信長の野望Online(のぶながのやぼう・オンライン)は、コーエーテクモゲームス(旧・コーエー)が同社のシミュレーションゲーム『信長の野望シリーズ』の世界観をベースに開発したMMORPGである。通称「信on(のぶおん)」。本作はPlayStation 2 (PS2) 用としては『ファイナルファンタジーXI』に次いで2番目に開始されたMMORPGであるが、プレイヤーキャラ同士の対戦や勢力同士の合戦が可能であることが『ファイナルファンタジーXI』との違いである。MMORPGとしては珍しく戦国時代の日本が舞台であり、侍や忍者などの職業やパーティを「徒党」、ギルドを「一門」と呼ぶ事など、和風の世界観を全面に押し出した作り。ただし「史実にこだわりすぎると自由度が失われてしまう」という設計思想に基づき、神話やオカルトなどファンタジーの要素も加わっている。PlayStation BB Unitが必須であるため、SCPH-70000以降の薄型PS2ではプレイ不可能である。2010年12月22日、他機種と比べて主にグラフィック面が強化されたPlayStation 3 (PS3) 版が発売された。2014年3月19日にはPlayStation 4 (PS4) 版が発売された。プレイヤーは、サーバーに構築された仮想戦国時代の中を一人の登場人物として、ゲーム内に再現された中部日本(西関東・中部・近畿地方)を舞台に自由に冒険し、14大名家のいずれかに仕官し、所属する勢力の発展を目的に合戦や外交といった勢力争いを行う。また、どこの勢力にも属さない浪人としてのプレイスタイルも可能である。シリーズ唯一のCERO15歳以上対象作品でもある。争覇の章時代までは8つのサーバーが存在しており、それぞれが独立並行的に仮想戦国時代の時を刻んでいる。プレイヤーはキャラクターを作成する前に、どこのサーバーでプレイするかを選ぶ必要がある。1つのアカウントでサーバーにそれぞれ最大3人(有料オプションで+1人)まで、キャラクターを作成する事ができる。サーバーの名称は、過去の信長の野望シリーズのサブタイトルから名付けられている。2010年3月24日の「新星の章」実装と同時に統合された4つのワールド。プレイヤーはキャラクター作成時に侍・神主/巫女・陰陽師・僧・鍛冶屋・薬師・忍者・傾奇者の8つの職業の中から1つを選ぶことになる。また、レベル40から各職業の使える技能が特化技能として3系統に分かれる。キャラクター作成後「隠れ里」という初心者専用エリアから開始するが、初心者専用エリアから通常エリアへ移行する際にどこかの勢力に仕官しなければならない。ただし、後に出奔し浪人となることも可能。なお、初心者専用エリアはキャラクターの成長がしやすいようになっているが、一度「隠れ里」エリアを出ると戻ることはできない(「初心者の手伝い」という方法で再入場する事が出来るが、初心者用のクエストは受けられない)。また、2008年3月からは中級者の育成用クエストも搭載された。※破天の章導入前は、キャラクター作成直後は必ずどこかの勢力に仕官した状態で、その勢力の拠点から始まっていた。キャラクターの名前にアルファベットを用いることは出来ない。また織田信長や豊臣秀吉などの実在した武将名を、PC名として登録することも出来ない。実在武将はNPCとしてゲーム内に登場する。新規作成キャラ専用ゾーンである隠れ里を出る時に、実装されている14大名家のいずれかに仕官した状態となる。仕官できる大名家は任意に選択することが出来るが、滅亡している大名家に新規作成キャラが仕えることは出来ない。雑賀衆や伊賀忍などの傭兵集団も実装されてはいるが、本作では1大名家(勢力) として実装されている。基本的にフィールドには、一つの城及び城下町と実在の城があった地点に配置される複数の屯所、その国に関連する人物や妖怪が住む廃城が存在する。国によっては中立勢力が住む町や地域の名所をイメージしたダンジョンが配置されている。