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ラグナロクオンライン

『ラグナロクオンライン』(Ragnarok Online、略称はRO)は、韓国のゲーム会社グラビティ (Gravity Corp.) によって製作されたオンラインゲームである。種別としては多人数同時参加型オンラインRPG (MMORPG) に分類される。公式イラストの多くは雄一郎が担当。壁紙、4コマ漫画なども手がけている。プレイヤーが最初に降り立つ国はルーンミッドガッツ王国と呼ばれており、「剣と魔法のファンタジー」といった世界だが、別の国では科学技術が発達しており、蒸気機関や飛行船などが行き交い、銃が登場する国もある。原作が北欧神話をベースにしているため、北欧神話の用語やアイテム、NPCが多数登場する。ただし、飽くまで名前を借りているに過ぎず、由来とはあまり繋がりがない設定でもある。なお、飛行船やガーディアンといった機械にはルーン機関というものが組み込まれている。これは一般には秘匿されており、プレイヤーも特定のクエストを行うまで知ることはない。当初は「人とモンスターが争う世界」「世界各地で起こった異変の調査」がコンセプトであったが、後に大きく変更され、「人間の醜さ」と「困難に立ち向かう強さ」や「人とモンスターが手を取り合う」などが多く描写される用になった。ストーリーを追ううちに各国家間の確執、野望が次第に明らかになっていく。プレイヤーは、この狂乱に巻き込まれた人物たちと対話し、解決を図るのが主となる。時はA.W.1003年神々の父オーディンを主神と崇拝、信仰するルーンミッドガッツ王国。かつて最盛を誇った古代文明の地に立てられた近代国家、シュバルツバルド共和国。オーディンの娘フレイアを主神と称え、崇拝するアルナベルツ教国。人間たちが持つ善と悪。利権のために互いに傷つけ合い、争う人間たち。魔族と神々は、静かにミッドガルドの世界を見守っていた。韓国の漫画「ラグナロク」(作:이명진(イ・ミョンジン、李命進))の世界観を元にしたゲーム。キャラクターイラストの可愛さなどで人気を集めている。金学奎(キム・ハッキュ、2007年7月現在、IMCGames社の社長)がグラビティ社在籍時に製作した最初のオンラインゲーム。ゲーム画面では、3Dのフィールドに2D(ドット絵)のキャラクターを動かす。これは多人数同時参加型オンラインRPG (MMORPG) の中では少数派だが、ファイナルファンタジーXIなどの3Dポリゴンキャラクターを用いたものと比べ、若干要求スペックが低く、接続人数過多による障害を除けば快適にプレイできる。韓国以外では、台湾・香港、日本など東アジアから始まり、中国、ヨーロッパ、インド、ブラジルなど世界中で運営されている(詳細はサービス提供国の節を参照)。国際 (iRO) やヨーロッパ (euRO) などへは日本からも参加可能。地域ごとに運営会社は異なり、日本ではガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が2002年12月1日より正式な商用サービスを行っている。海外では、iROのようにグラビティ社直営の地域もある。ドット絵のプレイヤーキャラクターやモンスター、カードの一部は愛らしく、女性や低年齢層にも人気が高い。インターネット上には、同作品のキャラクターを題材にしたイラストサイトや同人誌などが多数あり、ガンホーも多数のイラストレーターを起用してアンソロジーコミックなどを発売している。デフォルメされながらも4頭身と細部の作り込みが可能な大きさで、色数も多く、陰影もリアルに仕上げられ、動きも作りこまれたキャラクターは、ドット絵そのものとしての人気も高い。「studio DTDS」所属の韓国のイラストレーターMONSTER GOGOやyoyo、MILKTEAなどによる公式イラストも、人気である。3Dのフィールドやオブジェクトと2Dのドット絵キャラの組み合わせは、グラビティ社がラグナロクオンライン開発前に制作したアークトゥルスでも使われており、テクスチャの一部はそのまま流用されている。韓国の音楽家集団SoundTeMPが制作したBGMは、質の高いことで知られている。また、これをアレンジした曲を公開しているウェブサイトも多数存在する。クライアント内の音楽データは、MP3形式で収録されている。α版テスト時には44kHz/160kbpsだったが、β版テスト以降は22kHz/80kbps程度の品質で収録されている。ラグナロクオンラインは原作漫画『ラグナロク』の始まる前という設定である。原作の主人公が使う必殺技などがゲーム内でも使える。原作とはっきりとした地続きの作品だが、不一致な部分がところどころ存在している。(一例として、光の神バルドルの母は原作では「ティアメット」だが、ゲームでは「フリッグ」であるなど)ラグナロクオンラインは、イ・ミョンジンの原作から約800年前の世界が舞台となっている。ミッドガルド大陸には3つの大国が存在する。プロンテラを首都とする魔法王国ルーンミッドガッツ、ジュノーを首都とする先進国家シュバルツバルド共和国、ラヘルを首都とする宗教国家アルナベルツ教国が共存している。過去に、人間族、神族、魔族による長きに渡る戦争があった。3つの種族はその消耗を避けるため休戦に入り、それから1,000年の年月が経った。復興により人間はその過去の記憶を忘れ、文明を発達させ己の欲望を満たすようになっていった。その一方で各地で起こる天災、動植物のモンスター化、そして魔族の出現。ルーンミッドガッツ王国の国王トリスタン三世のお触れにより、冒険者は平和を支えているとされる「ユミルの欠片」を探すために旅立っていった。なお、「ユミルの欠片」が公式で「爪角」と表記されているのは、韓国語から日本語に翻訳する際に生じた誤訳である。各国への商業展開にあたり、進出した地域の特色を出したローカルマップを作成し提供していた。ローカルマップは、日本(アマツ)、台湾(コンロン)、中国(龍之城)、タイ(アユタヤ)と続いたが、ユーザーに不評だったため2005年3月に提供を凍結した。以後、ゲームの舞台であるルーンミッドガルド大陸のマップ拡張へと方針が戻された。この方針転換の後に、シュバルツバルド共和国の都市アインブロックなどが実装されている。一部に、アインブロックをドイツのローカルマップとする報道があったが、誤報である。フェイヨンの街は、開発メーカーがある韓国を題材としたマップだが、ローカルマップには含めない。なお、「モスコビア」はロシアのローカルマップだが、このプロジェクトとは別にロシアの運営チームが独自に開発、実装したものである。