『The Wing Bluff』はJasper(前:日下部青春)が製作した、第二次世界大戦を舞台にした双方向2Dシューティングゲームである。通称TWB。2009年12月10日に、本作を完全リメイクした『大空軍 DAIKUUGUN』が、株式会社GAEよりPlayStation Portable用のソフトとして発売。これについても述べる。登場する航空機(戦闘機・爆撃機・雷撃機・輸送機)は全155種類で、各機種の兵装・最高速度・安定速度・機動性・高高度出力・防弾性などは実機データに基づいて設定されている。その中には、戦局の悪化などの影響で製作中止などになった幻の機体、本ゲーム独自の架空機なども登場する。サブキャラクターである戦車は全29種類登場し、これも実機データに基づいて性能が設定されている。ただし、一部の機体(航空機・戦車)では、ゲームバランスの都合上、実機の兵装をあえて無視しているものがある。特に爆装については、かなり史実を無視されている。実際のアメリカ軍の戦闘機は、爆弾を大量に搭載可能で、これを再現すると、機体を使い分ける面白みが大きく削がれるため、機体の重量などを参考にして減らされている。このゲームは通常の2Dシューティングと違い、左右に広いステージを任意にスクロールでき、揚力や加速度などの概念により独特の操作感がある。自機は敵機と同じ強さなので、主にプレイヤーの腕によって勝敗が決まる。初心者に限らず、通常の2Dシューティングに慣れている人でも操作に慣れるまで難しいゲームではあるが、操作に慣れれば長く遊べるゲームである。機体指定がされていないシナリオであれば、ミッションランクより低い機体という条件を満たせば使用できる。これにより、日本サイドのミッションでアメリカ軍の機体を用いたりすることが可能である。アペンドミッションという機能があり、プレイヤー自身がミッションを創作することが出来る。EASYMODEという初心者用モードがあり、敵の練度が1段階下がり、かつ自機の機銃の威力が1.5倍となりクリアが楽になる機能が付いている。一部機体が制限されたフリーソフト版と、キャンペーンモードなどが追加されたシェアウェア版の二種類が存在する。キャンペーンモードとは、シェアウェア版だけに存在するゲームモード。第二次世界大戦中の日本軍のパイロットとなり数々の戦場を渡って行きながら戦っていくモードである。ミッションの勝敗により戦局が左右され最終的にエンディング(日本の戦勝から、日本の大敗まで様々なエンディングが存在。)を迎えるまで戦っていく。尚武運や勝敗によって途中で戦死(ゲームオーバー)になったりする場合もある。本ゲームは、アペンドミッションとして、ミッションをINIファイルの形式(拡張子は.apmとなる)で自主制作可能であり、作ったミッションは掲示板で投稿出来る。また、他のユーザーが作成したミッションもプレイ可能であるため、実質上ミッションの数は無限である。サンプルミッションとして「八八艦隊ロサンゼルスへ行く」が入っている。ソフトの公式サイトにはユーザーの作ったアペンドミッションを投稿する掲示板が存在したが改ざんの被害に遭い、公式の掲示板が休止された(2007年6月)。以降、アペンドミッション投稿等は、ユーザーが自主的に運営する掲示板等で行われていた。2009年1月5日に公式のコミュニティ掲示板(アペンドミッション投稿可)が再び開設された。『大空軍 DAIKUUGUN』(だいくうぐん)は、株式会社GAEより2009年12月10日に発売されたPlayStation Portable用のソフト。『The Wing Bluff』の完全リメイク版である。360度任意スクロールを採用し、フライトシューティングの要素を取り入れた、独自のゲーム性(公式サイトではジャンルを「新感覚フライトシューティング」と明記)となっている。航空機や建造物などのグラフィックも、非常にリアルになった。登場する航空機は100種類以上。アペンドミッションについては、「AIOLOS」という専用ツールを使って作成する。作ったミッションはGAEの大空軍公式サーバーに投稿し、他ユーザーに配信できたが、現在配信サービスは終了している。アドホック機能を使った通信対戦も可能。EASYMODEが無い、別のキーに割り当てられる操作をわざわざキーの組み合わせ操作にしている、オリジナル部隊を作るモードではなぜか一機種一機までしか使えないなど、問題点も多い。また、TWBとの互換性は皆無。
出典:wikipedia
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