ダンジョンは誰でも挑戦する事が出来るタイプのものと、特定のレベル、あるいは条件を満たしたプレイヤーのみが挑戦する事が出来る上級者ダンジョンに分けられている。戦闘システムはリアルタイムシネマティックバトルという独自の方式を採用しており、ファイナルファンタジーXI」や「ウルティマオンライン」といったオープンバトル方式のMMORPGとは異なり、一部のオフラインRPGに採用されているシンボルエンカウント方式(フィールド上で敵NPCや敵PCと接触すると戦闘が開始される方式で、戦闘専用の画面に切り替わる)を採用している。この為、外部からは他プレイヤーの戦闘内容や戦闘の状況を確認する事ができないというデメリットはあるものの、戦闘を開始してしまえば、終了するまで他プレイヤーからの横取り行為などの妨害を受けることはないというメリットがある。また、このシステムが他のMMORPGでは難しい「会話をしながら戦闘を行う」という独特のスタイルを確立。自分の行動を宣言し、お互いに連携しながら次の行動を決めるというのが基本となっている。ただし、その性質上一度あたりの戦闘時間が非常に長くなるというデメリットもある。戦闘はオーソドックスなコマンド入力方式で、入力されたコマンドに応じて次々と敵味方の行動が時代劇のような演出で表示されていく。また、戦闘画面上部には現在から数行動分先までの演出の長さを示す行動バーが表示される。この長さと順番によって、ある程度先まで敵味方の行動を予測することができる。また徒党での戦闘時などコマンド入力後に次の入力時まで間隔があくこともプレイスタイルによってはメリットがある。また、戦闘は「徒党」と呼ばれるパーティを組んで行うことが一般的で、徒党は最大7人まで組むことができる。徒党を組んだ場合は徒党の中から一人旗頭を選び、戦闘では旗頭が倒れた時点で敗北(他の党員のコマンドが「逃亡」のみになってしまう)となる。NPC徒党に旗頭はない。一部のダンジョンでは5人以上または7人の徒党状態でないと入れない場所も存在する。2008年の争覇の章導入によって、定期的に開催される上覧戦と呼ばれる対PC戦大会限定ではあるが、戦闘内容を他者が確認(観戦)できるように仕様変更された。信長の野望Onlineでは、いくつかの方法にて対人戦及びPK行為が可能となっている。通常のダンジョンへの冒険などの他に、信長の野望Online独自のシステムとして外交・合戦システムがある。外交は各勢力に所属するプレイヤーの献策により他勢力との関係を変化させ、同盟・敵対の状態を作り出す。合戦は敵対する勢力同士が、専用の合戦フィールドにて1週間にわたって合戦(前哨戦・陣取戦・大決戦)を行い、その勝敗で領地内の砦、城を奪い合う。その勢力の本拠地 (本城) が敵対勢力によって陥落した場合、属領にいくつの城や砦が残っていたとしても、その勢力は滅亡するというシステムである。その場合、本城を落とした勢力にすべての領土が移譲される。合戦フィールドは発生した場所によって地名が決められ、それぞれ3タイプの地形からランダムに選択される。地形の種類は11タイプが存在する(雪山地帯、雪原地帯、草原地帯、海岸地帯、湖畔地帯、山林地帯、平地地帯、盆地地帯、山岳地帯、林道地帯、峠地帯)。合戦地の地名は以下の通り。勢力に仕えるキャラクターは、その勢力の寄合所から依頼される内政・軍事・外交のクエストを達成したり、合戦で手柄を立てることで勲功値を貯め、身分を上げることができる。身分は下の表の順に昇進する。与力以上の身分になるには、一定勲功値で発生する職業別の昇進試験をクリアする事が必要。身分が上昇すると献策における国勢への影響力が増加したり、俸禄金の増加、優秀な知行村役の出現などのメリットが与えられる。原則的に、各身分の勲功の設定値を超えて飛び級のような昇進はできない。所謂、いくら納品軍事達成を報告しても報酬は受け取れるが、勲功だけは上がらなくなるという現象になる。