しかし韓国の開発チームから評価を得たため、正式にゲームに組み込まれることとなった。本編エピソードが停滞する2009年頃からは再びローカルマップ実装が再開され、モスコビア、ブラジル(ブラジリス)、インドネシア(デワタ)、フィリピン(ポートマラヤ)が実装されている。多くの多人数同時参加型オンラインRPG (MMORPG) と同じく、ラグナロクオンラインにはプレイヤーの最終目標というものは設定されておらず、ゲームクリアの概念はない。基本的には「レベルを上げる」「ゲーム内通貨を貯めて買い物をする」「レアアイテムを集める」「仲間とコミュニケーションをとる」「イベントに参加する」「モンスターと戦闘する」ことなどを繰り返すことが多い。ラグナロクオンラインでは、ゲームデータは常時保存されており、通常はプレイヤーがゲームデータの保存を意識する必要はない。サーバーエラーなどによるデータの巻き戻り現象や接続障害による回線切断が起きた場合、最後にログアウトした時点、あるいは最後にマップが切り替わった時点(厳密にはマップの管理サーバーが切り替わった時点、ローティング画面が表示される箇所)から再開する事例が多い。一般的なRPGでゲームデータの保存を意味する「セーブ」は、ラグナロクオンラインにおいては「キャラクターが死亡した際に戻る安全な復活地点」を意味し、区別のため「位置セーブ」「セーブ地点」などと呼ばれる場合もある。位置セーブを行うには、(主に街中に設置されている)特定のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)に話しかければよい。話しかけたNPCに応じて、復活位置は固定される。またイベントなどによって、自動的に(通常は位置セーブ不可能な場所に)位置セーブが行われることもある。ラグナロクオンラインには、常設のイベントと期間限定のイベントが用意されている。常設のものは通常「クエスト」と呼ばれ、期間限定のイベントと明確に区別される。クエストは主に、特定のNPCを訪ねて各地を巡り歩くことになる。クエストによってはゲーム内通貨を支払ったり、指定されたアイテムを指定された数だけ集めたり、特定の敵と戦闘を行ったりするものもある。クエストの報酬は主に経験値だが、レアアイテムが獲得できるものや、特定のダンジョンに入場できるというものもある。またプレイヤーキャラクターを転職させる際にも、職に応じたクエストをクリアする必要がある。運営会社主催のイベントや、ネットカフェもしくはユーザー主催でのイベントが、ゲーム内、オンラインのみならずオフラインにおいても時折開催されている。ラグナロクオンラインでは、一般的なRPGと違い、モンスターを倒しても直接的にゲーム内通貨は得られない。モンスターを倒すなどしてアイテムを獲得し、それをNPC商人に売却したり、他のプレイヤーに販売することで通貨を取得する。通貨はアイテムを購入する際に必要である他、NPCからサービスを受けたりイベントに参加する際に手数料として必要な場合もある。ゲーム内通貨の単位は「Zeny(ゼニー)」(略号は「z」)。モンスターを倒すと、モンスターごとに決められたアイテムが決められた確率で出現する。モンスターが倒れたときにアイテムが出現することを、ゲーム内では「ドロップ」(邦訳して「落とす」と俗称される)と称する。1種類のモンスターは最大8種類のアイテムをドロップし、同時に複数種類のアイテムをドロップすることもある。中にはモンスターを倒す以外の方法では手に入らないアイテムもある。アイテムは大きく分けて、以下のように分類される。装備品以外のアイテムは、同じ種類のアイテム複数個を重ねて扱われる。ただし見た目も名前も同一で効果が異なるアイテムは、別アイテムとして扱われる。ある収納場所から別の収納場所へ移動させる際のみ、個数を指定して分けることができる。装備品は常に、1個で1種類のアイテムとして扱われる。武器・防具はまとめて「装備」「装備品」などと呼ばれる。これらのアイテムは一般的なRPGと同様、装備することでキャラクターの攻撃力や防御力を高める効果がある。一部の装備品には、武器や防具としての基本的な性能の他に、「自分の能力を上げる」「本来使えない魔法などが使えるようになる」と言った特殊効果が標準で付与されているものもある。他にも、装備品の中には「カードスロット」を持つものもあり、それらはカードを用いて性能をカスタマイズ可能である。武器や防具を装備するにはいくつかの条件があり、概ねキャラクターのベースレベルと職業で制限される。原則として装備レベルの高いもの、より上位の職業に限られた装備品の方が強力だが、近年では関連商品の販促や有料サービスとして入手可能な装備品に、より制限が緩く、より強力な効果を付与されたものが多く見られるようになっている。装備品は種類により、体における「装備箇所」が決まっている。武器は右手および左手、“盾”は左手、“兜”は頭、“鎧”は体、“肩にかけるもの”は肩、“靴”は足である。その他に“アクセサリー”を最大2種類装備できる。近年では「セット効果」を持つ装備品も増えている。これは、同時に装備することで特殊効果を発揮する、いわば組み合わせ効果である。武器には片手で持つものと両手で持つものがあり、両手武器は同時に盾を持つことができない。また片手武器は通常右手にしか持てないが、一部の職に限り、2種類の片手武器を両手にひとつずつ持てる(左手に武器を持った場合も、盾は持てない)。弓や銃と言った武器には、別に矢や弾丸が必要であり、攻撃するごとに矢や弾丸を消費する。装備品のうち、武器と盾と兜はキャラクターの外見にも反映される。兜は装備すれば、即座に外見に反映される(武器と盾はスキルモーションを起こす等が必要)。キャラクター単体の外見ヴァリエーションに乏しいROにおいて、兜は個々のキャラクターを識別する要素のひとつとなっている。兜を装備する頭部は上中下段の3つに分けられており、各段にはそれぞれその段用の兜しか装備できない。また、上中段や中下段のように頭部の2ヶ所以上を占有するタイプの兜も存在し、装備箇所が重複するような組み合わせでは装備できない。ちなみにほとんどの場合、上段は前頭部から後頭部、中段は目元や耳、下段は口元の装備品としてグラフィック化されている。近年では、アニメーションで「動く」兜や、キャラクター死亡時には離れた箇所に落ちているグラフィック(見た目だけで装備は外れていない)の兜、見た目のみ変更される[衣装]という分類の兜も見られる。武器と盾はそのキャラクターが武器攻撃の最中のみ表示され、専用グラフィックが用意されていないものも多い。カードとは、装備品の性能をカスタマイズできるレアアイテムである。