『ケロロ軍曹』(ケロロぐんそう、英語表記:Sergeant Frog)は、吉崎観音による漫画『ケロロ軍曹』を原作とするテレビアニメ。2004年4月3日から2011年4月2日まで、テレビ東京ほかで放送された。ジャンルはギャグアニメ、略称は「アニケロ」。2010年4月4日から2011年4月3日まで放送された『ケロロ軍曹乙』(ケロロぐんそうおつ)、2014年3月22日よりアニマックスにて放送されたフラッシュアニメ『ケロロ 〜keroro〜』に関しても便宜上、本項で記述する。本作は『THE ビッグオー』を手がけたサンライズ第6スタジオが母体となり、大橋千恵雄プロデュース、佐藤順一総監督(後に監修)の下、テレビ東京開局40周年記念作品として製作された。原作と同様、1話完結型を基本に構成されている。放送開始から6年目までは毎週30分放送で、AパートとBパートの2本のエピソードを放送する場合と30分で1本のエピソードを放送する場合があった。第255話は3本立てで放送された(通常AパートとBパートの間に入るCMはBパートとCパートの間にはさまれた)。また、第100話 - 第103話、第128話・第129話、第152話 - 第154話、第202話・第203話、第249話・第250話は連続したストーリーとなっており、放送5年目の「武者ケロ」、6年目の「ケロゼロ」も不定期放送だが連続した内容であった。2本立てであっても、AパートとBパートの内容が繋がっている場合もある。約2年に1度、「ゲロゲロ30分」と題して各話2分ほどのショートストーリーを13 - 15本立てで放送する回があり、第74話(15本立て)、第196話(13本立て)、第293話(13本立て)の3話が該当する。また、第351話では「ゲロゲロ15分」と題して22本立てで放送した(実際には23本目まで存在している。Aパートでは14本放送したところで尺が足りず「時間切れ」となり、Bパートでその「延長」として残り8本を放送。余った尺をつぶすためドロロが「23本目のネタ」を考えにいき、戻ってきて23本目が放送され始めたところで「時間切れ」となった。)。放送7年目は毎週15分放送に短縮され、テレビ東京では日曜日の深夜に『ケロロ軍曹乙』を放送した。『ケロロ軍曹乙』はAパートを土曜日の15分放送分、Bパートを新たなエピソードとし、毎週30分の放送であった。当初は字幕放送が実施されていなかったが、2010年10月10日放送分より実施するようになった。TXNではテレビ東京のみの放送であるが、系列外では奈良テレビ、テレビくまもと(2010年5月22日 - )、テレビ長崎(2010年6月27日 - )、東日本放送(2010年8月7日 - )、チューリップテレビ(2010年8月9日 - )、山形放送(2010年11月28日 - )、テレビユー福島、AT-Xでも放送されていた。この放送時間短縮により、Aパートしか視聴できない地域が存在するようになったが、前述の第351話のように、Aパートの続きや出来事の真相がBパートで語られているようなストーリーが放送時間短縮以降も存在している。このアニメの字幕表示は地域によって異なるが、基本的にケロロのセリフが黄色、冬樹のセリフが水色、夏美のセリフが緑、その他の人物のセリフは白で表示される(ナレーションは<>の中にセリフが入る)。アニメでも原作同様多くのパロディが使われているが、アニメ版では声優つながりやアニメスタッフ・企業名関連のパロディも存在する。アニメは原作以上にパロディが乱立しており、特に後述のアニメオリジナルの作品において「1話全体が他の作品のパロディ」というものも存在する。また、季節に沿ったストーリーを放送することも多い。例えば、梅雨の時期とされる6月から7月まではニョロロとウェットルキング(ウェットルキングは3rdシーズンから)に関連したストーリー、7月上旬に七夕関連、7月下旬から8月上旬頃には土井中海岸、8月中旬から下旬頃には日向家の里帰りに関連したストーリーを放送する。なお、総監督・佐藤順一は「このアニメは小さな子供にも見てもらいたい」と言っており、そのため小さな子供への配慮がなされている。その他、配慮のために原作から削除・変更された設定はテレビ局などによる放送禁止・自粛関連を参照。1stシーズンでほぼ原作に沿ったストーリーを放送してきたが、1stシーズン終了あたりにほぼ原作のネタを使い切ってしまったため、この頃からの放送は大半がアニメ独自のストーリーになる。そのため現在原作とアニメとではストーリーが完全に異なっている。なお、原作に沿った話でもアニメ独自の設定が加えられることもある。第110話・第113話のようにAパートで原作のストーリーを放送し、それを踏まえてBパートでアニメ独自のストーリーを展開させるパターンや、原作の連続していない2話を1話にして放送するパターンもある。