しかし、上記の勲功の設定値を突破させる方法がある。合戦場のNPCを倒すことで合戦勲功を得る方法と、合戦場で対人戦に勝利して入手する「○○家のマゲ」を、自勢力の寄合所に納める「恩賞」という方法の2つである。ただし、同盟勢力の合戦援軍で入手したマゲ(自勢力と敵対ではない勢力)は、同盟勢力の寄合所で引き換えることができるが、援軍でしかないためか勲功をもらうことができない。
なお、抜け道に存在する対人可能区域でプレイヤーを倒すと「○○有力人のマゲ」というアイテムが出るが、これは忍者の目付試験で必要なものであるため、納入することはできない。浪人は所属を持たないゆえ「有名人のマゲ」となっている。内政クエストの納入には、身分や職業によって容易なものと、多大なコストがかかるものなどがあり、特に奉行→中老→家老に関しては倍近くの勲功が必要となっており、納入では限界を感じ行き詰るプレイヤーも少なくない。
出奔して浪人になった場合、次の勢力へ仕官した際には、以前の身分から2階級下の身分となる(例:家老で出奔→次の勢力では奉行として仕官)。
ただし、推挙仕官(移籍システム)、客将仕官(滅亡勢力プレイヤーのみ)に関しては、身分・勲功とも下がることなく他勢力に仕官することができる。また、一門といういわゆるギルドシステムを利用すれば、一門のリーダーの所属する勢力へ一度だけ移籍する事ができる。特定の条件をクリアすると官位が与えられ、以下の特典を享受できる。官位を所有した状態で特定の条件をクリアすると、2週間の任期で官職が与えられ、以下の特典を享受できる。すべての職業は、それぞれの生産技能を使用して、様々なアイテムや装備品などを生産することができる。装備品には「銘(生産したキャラクターの名前)」が入る。各職業の生産品目は以下のとおりである。また一部の特化系統のみでしか生産できないものがある。生産を行うには元となる材料が必要となる。材料の種類には以下のようなものがある。生産の結果は、そのキャラクターの器用や魅力のパラメータ、および潜在能力や職人装備の効果に影響される。以下に簡略的にできばえの傾向を示す。各国ごとに固有のクエストが存在し、なかには特定の勢力が存続していないと実行不能なクエストも存在する。現状、実装されているクエストの多くは飛龍の章導入以前に実装されたものであり、得られるメリットが少ないものが多い。そのため、強力なアイテムを得られるものや特定の場所に行けるようになる、といったメリットの大きい特定のクエスト(いわゆる黄泉クエ・イザナミクエ・紫電の羽衣クエ等)に人気が集中している傾向がある。なお、2008年の争覇の章によって上級クエストが導入された。今後はこのタイプのクエストが増加していくものと思われている。2010年末に実装された新星の章はPS3版発売と時期を同じくしていた事もあり、新規プレイヤーをサポートするクエストが重点的に追加されている。強壮丹と呼ばれる能力値を一時的に向上させるアイテムが存在するため、徒党(パーティ)を組む場合はその効果時間(約90分)を目安に「1丹」や「2丹」といった具合に時間が決められる場合が多い。ただし、効果時間が90分であっても準備や移動を含めるとそれ以上に時間がかかる事も多く、短時間では遊びにくいという声も根強く不満として存在していた。そのため「瓦版クエスト」と呼ばれる「特定の敵を倒す」「ダンジョンにて一定数敵を倒す」等、短時間で終了するよう調整された簡易クエストが実装された。当初、プレイヤー同士の物品の売り買いは対面でのみ行われていた。現在はそれとは別に、売り買いを仲介するシステムとして「楽市楽座」が破天の章より実装されている。楽市楽座の実装までは、プレイヤーキャラクターは売買の相手を探すのに便利なワールドマップの中央に位置する稲葉山にのみ集中する傾向にあった。また国を挙げてのイベントとして定期市を行うプレイヤー有志も存在している。