カードはモンスターの名を冠しており、カードごとに決まった効果を持つ。また公式イラストレイターが描いたモンスターのイラストを見ることもできる。カードを得るには、そのモンスターを倒さなければならない(基本ドロップ率は1/5000)。他種のアイテムと異なり、アイテムを盗むスキルで得ることはできない。武器・防具には、それぞれに決まった数のスロットがあり、空いたスロットにカードを挿すことで敵により多くのダメージを与えたり、敵からの攻撃ダメージを減らしたり、自分の能力を上げたり、本来は使えない魔法を使えるようになったりなど、様々な特殊効果が付与される。一度刺したカードを装備品から外すことは不可能である。また、カードごとに、武器用・盾用・鎧用などのように刺せる装備箇所は決まっている。複数のスロットを持つ装備品の場合、同種のカードを複数枚挿すこともでき、カードによる特殊効果も重複する(ただし、効果が重複しないカードや複数枚挿しそのものが無意味なカードも存在する)。挿されたカードの種類に応じて、装備品のアイテム名には特定の形容詞が付加される。なお、同種のカードが複数枚挿された装備品の場合、2枚ならば「ダブル」、3枚ならば「トリプル」、4枚ならば「クワドロプル」の形容詞で示される。スロットエンチャントとは、装備品にカードスロットを追加するシステムである。ラグナロクオンラインの装備品には、同種ながらカードスロットの数の異なる装備品が存在する。例えばマインゴーシュには、カードスロットが3つのものと4つのものが存在している。同種の装備品であっても、スロット数が多いほどカードによるカスタマイズの自由度が高まるため、スロット数の多い装備品は貴重で強力である。そうした貴重で強力な「スロット数の多い装備品」を、「スロット数の少ない装備品」を材料にして作り出すのがスロットエンチャントである(実質的には「スロット数の少ない装備品を、スロット数の多い同種の装備品と交換する」と考えた方が良い)。スロットエンチャントが可能な装備品は、装備品の中でもごく一部のものに限られる。また、装備品もスロットエンチャントの難易度によりランク分けされている。精錬とは、武器の攻撃力や防具の防御力を強化するシステムである。精錬された装備品には、アイテム名に精錬度を示す数値が付加される。精錬度は最大+10で、精錬度が高いほど装備品は強力になる。また、特定の数値以上の精錬度にすることで追加効果を発揮する装備品なども存在する。精錬を行うには、特定のNPC(転生職実装以降は、特定のスキルを習得したプレイヤーキャラクターも)に精錬を依頼する必要があり、また精錬石と総称されるアイテムを消費する。精錬には成功度が設定されており、精錬度が高くなるほど成功率は低くなる。また、武器には武器LVが存在し、この数値によって失敗せず精錬できる上限値が異なる(LV1は+7、LV2は+6、LV3は+5、LV4は+4、防具は+4まで)。精錬に失敗した装備品は(カードが刺さっていれば、それらのカードも同時に)消失する。露店とは、プレイヤーキャラクターがアイテムを他プレイヤーへ直接販売するシステムである。露店販売を行っているキャラクターは、頭上に露店アイコン付きのふきだしが表示される(販売者当人には表示されない)。購入者側はそのふきだしをクリックすれば、その露店の販売品目を自由に見られる。ただし同時に複数の露店を見ることは不可能である。また露店の表示価格は、桁数に応じた色である程度識別できる(最初期に横行した桁数詐欺への対策)。露店販売を行うには、特定の職業でスキルを習得する必要がある。収納場所に制限を受ける一部のアイテムを除き、販売可能なアイテムの制限はない(収納場所の制限が事実上の販売制限である)。露店では複数種類のアイテムを同時に店頭に出せ、店頭に出す個数や価格は個別に自由に設定できる(ただし価格の設定上限は99,999,999z)。同じ種類のアイテムを異なる価格で店頭に出すことも可能。店頭に並べたアイテムが売れた場合、どのアイテムが何個売れたかがメッセージ欄に表示される。また露店販売中は攻撃や移動が不可能になるなど、キャラクターの行動が制限される。NPCを雇ってアイテムの委託販売を行うようなシステムは、ラグナロクオンラインには実装されていない。そのため露店販売にはプレイヤーキャラクターを使用する必要があり、販売者側にとって露店販売中は事実上プレイ不可能な状態となる。そのため食事や風呂、睡眠や外出などの時間を利用して露店販売を行うプレイヤーも多く見られる。露店の設置場所について制限はないが、不慮の事故によるキャラクターの死亡(で受けるペナルティ)を避けるため、また商品の販売を促進するため、比較的安全で人が多く集まる街や街の周囲に露店を設置する場合がほとんどである。特にプロンテラの中央噴水から南門へ至る大通りは、サーバーを問わず多くの露店が密集している。イベントなどで人が密集する場合、そうした場所に露店を設置する者も少なくない。ダンジョンなどの危険なマップでも露店の設置は可能だが、死亡のリスクや他のプレイヤーが戦闘時に誤クリックする可能性などを考慮して、多くのプレイヤーは避ける傾向にある。なお販売者はアイテムの価格を自由に設定できるが、それぞれのアイテムには実用性と入手率と需要に応じた相場が形成されており、アイテムの価格はある程度の範囲に収まっているのが実情である。またイベントやゲームバランスの調整、新規アイテムの実装などによって、時折投機的な価格変動も起きている。倉庫とは、アイテムをNPCに預けられるシステムである。1つのアカウントにつき倉庫を1つ持ち、同一アカウントの異なるキャラクター間で共有される。倉庫を利用するには、(主に街中に設置されている)特定のNPCに話しかければよい。ただし1回につき数十z程度の利用料を支払うことになる。また、倉庫に預けることのできるアイテムは最大600種類(2009年6月9日より。それ以前は300種類)、1種類のアイテムにつき最大30000個(2009年6月9日より。それ以前は60000個)までである。倉庫を経由すれば、同一アカウントの異なるキャラクター間でアイテムを自由に受け渡すことができる。このシステムを利用して、ひとつの装備品を異なるキャラクター間で使いまわしたり、あるキャラクターに必要な消耗品を別キャラクターで購入したり、あるキャラクターが獲得したアイテムを別キャラクターで売却したり、などの行為が日常的に行われている。パーティーとは、複数のプレイヤーによって一時的に組まれたチームである。ゲームシステムに用意されているパーティシステムを利用し、1名~12名のパーティを組むことができる。