ポンマースフェルデン (Pommersfelden)は、ドイツ連邦共和国バイエルン州オーバーフランケン行政管区のバンベルク郡に属す町村（以下、本項では便宜上「町」と記述する）。この自治体は、ヘーヒシュタット・アン・デア・アイシュの北、ライヒェ・エーブラハ川沿いに位置している。この町は、公式には11の地区 (Ort) からなる。ポンマースフェルデンは、14世紀からハイスドルフおよびポンマースフェルデンの司厨長の所領となった。1710年にこの一門が断絶した後は、マインツ選帝侯にしてバンベルク司教領主であるロタール・フランツ・フォン・シェーンボルンの所領となった。シェーンボルン伯家の支配権は1806年のライン同盟によってバイエルンに帰属するまで及んだ。バイエルン王国の行政改革の時代、1818年の自治体令によって今日の自治体が形成された。この地域の人口は、1970年 2,009人、1987年 2,253人、2000年 2,653人であった。首長は、ハンス・ベック (Wählerblock Sambach)。上下に二分割。上部は銀地に青の縦帯、その中に銀の大文字の「T」、両側にそれぞれ1本ずつ赤い鋸壁を持つ塔。下部は、赤地に銀の三つの峰をもつ山、その上に青い冠をかぶった二股の尾を持つ金の獅子。この町の町域を通って、鉄道シュトルレンドルフ - シュリュッセルフェルト線が走っている。この鉄道路線は貨物専用線で、シュリュッセルフェルトとの間の物流を担っている。ポンマースフェルデン南部に、ロタール・フランツ・フォン・シェーンボルンが1711年から1716年に造営したヴァイセンシュタイン城がある。この城は現在に至るまで、その一族の所有物である。このバロック建築の城館は、印象的な階段室、庭に面した洞窟を模した広間、見応えのある絵画コレクションを有している。ポンマースフェルデンの町中にはかつての水城の遺構があり、ザムバッハ集落にはイエズス会の城館の遺構が遺る。どちらの遺構も一般の立ち入りは禁止されている。さらには、リムバッハ、ポンマースフェルデン、ザムバッハ、シュテッパハにはそれぞれ教会がある。ヴァイセンシュタイン城の地所内には、19世紀のイギリス式庭園がある。

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