『みーたん』は、友美イチロウによる日本の漫画作品。双葉社の月刊雑誌『コミックハイ!』にて新創刊号(2005年5月号)から2009年5月号まで連載された。象徴的なまでに典型的なオタク青年・上原新人と笑顔で辛辣な毒舌を放つ全裸少女姿の地底人・みーたんの日常を描くギャグ漫画。月刊『コミックハイ!』新創刊時より連載開始、毎号巻末に収録される通常8ページの短編漫画で編集者による欄外コメント(煽り)によれば「読者アンケートで“つまらない漫画”3年連続第一位(2008年1月現在)」。いわゆるオタクネタがほとんどで、インターネットスラングやオタク文化の知識が必要な表現も多用される。しかしながらオタクに迎合的な作品ではなく、むしろ批判的な主張も強い。また、随所に様々な他作品のパロディも見られる。作品の特異性も去ることながら編集者による煽りにも特色があり概ね作者に対して攻撃的、批判的なコメントが述べられている。本作はタイトルページの大ゴマが人物のアップとふきだしで埋められる傾向があり、これについて第9・10話の煽りにて「タイトルロゴの入る位置を考えて描け」といったコメントが出されたが第11話でも同様の描き方であったためその回のタイトルはわざとロゴを人物の顔に重ねて入れるといったことも見られた。第22話で「通勤地獄覇王伝 第一部」が(実質その1話のみで)終了してからは、まるで本誌で終了した作品であるかのように扱われていた。次の2007年6月号表紙において友美の名前がマジックで潰されたようになっており、また本編の作者名が「大便モレタロウ」(ウンコモレタロウ)に改名された。さらに第24話以降では作者名は戻ったもののタイトルがロゴを含めて「むーたん」(第24話)や「かーちゃん」(第25話)、「ぴーたん」(第26話)に変更された。いずれも目次や次回予告、さらに『メンズヤング』など同社他誌における『コミックハイ!』の広告などにまで手が加えられていたが第27話ではようやく元のタイトル「みーたん」に戻った。第29話にて突如「最終回」を宣言。しかし“第2巻収録分にあと1話足りなかったため”、第30話にて再度「最々終回」を宣言した。しかしながら、本誌次号予告や双葉社の同誌ホームページなどでは継続が予定されていた模様。世の中に絶望し、練炭自殺を決行しようとしていたオタク青年・上原新人の前に地下から全裸少女が現れた。地底人のみーたんと名乗る彼女はガス爆発により実家を失った新人のマンションに居候することになり引きこもりニートの新人の代わりにオタク達と交流、世の中をナメている彼らに笑顔で鋭い毒舌を浴びせかける(しかし、決して見下した視線ではない)。※双葉社「アクションコミックス コミックハイ!シリーズ」。これは双葉社公式サイトの表記で実物の本には「Action Comics COMIC HIGH'S BRAND」(アクションコミックス コミックハイブランド)と表記して刊行されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。