パーティーは主に、対モンスター戦闘に際し複数のプレイヤーが協力し合い、1人では倒せない(あるいは非常に苦戦する)より強力な敵を倒すことを目的として組まれる。詳細はパーティプレイを参照のこと。また、パーティーを組むことが前提条件となっているクエストなどもあり、その場合は対モンスター戦闘を行わなくても、他に参加プレイヤーがいなくても、パーティーを組むことになる。パーティーを組むには、リーダーとなるプレイヤーキャラクターで所定のコマンドを打ち込めばよい。するとリーダー1人のパーティーが結成され、パーティー未加入のプレイヤーキャラクターに対して「パーティー参加要請」を送れるようになる。参加要請を受けたキャラクターは、そのパーティーに参加するかどうか任意で決めることができる。リーダーやその他のメンバーは自由にパーティーを脱退できる(リーダーが脱退したパーティーは、パーティーとしては機能するが、リーダーによる各種パーティー設定の変更やパーティーメンバーの追加が不可能になる)。またリーダーが他のメンバーにリーダーを委譲する機能もある。パーティーは見知ったプレイヤー同士で誘い合って組む場合も多いが、パーティーメンバーを探しているプレイヤーが集い、募集チャットを立てるなどして条件の合うプレイヤーを探す「臨公広場」と呼ばれる区域がワールドごとに存在する(臨公=臨時公平パーティの略)。臨時広場はプレイヤー同士で自然発生的に決まった区域であり、公式に認定されている訳ではない。日本ではプロンテラの街の剣士ギルドが過去に存在した(イズルードの街に移転したため)空き地、あるいはプロンテラの街の南の城門の外が臨公広場となっているのが一般的。ギルドとは、プレイヤーが集まって作る集団である。パーティシステムを拡張したもので、より大規模な集団である。ギルドシステムでは、ギルドメンバー間のみでの会話や、メンバーに職位(称号、肩書き)を与えることができる。パーティシステムと異なり、ギルドを設ける際にはエンペリウムというアイテムが必要である。また、ギルドに所属するメンバーの得た経験値をギルドに上納することでギルドレベルを上げ、ギルドがギルドスキルを習得できる。ギルド結成当初は16人まで加入できるが、スキルを取得することで同一ギルドに最大56人まで所属させられる。ギルドマスターはギルドに「エンブレム」と呼ばれるドット絵を設定できる。このドット絵(とギルド名)は所属キャラクターにカーソルを合わせることで見られるほか、ギルド攻城戦(後述)で砦を占領した際にマップ上のフラッグ(垂れ旗)にも表示される。モンスターは、一般的なコンピュータRPGと同様のHPや経験値、種族や属性、戦闘用スキル、ドロップアイテムなどを持つほか、サイズ(大きさ)やモンスター専用の特殊な行動や能力を示す属性などが設定されている。ラグナロクオンラインでは、モンスターを倒すことで経験値とアイテムを獲得できるが、これらにはモンスターに与えたダメージ量に比例した「優先権」が設定されている。通常モンスターとMVPモンスターで処理が若干異なっており、MVPでないモンスターの場合は「ファーストアタック権」が存在し、そのモンスターに最初にダメージを与えたプレイヤーに全体の30%の優先権が与えられ、残りの70%を与えたダメージ量によって比例分配する。つまり、ファーストアタック権を得たプレイヤーならば、与えたダメージの30%が自分であれば優先権1位を獲得できる。MVPモンスターの場合はこのファーストアタック権が存在せず、純粋に与えたダメージの比率のみで決まる。ここでいう「与えたダメージ」とはモンスターのHPを減らした量ではなく、ダメージとして画面に表示された数字のことである。つまり「オーバーキル」分も計算に入るという事であり、極端な例で言うと、HP100のモンスターにプレイヤーAが99ダメージを与えていたとしても、プレイヤーBがその後に一撃で50000ダメージを与えてしまうと、優先権1位はプレイヤーBとなる。ソロプレイは、誰とも協力せずにモンスターを倒し、経験値やアイテムを獲得する行為である。ソロプレイは、一般的なコンピュータRPGと同様の感覚で単独でモンスターと戦闘する。パーティプレイを前提とする多くのMMORPGと違い、ソロ・パーティどちらでもレベルを上げられるのが、ラグナロクオンラインの特徴でもある。ゲームへのログイン・ログアウトが「(一部を除き)ダンジョン内でもどこでも」できるため、手軽にいつでも遊びやすいと言える。ただし「モンスターを倒し経験値を得て成長する」というシステム構造であるため、非戦闘型やパーティーメンバーを守ることに特化した型など、モンスターを倒すのに不向きなキャラクターがソロプレイでレベルを上げるのはやはり困難である。パーティプレイは、複数のプレイヤーがパーティーを組み、協力し合って経験値やアイテムを獲得する行為である。パーティは主に「経験値分配」と「アイテム取得権利分配」と「取得したアイテムの行き先」の3つにおいて設定が可能。システムリニューアル以前は、この内「経験値分配」のみパーティを作った後で変更が可能であった。他の2項目はパーティを作成する時に1度だけ設定でき、その後変更するにはパーティを解体して作り直さなければならなかった。2010年7月6日のシステムリニューアルに伴い、現在はパーティ設定ウィンドウからこれらの設定も変更可能となっている。こうして組まれたパーティで狩りをし、ある程度狩りをして街に戻ってきた後は、取得したアイテムの処分を行う(通称「精算」)。収集品などの特別な価値の無いアイテムはノンプレイヤーキャラクター (NPC) 商人に売却し直接現金化し、別途取引価格が存在するようなレアアイテムはパーティメンバーの間で競売を行ったりして現金化し、その現金をパーティメンバー全員に分配するという流れが一般的。マップでのモンスターの面積あたりの密度は一定であり、多人数で素早く倒して移動して次のモンスターを探すより、分配する人数が少ない方が経験値を獲得する効率が良い傾向にある。そのため、パーティメンバーの募集は少人数で且つ優れた能力を持つキャラクターに偏る傾向が強い。低レベルの強くないキャラクターはパーティから排除され孤立してしまうという弊害や、キャラクターの特定の職、ステータス、スキルなどの均一化、すなわちキャラクターの多様性の豊かさが失われることを、促進する弊害を、生んでいるとの指摘がある。ただし近年では5-8人などの大人数パーティでも十分な経験値が得られたり、またそもそも少人数では対抗できないほど大量かつ強力なモンスターが押し寄せる難易度調整のマップも登場している。ギルド攻城戦(日本での略称は攻城戦または「GvG」)とは、ギルド間同士で行われる争奪戦イベントである。対人戦 (PvP) をベースとして発展させたもの。