2007年7月にサンライズが制作した単一タイトルでの作品として最も話数の多い作品となり(それまでは『犬夜叉』の全167話)、2008年2月23日の放送分で総話数が200話に、さらに2010年2月6日の放送分で総話数が300話に達した。2010年1月10日から同年3月28日まで毎週日曜日の26:00 - 26:30にテレビ東京でのみ、『深・ケロロ軍曹』のタイトルで再放送されていた(放送内容は不順)。次回予告部分は本放送と異なり、『メンドク星マーチ』のインストゥルメンタルBGMを15秒でナレーションなしで予告されている(最終話のみ『ケロロ軍曹乙』予告のためナレーションあり)。第352話では、俳優の田辺誠一が闇鍋奉行ナベベ役でゲスト出演した。2011年4月2日(『ケロロ軍曹乙』は同年4月3日)をもって一時的に放送終了。これ以降のテレビ東京系で改題や話数をリセットをせずに続く最長寿アニメは本作の半年後の2004年10月5日から始まった『BLEACH』となる。詳細は下の各シーズンの特徴の節を参照。放送終了後の2011年4月5日から、テレビ東京系列6局において『ケロロ軍曹アンコール!』として当番組の再放送がされた。内容は7thシーズンのAパートに加えてテレビ東京のみで放送された『ケロロ軍曹乙』のエピソード(Bパート)が放送されていた(総括すると『ケロロ軍曹乙』の再放送であった)。2012年4月3日で『ケロロ軍曹』は第1話に回帰している。これ以降放送されていた『ケロロ軍曹アンコール!』は実質『ケロロ軍曹』の再放送であった。『超速変形ジャイロゼッター』の放送開始に従い、2012年9月25日をもって終了し、『NARUTO -ナルト- SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』が30分繰り上げられて当枠に移動した。その後、長らく動きはなかったが、2014年春より『ケロロ 〜keroro〜』と題したフラッシュアニメがアニマックスで放送開始となることが発表され、同年3月22日から9月6日まで放送された。本作は放送4年目までテレビ東京系列では1年ごとに放送時間が移動しており(放送7年目は時間短縮)、放送1年目は1stシーズン、2年目は2ndシーズン、……と呼ばれる。シーズンごとの特徴には多少の変化が見られ、DVDも便宜上1年ごとに区切ってリリースされている。テレビアニメ化にあたって、いくつかの点が漫画設定から変更されている。シリーズ構成上の問題や、ファミリー向け・子供向けアニメとしてふさわしくないと判断された設定または、それに該当してひっかかるような設定などが変更の対象となっている(なお、漫画とアニメのオチが違うなどの作中の細かい部分は除く)。また、アニメ版で原作に沿ったストーリーを放送する際に原作で連載された時期(季節)とアニメでの放送時期(季節)が異なる場合はアニメで原作の設定を一部変更する場合がある。原作にあるパンチラなどのお色気や過剰な暴力場面などが大幅に削減され、程度の軽いものになったり映像が差し替えられたりしている。現段階ではアニメオリジナルとなる失禁・嘔吐物の映像も同じ扱いである。これらの要素は総監督(現・監修)である佐藤順一の判断で排された」と『テレビブロス』2005年5月14日号に記述がある。このことにより原作から変更された設定もある。また、放送コードによる制限を受けており、原作における宇宙人が地球のことを指す「ポコペン」という言葉が「ペコポン」になっており、同様に劇中劇の『ゲロロ酋長』も『ゲロロ艦長』に変えられている(「ポコペン」と「酋長」は侮蔑語に値し、放送禁止用語となっているためである)。ドラマCDや小説版でも同様である。原作ではパロディの元ネタとして『新世紀エヴァンゲリオン』(連載誌が同じ角川書店発行の『月刊少年エース』)や『ドラえもん』・『パーマン』などの藤子作品のネタが幅広く用いられて話が展開した(『ガンダムエース』創刊後、ケロロの設定も生かしたガンダムネタが増加したとの見方がある)。アニメ版では版権の使用権の影響でサンライズの親会社であるバンダイナムコホールディングス作品(特にガンダム・ウルトラシリーズ)や、東映製作のスーパー戦隊シリーズ(ギロロ役の中田譲治が俳優として出演した作品もある)およびメタルヒーローシリーズ・仮面ライダーシリーズなどのパロディが中心になっている。なおアニメでも藤子作品やエヴァンゲリオンのパロディは存置されており、いくつかは視聴者が作風についていくことのできる程度に緩和している。アニメのゲスト声優にはガンダムシリーズ(特に宇宙世紀を舞台とした作品)出演経験者が多く出演している傾向にあり、彼らが担当したキャラクターのパロディが加えられることもある。