須磨浦公園駅(すまうらこうえんえき)は、兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町五丁目にある、山陽電気鉄道本線・須磨浦ロープウェイの駅。駅番号はSY 07。阪神電鉄の大阪方面からの特急終着駅。かつては阪急電鉄神戸線の列車(主に特急)も当駅まで乗り入れていた。なお、戦前は須磨 - 当駅間に一ノ谷駅と敦盛塚駅が設けられていた。前者は1910年(明治43年)7月11日に開業したが、1943年(昭和18年)11月20日に休止し、(1946年(昭和21年)8月3日に廃止)された。後者は1913年(大正2年)5月11日に開業したが、1945年(昭和20年)7月20日の休止後、須磨浦公園駅の通年営業化に合わせて1948年(昭和23年)10月1日に廃止されている。両駅とも「駅」とは名乗っているものの、実際には道路上にセンターポールに外灯1つと停留所名を記した簡素な看板があるだけのものだった(兵庫電気軌道が設けた電停であった)ことが、当時の絵葉書からうかがい知れる。相対式2面2線のホームをもつ地上駅。駅舎は姫路方面行ホーム側にあり、反対側の神戸方面行ホームへは地下道で連絡している。基本的に窓口は無人化されているが、行楽時やイベント等の時には臨時で配置されることもある。山陽塩屋駅方に引上線があり、当駅で折り返す阪神特急・神戸方面からの山陽普通(数本のみ)が使用する。駅構内に駅売店(山陽の売店で唯一フレンズショップでなく、須磨浦遊園が運営)がある。なお、山陽電鉄の駅と須磨浦ロープウェイの駅は隣接している。姫路側には引上線の分岐があるが、本線側が分岐側になっている関係で通過列車は70キロの速度制限がかかる。また当駅~山陽塩屋駅間は海岸線沿いを走るのでこの区間はカーブが多い。※のりば番号は設定されず「下り線」「上り線」と呼称される。神戸市統計書によると、2013年度の一日平均乗車人員は367人であった。山陽電鉄全49駅中最も利用客が少ない。元々行楽駅であること、それに南北を海と山に挟まれた地形もあいまって、人家は駅の北東側に僅かにあるだけである。行楽客が利用客の大半を占めることから、当駅の定期券利用者は全体の2~3割程度である。同様の傾向は須磨寺駅でも見られる。以下に各年の乗車人員を示す。神戸市統計書によると、2013年度の一日平均利用者数は326人であった。この内乗車人員(上り利用客)が197人、降車人員(下り利用客)が129人である。駅北側の鉢伏山(標高248m)に向け、須磨浦ロープウェイが運行されている。当駅と西隣の山陽塩屋駅との間で渡る境川は、旧国の摂津国・播磨国の境界を成すことからその名がある。当駅と同じ須磨区内にある類似した名称の駅として、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の須磨海浜公園駅が当駅から東へ3kmほど離れた位置にある。
出典:wikipedia
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