ビブラストーン(VIBRASTONE、1987年 結成 - 1996年 活動停止)は、かつて存在していた日本のヒップホップのバンドである。結成当初は、CHIKADA HARUO & VIBRASTONE、あるいは近田春夫&ビブラストーン(ちかだはるお と-)と名乗っていた。1985年(昭和60年)、ヒップホップレーベル「BPM」を設立し、「President BPM」名義で日本語によるヒップホップの可能性を追求してきた近田春夫が、1987年(昭和62年)、同レーベルでの活動を離れて結成したのが、この「ビブラストーン」である。近田による先鋭的な歌詞と、元JAGATARAのOTOをはじめとする強者ミュージシャン達による高い音楽性が特徴だった。また、スタジオではスクラッチやサンプリングという手法もとりつつ、生楽器による演奏が主であった。同バンドの最初の発表音源は、インクスティック六本木や渋谷クラブクアトロでのライヴを収録した『Vibra is Back』(1989年)であった。同年5月10日、小泉今日子のシングル『Fade Out』に近田が楽曲提供、メンバーが演奏に参加、同シングルはオリコンチャート最高位2位を記録した。1990年(平成2年)、キーボードの渡辺貴浩が正式加入した。1991年(平成3年)、ポニーキャニオンと契約、同年7月3日、アルバム『ENTROPY PRODUCTIONS』でメジャーデビューを果たす。1993年(平成5年)5月21日にキューンレコードからリリースされた電気グルーヴの『FLASH PAPA MENTHOL』のレコーディングに、近田・Dr.Tommy・OTOを除いた全メンバーが参加、近田が編曲した楽曲『Bingo!』を演奏した。1994年(平成6年)9月21日のアルバム『NATIONAL』のリリース以降、オリジナルの音源を発表していない。同年、Dr.Tommy脱退。その後、近田もマイクをとらずにモーグを弾くという、インストゥルメンタルのみの楽曲(新曲)を下北沢CLUB CUEで演奏したが、それが最後の演奏となった。1996年(平成8年)、活動停止した。ビブラストーンのCDには歌詞カードがなく、後に歌詞集として発売された。CDに歌詞カードがなかったのは、『Smile!! It's not the end of world』の「ブラックボックス」に"この程度でもCDカードには載せられないんですか"とあるように、レコード会社が自粛したためである。2012年2月1日、『VIBE RHYME』複製webサイトとして、公開される。
出典:wikipedia
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