また、ケロロ小隊とガルル小隊の突撃兵(タママ&タルル)以外の声優は、1回はガンダム関連(SDガンダム関連を含む)の作品に出演しているメンバーで占められており、『超劇場版ケロロ軍曹』で漫画家の役で古谷徹が特別出演、同時期に放送されたTV版でゾルル兵長を矢尾一樹が演じたため、TV・OVA・映画のガンダムシリーズの主役・サブ級を演じた声優は全員アニメ版『ケロロ軍曹』に出演したことになる。第224話「追跡!セレブリゾート大捜査網であります」ではスタジオディーン作品の『逮捕しちゃうぞ』のパロディが放送された。この回では原作者である藤島康介はTwitterで視聴している様子をツイートしている。また、逮捕しちゃうぞのパロディは第339話の「ケロロ 恐怖の赤信号」でも放送された。これらの作品中では、『逮捕しちゃうぞ』の声優陣が多数起用されており、『逮捕しちゃうぞ』のアイテムであるモトコンポが登場したり、「足ブレーキ」といった技が登場している。日向夏美は『逮捕しちゃうぞ』の主人公の辻本夏実と名前と同じ読みであるため夏実の服装を着ている。最後には『逮捕しちゃうぞ』の服装をした秋と夏美が「逮捕しちゃうぞ!」と言う場面がある。これらのパロディは、タママ二等兵と二階堂頼子、日向秋と小早川美幸をそれぞれ同じ声優が演じている点が要因となっている。いずれも、原作とはストーリーが異なる、ほぼアニメオリジナルの回となっている。また、逆にパロディ化されたものも存在する。『SPA!』のflashアニメ課(現在配信終了)では、FROGMANがケロロへ、蛙男商会のロゴが「ケロロ男商会」へ、『秘密結社鷹の爪』の総統がケロロ(声:FROGMAN)へそれぞれ変更されていたことがある。3rdシーズン前期には、番組終了を連想させるような動きが見られた。3rdシーズン最初の回である第104話(テレビ東京では2006年4月7日放送)Bパートで、ケロロ小隊が許可無く東北地方へ慰安旅行に行ったのがケロン軍本部に発覚し、「あと175日以内に(テレビ東京では2006年9月29日(第129話)までに)地球を侵略せよ」というノルマを突きつけられた。その後カウントダウンは毎週着々と進み、エンディングテーマの直前に残り日数が表示されていた(途中から、ナレーターの「ペコポン侵略期限まで、あと○○日」という読み上げが入るようになった)。さらに、カウントダウンが0に近づくにつれて、カウンターに「マッシュ」と名づけられるなど、カウンターの存在が大きくなっていった。この動きにより、ネット上などで第129話に番組が終了するのではないかと言われていたが、カウントダウンは終了し第130話(2006年10月6日)以降も番組は継続して放送されている(カウントダウン終了の経緯はキルル.を参照)。主要人物のみ挙げる。エンディングのクレジットでは「CAST」と表記されている。主題歌中に使われるアニメーションについて解説する。1stシーズンでは主題歌にアニメオリジナルの楽曲を使っていたが、2ndシーズンでは主題歌をアニメオリジナルの曲ではなくタイアップ曲を中心に起用するようになった。劇場版・3rdシーズンは作詞や作曲に有名なミュージシャンとライターを起用し、同時期から4thシーズンまではアーティストには主にお笑い芸人を起用していた。なお、アニメの本編で主題歌のアーティストにちなんだパロディをすることもある。5thシーズンの初めは1stシーズン以来となるアニメオリジナルの楽曲が使われた。タイアップしていたソニー・ミュージックとそのグループ会社のキューンレコードとエピックレコードジャパンは2007年3月31日をもって契約解消した。4thシーズンに関してはOPテーマ、EDテーマ共に1stシーズン以来2年ぶりにビクターエンタテインメント(第181話以降はJVCエンタテインメントが担当)の楽曲に回帰した(アニメ編集のソニーPCLとの契約は継続)。また、4thシーズン終了をもってYOSHIMOTO R and C Co.,Ltdとも契約解消した模様。5thシーズン以降は代わりにランティスが担当している。ケロロ軍曹のアニメではかなり多くの曲が挿入歌として挿入されている。以下にその一覧と挿入された回を明記する。ただしあまりに多く挿入されているものは(略)とし、エンディングで「挿入歌」とクレジットがあった回は太字にし、原曲のままで挿入されていない場合は"斜体"にして補足を付記してある。また他にも曲に補足がある場合はそれも併記した。※1stシーズン中に発表された挿入歌の一覧。順序は『ケロロソング、全部入りであります!』に収録されている順番に合わせている。※2ndシーズン中に発表された挿入歌の一覧。順序は『ケロロソング、(ほぼ)全部入りであります!2』に収録されている順番に合わせている。3rdシーズンでは、「ウェットルキングのうた」(後述)が数度挿入されたが、詳細が判明したのは4thシーズンであり、ドラマCDやアルバムも発売されていないため、このシーズンで新たに判明した挿入歌はない。