略称の「GvG」は、対人戦の略称であるPvPにちなんで付けられたものであるが、後述の「GvG」(ギルド対戦)とは全く関係ない。海外の英語圏のラグナロクオンラインでは「The War of Emperium(略称はWoE)」と呼ばれる。専用マップに存在する「砦」の内部へ侵攻し、最も奥の部屋にあるエンペリウムを破壊すると、破壊したプレイヤーの所属するギルドが砦の(一時的な)主になる。イベント時間内であれば何度でも、その砦の主でないギルドがエンペリウムを破壊して砦を奪っても構わない。最終的には、イベント終了時点で砦の主になっていたギルドがその砦を占領したことになる。日本では毎週日曜日の20時から自動的に開催され、22時に自動的に終了する。ヴァルキリーレルム(プロンテラ)、チュンリム湖(フェイヨン)、ルイーナ(アルデバラン)、ブリトニア(ゲフェン)の従来からある砦にくわえ、2008年11月25日より新たにヴァルフレイヤ(アルナベルツ教国)、ニダヴェリール(シュバルツバルド共和国)の2つのフィールドを加え、各フィールドに存在する合計30ある砦(ギルドアジト)を占領することを目標とした、ギルド間での争奪戦である。海外では開催日や開催場所が日本と異なることもある。海外地域の多くは週2回開催される。例えば、国際のラグナロクオンライン (iRO) では日本時間の木曜と日曜の2回。砦の出入り口などには占領しているギルドのエンブレムを表示するフラッグが立てられる。占領したギルドのメンバーには一部のフラッグから砦内部にワープできるなどの特典が与えられるほか、ギルドマスターが砦にいる執事に話しかけることによってのみ行ける宝物庫があり、1日1回宝箱が商業値と呼ばれる値に応じた数だけ出現する。この宝箱でしか手に入らないレアアイテムもあり、ギルドの重要な収入源となる、このアイテムを手に入れるために、不正な手段(後述するBOT、詳細は日本のラグナロクオンラインを参照)によってレベリングされた高レベルキャラクターや高性能装備をリアルマネートレードなどで入手)を行うプレイヤーも中には存在する。対人戦 (PvP) と異なる点は、週に1回だけの開催、かつ大人数を必要とする戦闘であるため、作戦やメンバーの役割分担、団結力が非常に重要な点である。ギルド攻城戦はバランス調整のため、対人戦よりもスキルや機能が制限されている。対人戦(略称はPvP)は、プレイヤーまたはパーティ同士で行われるの対戦である。PvPには、特定のノンプレイヤーキャラクター (NPC) に話しかけると参加できる。参加の際に規定のゲーム内通貨が消費される。対人戦には初心者向けのヨーヨーモードと上級者向けのナイトメアモードがある。対人戦はギルド攻城戦と異なり、誰でも常時行える。ギルド対戦(略称はGvGだがギルド攻城戦とは異なる)とは、ギルド同士で行われる対人戦である。日本のラグナロクオンラインではめったに行われない。ルールは開催の都度異なる。日本のラグナロクオンラインでは、2003年12月にクリスマスユニオンとしてワールドごとに砦のある4地方の対抗戦として、各箇所5つの砦を所有するギルドから参加者を出しての変則的な試合が行われた。初の試みだったために不手際が多く、試合開始時刻が大幅に遅れるなど問題が起こった。特に、Lydiaサーバー内では、ある人気プレイヤーを参加させようと有志が集って砦を入手したが、そのプレイヤーが管理側のミスで参加できず、一晩以上も話し合いが行われた末に、再試合が行われた。2004年には世界大会「RAGNAROK ONLINE WORLD CHAMPIONSHIP(以下RWC)」が行われ、日本からは国内の予選を勝ち抜いた2ギルドが参加した。この決勝戦は、韓国でオフラインイベントとして行われ、世界中の強豪プレイヤーが会場に集まった。優勝・準優勝は香港と台湾の連合チームだった。この時上位ギルドには、現実世界の賞金とゲーム内の豪華アイテムが賞品として渡された。翌2005年より、オンラインによる各ブロックの予選トーナメントを勝ち抜いたギルドが出場する全国大会「RAGNAROK ONLINE JAPAN CHAMPIONSHIP(以下RJC))」の決勝トーナメントがオフラインイベントとして行われた。2006年、2007年にも開催された。2007年の同大会のファン感謝祭において、RWC2007の開催が発表された。開催日は2007年7月21・22日の予定、開催地は韓国ソウル市。日本代表の選出は改めて予選が行われる予定だが、RJC2007の上位ギルドは参加の意思があれば何らかの特例措置が取られる模様。前回の2004年の時と比べると運営国が増え、転生職の実装等により更に熱い世界大会が期待される。2011年9thアニバーサリー記念の企画として、jRO全25ワールドの日本一を決めるワールド対抗戦が初めて行われた。各ワールド代表ギルドを砦取得数ポイントで決め、最大112人が参加できる形式。全6日間の日程でトーナメント大会が行われた。元々、ワールドの垣根を越えたギルド対戦はユーザー要望の高かった企画である為、盛況の様を見せた。PK(プレイヤーキル)、すなわちプレイヤーを殺す行為はUrdrワールド限定のシステムである。Urdrワールドでは街と一部のフィールドを除いた多くの場所で対人戦が可能となっている。また特定の条件を満たした上でプレイヤーキルを行うとキラーポイントが上がる。キラーポイントが100を越すと、そのキャラクターはマーダラーとなり、キャラクターネームの表示が通常の白色から赤色に変化、経験値2倍、ボーナスステータスポイント、倒したプレイヤーから経験値を吸い取る等の特殊ボーナスを得ることができる。キラーポイントの量が上位10位以内のプレイヤーは、キラーランクに名前とポイントが掲載される。キューペットシステムとは、特定のモンスターをプレイヤーのペットにすることができるシステムである。「Episode 1.5 Attack of the Ancient」のアップデートで実装されたシステムで、モンスターを捕まえるにはモンスターごとに定められた「テイミングアイテム」を対象のモンスターに使用し、出現するスロットマシーンで当たるとモンスターをペットとして入手できる。入手した時点では卵の状態で、孵化させるとペットとして連れて歩ける。一部の例外として2009年の正月イベントからテイミングアイテムによる捕獲ではなくイベントによってもらえるキューペットが登場した。キューペットは「親密度」と「空腹度」のバラメータをもつ。親密度は、適度にエサを与え続け、空腹度を調節し続けることで上昇する。逆にエサを与えない、もしくは与えすぎる、またはペットを連れた状態で戦闘不能になると親密度は低下する。