LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

大地震 (1974年の映画)

『大地震』(だいじしん、"Earthquake")は、1974年のアメリカ映画。同年に日本公開。パニック映画。ユニバーサル・ピクチャーズ作品。1970年代のパニック映画ブームを代表する作品の一つである。ユニバーサル映画の副社長(当時)のジェニングス・ラングが制作総指揮を務め、脚本は映画『ゴッドファーザー』(1972)の原作者で脚本も手がけたマリオ・プーゾ、制作・監督は『チャンピオン』(1949)の監督マーク・ロブソン。出演は、『ベン・ハー』(1959)他スペクタクル映画に多数出演しているチャールトン・ヘストン、『北京の55日』(1963)でヘストンとも共演した往年の大女優エヴァ・ガードナー、西部劇の長寿テレビシリーズ『ボナンザ』(1959~1973)で主演を努めたローン・グリーン、『1000日のアン』(1969)でアカデミー主演女優賞にノミネートされたジュヌビエーブ・ブジョルド、『大空港』(1970)などの名脇役ジョージ・ケネディといった、オールスター・キャストであった。しかし、この映画の第一の呼び物は、 "センサラウンド" という地震を疑似体験できる音響効果で、公開当時は大変な評判となり、アカデミー音響賞も受賞するに到った。ラングは同時期に、同じヘストンとケネディを起用して、航空パニック映画『エアポート'75』も制作しており、日本では両映画とも1975年の正月映画として上映された(公開は前年12月から)が、話題性ではセンサラウンドの『大地震』の方が注目を集めた。本作は1974年の映画の世界興行成績で第6位、日本では1975年度の外国映画配給収入で第2位であった。舞台はロサンゼルス。建築会社副社長で建築技師のスチュアート・グラフ(チャールトン・ヘストン)の妻は、社長サム・ロイス(ローン・グリーン)の娘レミー(エヴァ・ガードナー)だったが、二人の関係は冷え切っていた。スチュアートは、事故死した同僚の未亡人で一人息子のいるデニス・マーシャル(ジュヌビエーブ・ブジョルド)を何かと気にかけており、レミーは嫉妬にかられていた。そんな折、ロサンゼルス一帯を大地震が襲い、高層ビルやハイウェイが倒壊した。市民は救急診療所の設置された地下駐車場に避難したが、サムは死亡。そこへ余震が襲い、レミーもデニスも生き埋めとなる。スチュアートは、警官のルー・スレード(ジョージ・ケネディ)と共に救出活動を行うが、ハリウッド・ダムが決壊して濁流が迫る。センサラウンド "Sensurround" とは、 "Sense" (感覚)と "Surroud" (包囲)を合成した造語で、MCAとユニバーサル映画が共同開発した音響効果。サラウンドとは別。当時は通常4チャンネルだったサウンドトラックに、特殊効果音専用のコントロール・トラックを加え、専用スピーカーで低周波の音波を発生させて、観客が地震のような振動を体感できるというもので、実際に観客席そのものを振動させるわけではない。専用スピーカーは、約100kgのものを原則16個使用。その電力は、約2000Wにもなる。「大地震」以降では、『ミッドウェイ』(1976)、『ジェット・ローラー・コースター』(1977)、劇場版『宇宙空母ギャラクティカ』(1978)で使用されたが、その後使われなくなった。テレビ放送やDVDでは、この効果を体感することはできない。2006年にシネラマ方式と合わせて本作のセンサラウンドが再現上映されている。東京・有楽座での上映は1974年暮れ(正月映画)であったが、隣の東宝会館4階・芸術座では山田五十鈴が座長として『たぬき』を上演しており、最初の上映で本物の地震かと思った山田五十鈴は激怒し、以後音響効果は他の劇場と比べると弱める形での上映となった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。