ホームゲーム」(1試合)を開催していた。但し、この2チームは、仙台での地域密着活動や広報活動をしているとは言い難いたい。なお、NECブルーロケッツの主将の大村悟と、NECレッドロケッツのエースにして全日本のエースであった大友愛の2人は、仙台出身である。また近郊の大崎市には強豪校である古川学園高等学校がある。隣接する山形県のスポーツチームとの間には、ライバル関係がみられることがある。一例として、Jリーグ公式戦におけるベガルタ仙台とモンテディオ山形との対戦は「みちのくダービー」と呼ばれ、スタジアムが満員になる程の観客数を呼び込む最大のカードとなっている。両チームのサポーターの間での応援合戦は激しく、試合自体も白熱する(→日本のダービーマッチ)。また、スポーツの種類の垣根を越えて、仙台と山形にそれぞれ本拠を置くプロスポーツチームが一緒になって、イベントなどを開こうと模索されている。また、仙台を本拠地とするプロ野球イースタン・リーグ・東北楽天ゴールデンイーグルスの二軍球場は楽天イーグルス利府球場である(練習場は楽天イーグルス泉練習場)。プロ野球・ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)は、かつて本拠地としていた東京都荒川区の東京スタジアムが1972年限りで閉鎖されたため、翌1973年から1977年までの5シーズンの間、暫定的に県営宮城球場(名称は当時)を専用球場としていた(ロッテの保護地域は1973年まで東京都、1974~1977年は宮城県)。1977年限りで神奈川県川崎市の川崎球場を使用していた大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)が横浜スタジアムに本拠地を移したのに伴い、ロッテは翌1978年から川崎に本拠地を移転した。2004年9月16日、インターネット関連企業「ライブドア」の100%出資子会社「ライブドアベースボール」が日本野球機構(NPB)に加盟申請。新球団の本拠地を仙台(宮城球場)とする発表が出された。仙台市民や浅野史郎宮城県知事(当時)は、「やっと仙台にもプロ野球チームができる」と、応援した。2004年9月22日、同じくインターネット関連企業「楽天」も本拠地を仙台にするという声明が出された。この声明によって、仙台市側は、嬉しさの反面、プロ野球球団が混在する状態になるため混乱するという声も上がっていた。2004年11月2日、プロ野球オーナー会議にて東北楽天ゴールデンイーグルスの加盟が正式承認された。当初、楽天は本拠地候補に大阪を挙げており、ライブドアが仙台を挙げてから急遽仙台に変更した経緯がある。その間仙台市民のなかではライブドアへの関心が非常に高まっていたこともあり、仙台市民のアンケートではライブドア支持の声が圧倒的であった。そのため楽天の加盟承認にはとまどいの声もあった。仙台市には公営競技場がひとつも存在しない。過去には地方競馬の仙台競馬場が存在したが、1960年に廃止されている。仙台市内には競技場どころか場外発売所も設置されておらず、市民は周辺市町村の場外発売所に出向くことになる。(公営競技をスポーツと扱うべきかの議論はある)仙台都市圏#公営競技アレルギーも参照。高校や大学のスポーツでは、バレーボール、バスケットボール、フィギュアスケート、アイスホッケー、ゴルフなどに全国レベルの強豪校が存在する。野球では東北高校や仙台育英学園高校や東北福祉大学などの強豪校がある。2004年の都道府県出身地別プロ野球選手数において、宮城県は14人で全国19位。また、仙台以外の出身であっても、アマ時代に仙台の高校や大学でプレーし、後にプロ野球選手となって活躍している金本知憲、嶋重宣、ダルビッシュ有、和田一浩など、スポーツにおける門戸開放が進んでいる。その他、日本で唯一、サーフスポットとスキー場の両方が市内にある大都市であるため、市民の間では、サーフィンやボディボード、スキーやスノーボードなども盛んである。また、仙台で創始された格闘技の空道の大会が毎年行われている。2009年春のセンバツまでの代表校。夏の大会の代表については全国高等学校野球選手権宮城大会も参照。全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会は、「ウィンターカップ」の通称を持つ。常盤木学園高等学校女子サッカー部が2部に当たるなでしこチャレンジリーグイーストに2010年より参戦。2連覇をしているなど高校女子サッカー界では強豪校である。2011年の女子サッカーワールドカップで優勝したなでしこジャパンの中に常磐木OG(熊谷紗希、鮫島彩、田中明日菜)がいた。仙台では、仙台一高二高定期戦、三女子校定期戦(現在は廃止)、泉三校定期戦など高校対抗のスポーツの定期戦が活発に行われている。中でも例年5月に行われる「仙台一高・仙台二高硬式野球部定期戦」は「杜の都の早慶戦」とも呼ばれ、試合の行われる宮城球場からTBCテレビで1時間生中継されるほどである(両校出身の経済人が地元企業トップに多いため、スポンサーが付く)。この野球定期戦に至るまで、両校は様々なプレ行事を仙台市都心部で行い、外回りをしている両校出身のサラリーマンなどから声援や野次が飛ぶ。野球では、仙台六大学野球連盟と南東北大学野球連盟に分かれる。アメリカンフットボールでは、東北代表と北海道代表が対戦するパインボウルが行われ、その勝者と関東2位チームとがシトロンボウルを戦う。2002年、仙台東リーグ選抜チームが、全日本リトルリーグ選手権全国大会で優勝。日本代表としてアジア太平洋地区大会に出場して優勝。アジア太平洋地区代表として世界選手権・国際グループに出場し優勝。世界一をかけ、アメリカ代表とワールドシリーズを戦い、0-1で負け、準優勝に終わる。このときのメンバーに佐藤由規がいた。2004年も全日本リトルリーグ選手権全国大会で優勝し、日本代表としてアジア太平洋地区大会に出場したが、世界選手権出場の切符は逃した。仙台は、食べ物に恵まれ、年間を通して過ごしやすい気候であるため、仙台の人々は温和でノンビリしており、大学進学やスポーツの面で昔から「競争心に欠ける」と言われてきた。しかし、近年のスポーツ界では、日本各地から仙台市内の高校・大学に進学し、そこでの生活・経験からスター選手へと駆け上がる者を輩出するようになってきている。加えて海外からのスポーツ留学生も積極的に受け入れるようになり、後に世界レベルで活躍する選手も現れている。2004年の地方別プロ野球選手数では、関東地方や近畿地方の都市には遠く及ばないものの、チームの中心選手やスター選手として活躍する者や、野球以外のスポーツで活躍しているスター選手もいる。近年では、宮里藍の代わりに絹川愛(陸上選手。仙台育英高校卒)を入れて、仙台の三大「愛ちゃん」とすることがある。現在では実業団と大学の女子駅伝日本一を決める大会が、宮城県に集約されている。夕方ニュース番組の通常のスポーツコーナー以外のコーナー
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