兵庫県立淡路高等学校一宮校(ひょうごけんりつ あわじこうとうがっこう いちのみやこう)は、兵庫県淡路市郡家(ぐんげ)に所在した県立高等学校。淡路市富島(旧北淡町)に総合学科を有する兵庫県立淡路高等学校の分校であり、校長は本校の校長が兼任していた。ただし、校歌(本校校歌3番は無し)、制服、教育課程などは本校とは異なる。校訓は「自主・創造・礼節」である。定員は40名。各学年1クラス。淡路島内の他校がそうであったように、かつては淡路農業高等学校には一宮校と同じような分校がいくつかあった。生穂、仮屋(淡路市)、鮎原(洲本市)の各分校が設置されていたが、昭和50年代を中心に分校の統合整理が行われた。生穂は1979年廃校、鮎原は1978年廃校、仮屋は1963年兵庫県立洲本実業高等学校東浦校へ所属替えが行われ、一宮校だけが淡路高等学校の分校として残った。前身である私立一宮実践女学校の設立者石上辰吉は、もと県立学校の教諭であり、あと1年で恩給がつくにも関わらず県立学校を退職し、女学校設立に奔走した。淡路島の将来は、母となる女性の教育にかかっているという思いで、私財を投げ打って地域の協力を得て学校を設立したという。しかしながら私立学校からの変革により、石上の立場は学校長から事務取扱となりやがて1945年退職となる。なお、当時敷地内にあった樹木が今も郡家の学校敷地内に残っているという。
出典:wikipedia
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