親密度が高いとキューペットが話しかけてきたり、パフォーマンスを行ったりする。逆に親密度が低いとペットは何もしなくなり、この数値が一定値を下回るとペットは逃走してしまう。キューペットは一切戦闘に参加せず、喋ったりパフォーマンスをするだけだが、そのエサにいくらかの金や労力が必要で、完全な娯楽である(ただ2009年からアイテム装備によって戦闘、もしくは一部のイベントに影響するキューペットが登場している)。再び卵の状態に還元することで、通常のアイテムと変わりなく他のプレイヤーに譲渡が可能である。大金を出して希少なキューペットを手に入れようとするプレイヤーや、販売目的でペットを手に入れようとするプレイヤーが存在する。キューペットには名前をつける事ができるが、名前の設定は最初の1回のみで、後から変更する事も名前無し状態に戻す事もできない。名前を変更したキューペットを卵に戻して他人に販売する事もできるが、当然ながら購入したプレイヤーは名前を設定する事が一切できず、前の持ち主がつけた名前のままでキューペットを連れ歩くしかない。ごく初期は卵の状態ではそれが名前が変更された後のものなのか判別する事ができなかったが、後に名前が変更されているキューペットの卵は「愛されている○○の卵」と卵状態でも名前が変わるようになった。3次職の開発と同時に進行された大幅なシステムリニューアル、これにより海外版では必要経験値やモンスターのステータス配置が大幅に変更された2008年に発表され韓国サクライで実装、その後2009年には韓国本鯖に実装しアップデートで多くの変更がおこなわれたのち海外には2011年に実装されたまた日本には2011年に独自仕様というかたちでリニューアルが行われておりリニューアル以前のシステムとなるべく似ている状態である(モンスターのステータスや配置があまりかわっておらず、必要経験値が従来のROそのままであり100以降も独自だが従来のROを思わせる必要量である)ステータスの表示や計算式の変更は海外も日本版も同様におこなわれている日本のラグナロクオンライン (jRO) では、作成できるキャラクターが1アカウントにつき3つまでとなっていたが、2007年2月27日のアップデートで5つ、2009年7月28日のアップデートで6つ、2012年4月19日のアップデートで12(これはサーバー統合により旧サーバーにあった各キャラクターの合計)まで作れるように拡張された。アカウント取得時に入力したキャラクターの性別の選択により、アカウント内の全てのキャラクターの性別は同一になる。ただし、韓国のkROの場合、住民登録番号の性別でアカウントの性別が決まる。また、日本でもテスト時は個人情報登録の性別がアカウントの性別になったが、正式サービス後は個人情報とは別にアカウント取得時にアカウント性別を設定するようになっている。初期の段階ではプレイヤーキャラクターがしゃべることはなく、選択肢を選んで会話を進めるというものでしかなかった。しかし、ミッドガルドの暗部が映されるアインブロックのアップデートあたりから、プレイヤーキャラクターに性格付けがほどこされ、NPCと会話するようになっている。しかし、異世界のアップデートあたりから口数が減り、必要以上にしゃべることがなくなってしまう。性格は好奇心旺盛で、感情の揺れ幅が激しい。ラグナロクオンラインでは、プレイヤーキャラクターに2種類のレベルが設定されている。一つはキャラクター固有のレベルであるベースレベル、もう一つは職業の習熟度を表すジョブレベルである。ベースレベルは転生を、後者は転職を行う(転生は必ずノービスハイへの転職を伴う)と1にリセットされる(テコン系列と忍者・ガンスリンガー・スーパーノービスは2010年8月現在、転生を行えない仕様となっている)。RPGのレベルアップには、キャラクターの能力を表す数値が自動的に上昇するタイプと上昇させるステータスを自分で調整するタイプがあるが、本作品は後者に該当する。レベルの上限は一次職及び二次職、転生後の一次職はベースレベルが99、ジョブレベルが50まで。転生二次職業全てと忍者・ガンスリンガーはベースレベル99、ジョブレベル70。スーパーノービスはベースレベル99、ジョブレベル70だったが現在はジョブレベル99に変更されたこと加え、限界突破クエストを完了することでベースレベル150、ジョブレベル50(クエストにより転職扱いのため)。三次職はベースレベル150、ジョブレベル50となる。本作品のステータスには、基礎となる6つのステータスと、基礎ステータスおよび装備品などによって決まる二次ステータスが存在する。レベルアップの際に取得するステータスポイントを、自分で振り分けて成長させる。99が限界値だが、装備品やジョブレベルなどの補正によって99+αという形で100以上になることも可能。また、三次職に転職したキャラクターと限界突破クエスト完了のスーパーノービスのみステータスの上限が120へと拡張される。キャラクターの職とその戦闘スタイルにより必要となるステータスが分かれている。ステータスを平均的に上げる「フラット型」、よりも2種類のステータスを集中的に上げる「二極型」の方が一般的に強いとされている(三次職に限ればフラット型も視野に入るが)。しかし二極型は2種類の性質にのみ特化することであり、不慮の事態や特定条件下に置かれた場合非常に弱いという一面も持つ(何故"二"極なのかというと、通常のキャラクターは特定のステータスにのみポイントを振り続けると、二つのステータスを99にしたところでちょうどレベルが99になるためである)。フラット型と二極型の中間で3種以上のステータスを上げるものを「バランス型」とプレイヤーたちは呼んでいる。基礎ステータスを元にして算出されるステータス。戦闘などにおける計算にはこの値が使われることが多い。スキルとは、キャラクターが使用できる特殊な技の総称である。選択できるスキルは職業毎に限られており(一部重複あり)、職業毎の特徴やキャラクターの個性、ゲーム上の戦術や戦略において重要な要素である。スキルは概ね、プレイヤーが任意に発動させる「アクティブスキル」と、プレイヤーの操作に関わらず常に効果が現れ続ける「パッシブスキル」の2種に区分される。アクティブスキルは一般的なRPGでいう魔法に近いもので、使用する事で発動するスキルの総称であり、攻撃・回復・ステータスアップ・移動やワープなどの種類が存在する。パッシブスキルは習得した直後から持続し続けるスキルの総称で、ステータスを底上げするもの、その職業独自の拡張装備(マーチャントのカート、ナイトのペコペコ、レンジャーのウォーグなど)を使用可能にするものなどがある。