プレイヤーが作成した装備品には、そのキャラクターの名前が銘として付与され、誰が作ったのかが判別できるようになっている。このため、生産職人として名を馳せる事も可能である。また、入魂、付与の概念によりいわゆる「至高の一品」と呼ばれる装備品は生産し難く、やり込み要素となっている。「入魂」とは入魂材と呼ばれる材料を使用し、生産品に付加ステータスを与えるシステムで、入魂者の器用や使用した材料により付与される能力や強化の程度が左右される。「付与」は神主/巫女の作成する付与石(特定のステータス上昇効果のついた石)と呼ばれるアイテムを装備品に取り付ける作業であり、最大2個まで取り付ける事ができる。こちらも良い付与石ほど、作成するのが困難である。つまり、「素材として良い装備品を作る」→「入魂に成功し、最大級のステータスを付与する」→「良い付与石を付与する」という3段階を経なければ至高の一品を作り出すことができない仕組みとなっている。このシステムはユーザーの所持する財産(お金)を消費させ、物価のインフレを抑える効果を持っている反面、RMT使用者の増加原因にもなっているという批判もあがっている。現在は新規プレイヤーでもコストをかけず装備を揃えられる様、強力な付与石と同等の性能を持つアイテムがクエストで入手可能となっている(ただし、全ての装備には適用出来ない仕組みになっている)。別料金(月額課金制)を支払うことで携帯電話やInternet ExplorerなどのWebブラウザを利用したオフラインサービスを利用できる。コーエーが公認したネットカフェからプレイできるサービス。プレイチケット毎に30ポイントが蓄積され、そのポイントを消費して様々な景品と交換できるサービス。プレイヤーキャラの声を変える、初期能力を振り直す等これでのみ行えるものも多い。別料金(月額課金制)を支払うことで、通常3人までのキャラクター作成枠をもう1つ増やせるサービス。ただし、増やせるのは1枠(合計4キャラまで)のみ。それ以上増やすためには新たなアカウントが必要になる。別料金(月額課金制)を支払うことでアカウント共有倉庫伊勢屋、近江屋が利用できるサービス。プレイ期間を90日延長出来、期間毎に入れ替わるゲーム内アイテムを受け取れる。商品構成 ※ゲームプレイ用シリアルナンバー(プレイ期間30日間付き)は、下記用途で利用出来る。・新規で通常版のシリアルナンバーを登録する場合・既存のアカウントに通常版のシリアルナンバーを適用する場合ゲーム内アイテムゲーム内アイテム交換用シリアルナンバーを、ゲーム内の城の中にいるNPC贈物奉行に話し掛け、入力すると入手出来る。2003年9月17日に上杉家の支配地域として越中地域が実装された。この地は富山県にあたり、薬の生産が盛んな国として実装され、今まではプレイヤーの生産技能によってしか取れなかった一部の薬の材料がNPC販売されるようになった。2003年12月17日に追加勢力として本願寺家・浅井家・朝倉家が実装され、それに伴い加賀・越前・近江・伊勢の4つの地域が実装された。「信長の野望Online」では初の勢力実装となった。2004年4月14日に追加勢力として足利家・三好家・伊賀忍・雑賀衆が実装され、それに伴い、山城・摂津和泉・大和・伊賀・紀伊の5つの地域が実装され、開発当初予定されていた全ての大名家、地域が実装された。2004年6月30日、プレイヤーの職業7職にそれぞれ特化技能という概念が加えられ、1職につき3特化ずつ、特定の技能に特化した上級職ともいえるべき仕様が実装された。これにより、7職21特化という、多彩なキャラクター育成が可能となった。2004年12月15日に発売された拡張パック「飛龍の章」で、以下のシステムが新しく導入された。しかし開発の遅れから、導入日に全てが導入されることは無く、メンテナンスを繰り返しながら、全てが導入完了したのは、実に発売日から6ヶ月以上経ってからの事であった。