ちなみに、第155話で「ケロポッドシャッフル」によって流された曲は、順に「アフロ軍曹」→「侵略音頭」(「地球侵略音頭」)→「ケロッとマーチ」(「ケロッ!とマーチ」)→「アフロ戦争」(「アフロ戦争〜ダンス☆マンVSダソヌ☆マソ〜」)→「どすこい軍曹」→「ギロロの一番長い日」→「ナムルの純真」→「熱烈歓迎的えかきうた」(「ケロロ小隊公認!熱烈歓迎的えかきうた!!」(タママバージョン))→「556燃える愛のテーマ」である。以上の曲は全てこのアニメ用に書かれた曲であり、タイアップの曲は含まれていない。なお、4thシーズン以降のドラマCDおよびサウンドトラックはこれまでのビクターエンタテインメントに代わってflying DOGからリリースされる。メディアミックスでもさまざまなパロディが存在する。1stシーズンに発売されたドラマCDである。全5巻。各巻の発売日・サブタイトル・収録曲は以下の通り。発売年はすべて2004年。なお、第1巻のみ初回限定盤が存在し、特典として限定版BOXが付いている。各巻のトラックは次のようになっている。ただし、以下のような違いもある。2ndシーズンに発売されたドラマCDである。全5巻。各巻の発売日・サブタイトル・収録曲(エンディングテーマ)・初回限定盤特典は以下の通り。発売年はすべて2005年。各巻のトラックは次のようになっている。トラック2は「第二弾」の直後に前述のドラマサブタイトルが入っている。また、第5巻では予告がなく、代わりに「クリスマスプレゼント・スペシャルトラック」がある。いずれもフィーチャーフォン用。『愛爆発!地球消滅5秒前』が短編集、それ以外は長編となっている。設定は原作・アニメ双方のものが混在している。なお地球の呼称はすべて「ペコポン」になっている。また、2007年3月9日に劇場版第2弾の小説が発売された。すべてB6判で、定価は567円(税込)。『おあそびえほん』は、1から5までがそれぞれのアニメの中で各巻のテーマ(ケロロ小隊関連、メカ関連、作戦関連、スポーツ関連、食べ物関連)に準じた作品のセレクト、6は『超劇場版ケロロ軍曹』を絵本化したもの。各巻には色々な遊びなどが入っている(なお、題名の数字は正しくは丸数字)。定価はすべて税込とする。ケロロとギロロの地球(ペコポン)侵略ラヂオを参照。「ケロロ軍曹 プラモコレクション」。バンダイより発売中。(DX01.02とそれ以降は箱のサイズ仕様が異なる。(ランナー分割方法が異なるため)2009年6月より公演される劇団飛行船によるマスクプレイミュージカル。DVDはバンダイビジュアルより、2004年8月27日から2012年2月24日にかけて発売された。郵便局(現・日本郵便)より発行。以下の長編5本・短編3本がある。短編は同時上映の長編記事で解説する。劇場版の製作委員会について記述する。同作の製作委員会は以下の企業から成り立つ。そのうち、NTTドコモはシリーズ4作目より。2012年製作のプラネタリウム映画。投映時間約24分。2014年8月2日-24日には『SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ』の大ケロロ展で無料スクリーン上映。『ケロロアワー』("kerorohour")は、2014年3月22日より9月6日までアニマックスで放送されたケロロ特集1時間番組枠。新作であるフラッシュアニメ版に加え、テレビアニメ再放送を『ケロロ クラシック コレクション』として2話放送。視聴者参加企画として番組最後にイラストなども紹介。『ケロロ 〜keroro〜』は、原作誕生15周年を記念し、2014年3月22日より9月6日までアニマックス内『ケロロアワー』枠で放送されたショートフラッシュアニメーション。制作はサンライズとギャザリング(「制作協力」名義)が担当。メインスタッフが大幅に変更されており、原作者の吉崎観音も制作に参加している。全23話、1話3分、本編150秒。設定はアニメ版ではなく、原作版に基づいている(冬樹の学年が小学6年生であることや、サブローではなく623となっているなど)。キャラクターデザインもより原作に近いものに変更されている。第1話はケロロが日向家に来る話から始まり、第9話以降は旧アニメ版終了後にデビューした主要人物(新ケロロ、火ノ原灯、金阿弥明、ブラックスター等)も登場した。藤原啓治によるナレーションは第8話と最終話を除き廃止され、主に登場キャラクターの声優陣がナレーションを務めている。上記のアニメ版と異なり、現在に至るまでDVD化されておらず一部のエピソードが「ケロロ軍曹25.5巻」に収録されている。
出典:wikipedia
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