スキルにもレベルがあり、レベルを上げることでスキルの効果はより強力になる。また一部のスキルには、特定のステータスに影響され効果の強弱が変わるものもある。キャラクターのジョブレベルが上昇するとスキルポイントが獲得でき、それを任意のスキルに割り振ることでスキルを習得、あるいはレベルアップできる。あるスキルを一定レベル以上習得することで、初めて習得可能になると言ったスキルもある。ただし獲得できるスキルポイントは限られているため、ある程度のキャラクター設計が必要になり、本来ジョブポイント40で転職できるところを50まで上げる必要が出てくる場合もある。またギルドにも専用のスキルが存在し、ギルドのメンバーのみ使用可能なスキルや、ギルドを増強させるスキルなどがある。ゲーム内のNPCの名前や台詞などに、下に挙げた同じ開発元作品の他、アニメ作品・ゲーム作品・その他のホビーなどから付けられたと思われるものが登場する。このゲームは開発元である韓国を初め62カ国でサービス提供がされている。しかし、プレイヤーの嗜好の違い、競合ゲームとの兼ね合いなどにより人気はまちまちであり、そのため既に運営を終了した国も存在する。基本的には各国内プレイヤー向けだが、日本からプレイできるラグナロクオンラインもある。正式サービスが開始された順に列挙する。番号. 正式サービス開始時期 - 地域名(サポート言語)管理は開発元であるグラビティ社が兼ねており、常に世界に先駆けて新しいサービスや修正パッチが提供されることが特徴である。特に、テストサーバーであるサクライにおいては、バランステストも兼ねた最新の機能や職業などが提供されるため、世界的に動向が注目されている。ただし、プレイヤー数や期間の問題で十分なテストが行われず、不具合のあるまま本サーバーに実装されることもある。サーバーへの実装はどの国よりも早いが、ドロップアイテムが設定されないまま新規モンスターが登場することもある。韓国のサーバーでプレイするには韓国の住民登録番号が必要となるため、海外からのプレイは不可能である。したがって、国外のプレイヤーが情報を得るためには、韓国ユーザの情報サイトを頼ることになる。特殊ワールドとしてサラ(成人専用)・サクライ(テストサーバ)・ウルド(プレイヤーキルサーバ)があった。後発ゲームへのユーザーの流出などにより顧客離れが進行しており、2006年10月末から11月頭にかけ1アカウントのキャラクター数を9と変更した上でサラ・ウルド・サクライ以外の8つある通常サーバを4つに統合した。また、2008年5月14日から基本料金無料のバフォメットと呼ばれる新サーバが設置された。このサーバは経験値及びアイテムドロップ率が通常の50%に設定されており、入手可能アイテム等にも制限がある。またアイテム課金制を取り入れている。現在もっとも接続人数が多い。2009年2月にはデフォールテ、ソリン、3月にはグラリス、テーリング、ミスティサーバが統合され、タナトス、ランドグリス、サラのみに、4月には無料サーバはバフォメット、ドッペルゲンガーサーバが統合され、バフォメットサーバのみとなり、有料サーバの接続者が2009年3月4日の時点で2235人程(午後10時40分計測)にまで減少した。3次職実装後に接続者数が回復したがその後漸減傾向が続いていた。2010年11月に全サーバーでプレー料金が基本無料化。減少傾向に多少の歯止めがかかっているようである。グラビティ社直営の全世界からプレイ可能なラグナロクオンラインである。多くの国でサービスされているROの中で国名を冠していないサーバの1つである。ちなみにiROが設置されている国はアメリカ合衆国である。ワールドはChaos(Renewal)とClassic.Lokiの2つがある(2013年5月現在)。前者は以前より存在していたValkyrie・Yggdrasil・Ymir(VIP)の3ワールドが2012年12月18日に統合され生まれた。その他、テストサーバーとして誰でも参加可能なSakrayがある。様々な国々のプレイヤーが参加しており、時差のため特定の時間帯に人数が集中せず、サーバーの負担が少ない。国際的に広く開かれたサーバーで、英語の壁を除くと総じて良好な面が多いために日本版から移転してきたプレイヤーもいる。プレイヤーの中には、同じ出身国のプレイヤー同士で人脈を形成し、行動するプレイヤーもいる。また、2007年3月に運営終了したオセアニア(oRO)のキャラクターデータはこのiROに収容された。プレーに対する文化や習慣では日本のラグナロクと異なる部分が多くある。料金を別に支払うことで、キャラクターの名前を変更できるサービス(全サーバー対象)や、キャラクターを他のサーバーに移動できるサービスも提供されている。利用料金はクレジットカード・郵便局・銀行(インターネット銀行)などから支払うことができる。また、3ヶ月分以上まとめて支払えば割引され、日本のラグナロクオンラインより安くなる。Valkyrieサーバーは無料サーバーとなっている。無料である分不正プレイヤーが多い。但し通報を受ければ早期に処罰されている。グラビティ社直営の運営ということもあるためか、日本よりも早くアユタヤパッチと転生パッチが実装されるなど、日本のラグナロクオンラインより先にアップデートが実施されることが多い。管理運営は遊戯新幹線の現地法人(Gameflier.Sdn.Bhd)社。展開しているワールドは月額課金のサーバー(SARA)が1つ、基本無料・アイテム課金のサーバー(PRONTERA)の計2つ。接続数は無料サーバーが5500~6000、Gv時になると7000を越える。契約はSoft-World International社で、管理・運営は子会社である遊戯新幹線(英語名:Game Flier)。インターネットでチケットを購入すれば日本からでもプレイできる。日本よりも9ヶ月遅れてオープンテストが始まり、日本よりも1ヶ月早く有料サービスへ移行した。一時は総ワールド数が60を超え、同時接続者30万人を達成しているほどの人気だったが、2005年末からサーバ統合を行っており、2006年11月時点のワールド数が20程度、2009年時点の接続者数は2万人になり、プレイ料金は基本無料化されている。不正者に対して積極的に対応している。アカウントの停止処置や不正者のリストを公開しているのが特徴。Soft-World Internationalと契約していたが、中国でのプレイヤー数が思うように伸びなかったため盛大網路 (Shanda) に移管。移管後はサーバ統合を行い、韓国の次に最新のアップデートを行っているが新サーバがオープンしないことからサーバ増やすほど同時接続者数は増えていないようである。