プレイヤーが自分だけの土地、及び屋敷を所有する事が出来、生産した家具や敵からドロップした調度品などを飾りつけることが可能となる。飛龍の章の目玉の1つであったにも関わらず、実装当初はバグが多くいったん実装が取り消される等混乱が続き、批判を大きくした原因の1つとなった。ライトプレイヤーでも気軽に遊ぶことができるトライアルダンジョンシステム(TD)が導入された。通常のフィールド上に存在するダンジョンとは異なり、徒党のレベルに合せた90分で終了となる特殊ステージが自動生成され、他の徒党の敵の取り合いなどの問題を発生させることなく遊ぶ事ができる。また、TDに登録する事で徒党編成もシステム側で自動的に行ってくれる為、徒党を組む為の時間なども軽減される。しかし実際は、過疎サーバーなどとよばれるプレイヤー人口の少ないサーバーにおいてはこの自動編成システムは機能せず、町でTDへ赴くメンバーを集めてからTDへ向かう形が主流となっている。プレイヤーキャラクターのレベル上限が従来のレベル50からレベル60に引き上げられた。また、新しい技能目録も追加された。同時に合戦などに登場する敵NPC武将キャラクターなどもレベルが引き上げられた。なお、2008年12月17日に実装された大型パッチ『覚醒の刻』でレベル60からレベル65に引き上げられた。合戦において、「兵種」の概念が導入され、プレイヤーは歩兵の他に「騎馬兵」「鉄砲隊」「弓兵」になる事が可能となった。それぞれの兵種の技能(例:騎馬兵なら突撃、鉄砲隊なら銃撃など)を使用する事により、敵PCを混乱させたり、落馬させたりする事ができるようになった。ある一定の身分になったプレイヤーは知行地を拝領できる。知行地はプレイヤーがそれぞれ成長させていく事ができる土地であり、それぞれの土地からは生産に必要な資源が獲得できるようになっている。その資源を加工して生産材料にしたり、売買する事でお金を稼いだりする事が可能になった。戦闘技能の一環として、通常の目録で習得する技能とは別に、「流派」と呼ばれる戦闘コマンドが使用できるようになった。流派では経験した戦闘にあわせて、千差万別の技能への成長していくスタイルがとられている。一定の勲功を納めたプレイヤーは官位が拝領できるようになった。また官位に応じた官職を入札によって拝領できる。官位・官職には献策票の増加効果があり、上位の官位を得るほど国政に影響を与えることができる。2006年9月12日に拡張パック「破天の章」が発表され、2006年12月13日にサービスイン、発売された。拡張料金は2,940円(税込)。信長の野望Online 破天の章「隠れ里」という初心者専用エリアが導入された。キャラクター作成直後はこのゾーンからスタートする。自然と流れるように設定されたクエストが用意されており、これらを全てこなすことでチャットシステムや生産システム、戦闘システム、徒党の組み方などを自然と習得できるように構築されている。また、クエストの一部に戦国時代に丹波国を支配していた波多野氏(波多野秀治、波多野秀尚)が登場している。上位の特化技能の追加知行のレベルの上限7になる。また、「破天の章」以降の生産(上位生産)では、この知行地からとれる資源がほぼ必須の状況となっている。開発側の方針として、当初はコミュニケーションの場を増やすという名目で自動売買システムは実装されなかった。しかし、知行をはじめとした新規アイテムの大量増加により直接売買だけでは入手できないほどアイテムが多岐にわたる状態となったため、楽市楽座機能が実装されることとなった。プレイヤーが毎週入札を行い、その順位に応じた売り子を自分の屋敷に雇い入れ、希望の装備やアイテムを売り買いすることが可能となっている。これにより飛龍の章までは趣味程度の機能だった屋敷が多くの人の目にとまることとなり、内装に意匠をこらすプレイヤーも増加している。新たな狩場が提供されている。