2007年のJリーグカップは3月21日に開幕した。11月3日に国立霞ヶ丘陸上競技場で決勝戦が行われた。優勝はガンバ大阪(初優勝)。ヤマザキナビスコを冠スポンサーとして2007Jリーグヤマザキナビスコカップとして開催された。基本的に前年のレギュレーションを踏襲しているが、前年はAFCチャンピオンズリーグ出場枠に伴うシードチームが1チームだったためグループリーグのレギュレーションが異なっており、グループリーグのレギュレーションは前々年のものを復活させている。これによりG大阪、甲府の決勝トーナメント進出が決定。1勝1敗、2戦合計5-5、アウェーゴール2-2につき延長戦を実施、延長1-0(合計6-5)で川崎が準決勝進出。1勝1敗、2戦合計4-3で横浜が準決勝進出。1勝1敗、2戦合計3-2で鹿島が準決勝進出。G大阪の1勝1分け(2戦合計6-3)でG大阪が準決勝進出。1勝1敗、2戦合計6-3につき川崎が決勝進出。1勝1敗、2戦合計3-3、アウェーゴール2-0につきG大阪が決勝進出。決勝は2000年以来7年ぶりの決勝進出を果たし初タイトルを狙う川崎フロンターレと、2005年以来2年ぶりの登場となるガンバ大阪の対決になった。川崎はACL準々決勝で敗退し国内のリーグ戦と未だチャンスの残っていたカップ戦に集中し、10月はカップ戦を含めて負け無しの5連勝であった。特に直前のFC東京戦では7-0と大勝しており、上げ潮ムードでの登場。一方ガンバは直前のリーグ戦で清水に敗北、リーグ優勝は遠のきチームの調子は良いとは言いがたかった。ただしガンバは昨年、一昨年とカップ戦の決勝に連続して進出しており、カップ戦決勝の戦い方を肌で知っているという強みがあった。試合はここ最近のカップ戦決勝の傾向の例に漏れず、両者ともディフェンスに傾注し双方の攻撃陣はチャンスは作りながらも前半は0-0で進んだ。試合が動いたのは55分(後半10分)、ゴール前の混戦からガンバ大阪の安田理大がこぼれ球をゴールマウスに押し込み先制。試合は残り35分以上残していたが、ガンバ大阪が守りきり初めてリーグカップのタイトルを手にした。MVPはこの試合唯一のゴールを挙げた安田が獲得。これまでJリーグカップを制覇した西限のチームはジュビロ磐田であったが、本年のガンバ大阪の優勝によってJリーグカップは天竜川を越えて大きく西進する事になった。優勝したガンバ大阪は、翌2008年から新設されたパンパシフィックチャンピオンシップに日本代表として出場することとなった。なお、優勝時点では大会の開催そのものが決定されていなかったため、代表資格そのものは後付けである。
出典:wikipedia
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