GIOP(General Inter-ORB Protocol)とは、分散コンピューティングにおけるObject Request Broker(ORB)間の抽象プロトコルである。このプロトコルに関する標準規格はObject Management Group(OMG)が管理している。IIOP(Internet Inter-ORB Protocol)とは、TCP/IP上の GIOP の実装である。つまり、抽象プロトコルである GIOP の実体化である。Object Management Group は GIOP を以下の3つに分けて定義している:バイナリ形式でGIOPメッセージをダンプ表示すると、ヘッダが独特であるために即座に判別できる:メッセージは整数タグ付きの任意のデータフラグメントの転送にも使われる。そのようなデータフラグメントはサービスコンテクストと呼ばれ、必要に応じて通信標準規格を拡張するのに使われる。例外を投げるサービスコンテキスト、文字コードを指定するサービスコンテキストなどが標準で用意されている。クライアントとサーバのインターセプターでメッセージにサービスコンテキストを付加してやり取りすることも可能である。CORBA、IIOP、OMG などの略称は Object Management Group の登録商標であり、利用には注意が必要である。しかし、GIOP は登録商標ではない(list of OMG marks参照)。したがって、場合によっては GIOP という用語を使った方がよい。
出典:wikipedia
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