これ以前の入場者全員で場所を共有するダンジョンと異なり、徒党ごとにダンジョンが個別に生成される。1つのダンジョンをクリアすると次のダンジョンへの入場が解除されるという仕組みであり、以降のダンジョンの追加形式は基本的にこれとなっている。「破天の章」から戦闘おいて「四象」と「地勢」の概念が導入された。「四象」は戦闘における地水火風の各属性を表し、敵味方の行動が各属性に関連するものであれば、対応する四象の値がその効果に加味される。「地勢」は戦闘において敵味方に特殊な効果を与える。効果は強制で、例えば「生命力が0にならない」地勢を張れば、その効果中は敵味方とも倒れることはない。この二つの要素を操作する新しい職業として「傾奇者」が実装された。詳細は職業とキャラクターメイクの項を参照。2007年12月16日に拡張パック「争覇の章」が発表され、2008年3月26日にサービスイン、発売された。「飛龍の章」で追加要素の実装の遅れが批判の的となったため、追加要素を順次追加していく事をあらかじめ発表する「チャプター制」という形式になっている。上位の特化技能の追加。各特化の技能の強化版。使えるのは1時間に1回、奥義によっては戦闘開始から5分、10分経過しないと使えないという制限もあるが、非常に強力で、うまく使えば劣勢だった戦闘状況から逆転する事も十分に可能。例として鍛冶屋の特化鉄砲之取扱なら国崩し (大砲) が撃てる等、新モーションなのもうれしい。使えるのはNPC戦闘のみで、対人戦で使用不可。知行のレベルの上限9になる。また、「争覇の章」以降の生産(上位生産)では、この知行地からとれる資源がほぼ必須の状況となっている。また、知行システムの大幅な変革もおこなわれた島津家、大友家、龍造寺家の三つ巴の抗争をモチーフにしたダンジョンが追加された。名所旧跡などを集めて回るコンプリーノートが新たに追加された。全サーバーを対象とした対人戦機能が追加された。大決戦が追加され、陣取戦も一新するような変更がされた。2008年10月29日に毎日日替わりで受けられるクエストや集団会話の増強、生産システムの仕様改善が実装となった。2008年12月17日に新たな成長要素技能覚醒や新ダンジョン凶神の冥宮の追加、ダメージキャップの撤廃、特化技能バランス調整、さらなる能力強化システム強化石精錬などが導入、またレベルキャップ開放され最高レベルが65に。2009年4月22日に新たな交流機能である親交・師弟システムの導入。合戦システムの大幅変更、新技能追加。2009年8月5日に全職業に対して新たな戦闘技能が追加。トライアルダンジョンの実装以来4年ぶりとなる新クエストが追加。また多人数参加型ダンジョン伊勢路の戦いの追加。マウスでのクリック移動を採用、新規参加者用に一部システム改善。2009年12月23日に全職業に対して新たな戦闘要素、「一門ギルド」が追加。また、猫に続きペットに犬が実装される他、容姿を変えられる要素も追加。2009年11月29日に拡張パック「新星の章」の発表会が催され、2010年3月24日にサービスイン、発売された。アップデート料金はこれまでと同様に2940円(税込み)。テーマは「究極の"戦国"を生きる」。一度にすべて実装されずに飛龍の章と同様のチャプター制で順次実装される。「独眼竜」こと伊達政宗の半生を追体験できるクエストがダンジョンとして追加された。プレイヤーは伊達家に助太刀するという形でクエストを攻略していく。新星の章以前の仕様では合戦による領土の移動は起こりにくく、また天下統一は実質不可能であった。「天下人システム」は領土の移動を活発化し、1勢力による天下統一を可能にすべく実装された仕様の総称である。これまで国単位で分けられていた領土を細分化し、本城・中核・外郭という複数の拠点によって形成される形に変更された。合戦の勝敗も付きやすくなるように調整され、引き分けが極力起こらないようになっている。