2011年11月1日、同年12月30日を以て提供を終了すると発表。2012年3月30日、北京崑崙万維科技有限公司とのパブリッシング契約締結を発表。同年8月を目処にサービスを開始する予定だとしている。管理・運営はAsiasoft社。初期3地域(日本・台湾・タイ)の中では最後発。アルファテスト時代の英語サーバでは日本人に次いで多く見られたことから、初期の頃からタイ人には受けが良かったようである。こうした先人たちの口コミと現地サーバの稼働によりタイでの人気は更に上がり、オープンテストが行われていた当時あまりにも子供達が熱中することから、政府は深夜のゲームサーバーへの接続禁止や年齢制限などの規制を出した。同時期にネットカフェでゲーム内のいざこざから射殺事件が起きているので、これも規制の一因になっているようである。台湾や中国と同様にタイでも2005年の中頃から接続者数が減少傾向にあり、2006年11月現在では日本とほとんど同じだったワールド数が半分以下に減少している。管理・運営はLEVEL UP! GAMES社。BOTやRMTなどの不正行為に対してnProtect GameGuardの導入や獲得経験値倍率の底上げで対抗していたが効果が上がらず、2006年9月になって公式サイトにItem Auctionシステムを導入。現在はBOTやRMTを許可したサーバと禁止したサーバとで分けて、チーターと一般プレイヤーの住み分けをして運営している。使用言語はドイツ語/英語/イタリア語/トルコ語2004年4月に正式サービスが開始されたが、2010年9月30日付で完全にサービスを終了すると9月1日に告知された。「Have fun on euRO - enjoy the last month!」と記載されている。 しかしその後2012年サービスが再開された2004年4月6日から同年9月21日までAM 文化放送で毎週火曜 25:00 - 25:30 の間に放送されたラジオ番組。丁度このラジオを聴き終わった後、アニメの放送が始まるようになっていた。パーソナリティは桃井はること森永理科。アシスタントにガンホー広報のこっすぃ~とラグナロ娘の乾曜子。番組中、ガンホーの社員であるこっすぃ~がゲーム情報を教えるコーナーがあったが、間違った情報を毎週ラジオで公開しリスナー、ユーザーから顰蹙を買い、8月17日付の放送以後降板された。"TVアニメーション関連はRAGNAROK THE ANIMATIONを参照"日本、韓国で同人ジャンルとして多くの本、及び作家が出ており、また商業本としても日本では多くのアンソロジーコミックが出版されている。主なものとしてはラグナロク4コマKINGDOM(双葉社)、ラグナロクオンラインコミックアンソロジー(スタジオDNA)、ラグナロクオンラインアンソロジーコミック(エンターブレイン)、ラグナロクオンライン 4コママンガ笑スタジアム(宙出版)など。また日本の作家と韓国の作家がコラボレーションしたアンソロジーも登場している。日本に於いては、そのドット絵、キャラクターに注目してサイト上などで作品を発表した同人作家も多く、それを見た人間がさらにゲームをプレイするという現象も起きた。日本版「ラグナロクオンライン」に関する全てのコンテンツ(プログラム、画像、テキスト、BGMなど)の著作権は、運営元であるガンホー社と開発元であるグラビティ社によって管理されており、日本語版の二次創作に対する対応はガンホー社によりガイドラインが定められ、これにのっとって絵、小説、音楽、ゲームなどの同人活動・創作活動を行うことが可能である。日本においてはα~β2時代にかけて同人誌即売会イベント「RAG-FES」が開催されたことで、二次創作活動に火が付き人気の足がかりとなり、本来ユーザー主導である同イベントに開発会社と運営会社が出展するという前代未聞的な出来事があったことが根底にある。この際実際のゲームのタイトル画面で「RAG-FES」の宣伝画像に差し換わったことがあり、ユーザーの間で物議を醸した。なおこの画像は、ユーザーの猛反発により僅か数時間で元のタイトル画像に戻されている。これは、プレイヤーから「そんな物に力を入れるよりもBOT問題やゲームサーバの不調をどうにかしろ」、「同人誌即売会はアダルト本も多く売っており、多くの子供もこのゲームをやっているのにそのような如何わしいイベントの宣伝をしても良いのか」等の苦情があまりにも多く出たため。しかしそのような経緯があったことからか、現在は年に1度行われているラグナロクの公式オフラインイベントであるRJCやそれに準じる公式イベントの開催日は同会場で「RAG-FES」が併催されるのが通例となっている。なお「RAG-FES」自体は同人誌即売会であるため、基本はユーザー側の単独開催であり現在も年に数回行われている。現在においては上述する商業アンソロジーなどに発展し、多数の作家輩出や後述の「ラグナロクバトルオフライン」製作、オフィシャルコンパニオン「ラグナロ娘」にも結びついており、2007年現在も運営開始から実に5年が経過したにもかかわらず商業的には人気コンテンツとして君臨している。ラグナロクバトルオフライン(略称はRBO)とは、同人ソフトサークル、フランスパンと春風亭工房が製作した横スクロールアクションゲームである。このゲームは、通常の同人によるゲームと異なり、南向春風(春風亭工房)制作のフラッシュムービー「ラグナロクバトルオンライン」が話題となり、その反響を受けてグラビティ社が製作を依頼、同人ゲームでありながらもグラビティ社の協力を受けている特殊なケースとなっている。当初はフラッシュムービーのタイトルのまま「オンライン」と銘打っていたものの、技術的な問題からオンラインプレイに対応しないことになったため、「オフライン」と名乗ることになった。ゲーム内の著名プレイヤーが背景キャラクターとして登場しており、ゲーム中でよく見かける光景(BOT、トレイン、溜め込み、横殴り、通報しましたなど)、ガンホーの蔑称をネタにした背景キャラクターのチャットなどプレイしたことのあるユーザーをニヤリとさせるなどブラックジョークに溢れている。バランス調整、レベル上限上昇、アリーナモード追加、ステージ追加などの拡張ディスクが出ている。韓国では製作を依頼したグラビティ社を販売元として「RAGNAROK BATTLE」というタイトルでパッケージ販売、また海外の一部地域(台湾・タイ・インドネシア・マレーシア)では現地代理店を通してパッケージ販売されている。詳しくはフランスパンの項目を参照のこと。

出典:wikipedia

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