各領土の拠点にはそれぞれ成長ポイントがあり、その勢力の所持する拠点のポイントの合計がその勢力の天下人ポイントとなる。定められた(発表はされていないが)期間内で天下人ポイントを競い合い、一位と二位の勢力が天下分け目の決戦を行うことで天下一の勢力を決定、その後いったんリセットされる事が発表されている。2011年9月15日の「東京ゲームショウ 2011」内の「ネットエンターテインメント フェスタ 2011」にて新拡張パック「鳳凰の章」が発表され、2012年2月12日の「ネットエンターテインメント フェスタ in 秋葉原」にて公開プレイを実施し、2012年3月7日にサービスイン、発売された。飛龍の章と同様に一度にすべて実装されずにチャプター制で順次実装される。パッケージ版の値段はWindows版、PlayStation3版共にプレミアムBox版12800円(税込13440円)、通常版7800円(税込8190円)。プレミアムBox版には通常版にも付属する「ゲームプレイ用シリアルナンバー(プレイ期間60日付き)」、「特典ゲーム内アイテム用シリアルナンバー」、「my GAMECITY」ポイントシリアル」の他、「プレミアム特典アイテムシリアルシート」、「特別冊子「戦国指南書・鳳凰の章編」」、「『信長の野望 Online 〜鳳凰の章〜』サウンドトラックCD」が付属された。・2012年3月7日実装。・2012年7月11日新機能追加。・2012年3月7日侍、忍者、陰陽師の三職を先行実装。・2012年7月11日残りの五職である僧侶、神職、鍛冶屋、傾奇者を実装。・「桶狭間 天下人への道」 2012年3月7日実装。・「長篠の戦い」 2012年7月11日実装。・「山崎の戦い」 2012年11月14日実装。・2012年3月7日実装。・2012年3月7日実装。・2012年7月11日実装。・2012年7月11日実装。・2012年11月14日実装。・2013年7月10日にサービスイン、発売された。アップグレードチケット:2940円(税込)スターターチケット:5355円(税込)通常パッケージ(win版、PS3版):8190円(税込)TREASURE BOX(win版、PS3版):14800円(税込)クラウドゲーム(dゲーム版):パック料金により変動・換金手形の実装・レベルアップに必要な経験値を緩和、ならびに上限レベルを70に変更。・Windows HD版クライアントの実装。・新キャラ用のクエストの改善。・冒険板の追加・2013年11月13日実装(第二陣)・大決戦の廃止・軍神追加・もののふ道場の新ダンジョン追加・死亡時のペナルティを緩和・2014年3月19日実装(第三陣)・2014年7月16日実装(第四陣)・新ダンジョン「オノゴロ」追加・もののふ道場の特別依頼2種追加・10柱の軍神追加・「家臣団手形」の納入個数制限の撤廃・もののふの日、実装(毎月11日の8:00~20:00はフリータイムとして無料プレイが可能に)・2014年12月17日にサービスイン、発売された。・知行の廃止・拠点戦の廃止・復興戦の廃止・移籍の廃止・伊勢路の戦いの廃止・生産を稼業へと変更・1日5回まで一部場所を除いて、徒党員のいるところにワープできる「所在移動」実装(※ただし、同一国やダンジョンにいることが条件)。・大名物の追加・侵攻戦の追加・2015年4月15日実装・流派技能を廃止する代わりに覚醒流派技能の実装・攻城戦に徒党依頼追加(5月アップデート)・家臣団のレベルを最大65に引き上げ(7月アップデート)・2015年9月9日実装・伊達家実装・陸奥国実装・新ダンジョン「龍泉洞」追加・2015年12月9日実装・陸奥のフィールドボス追加・新技能追加・2016年3月9日実装・新ダンジョン「中尊寺金色堂」実装
出典:wikipedia
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