MasterCardコンタクトレス(マスターカード コンタクトレス)は、MasterCardの非接触決済サービスである。旧名はPayPass(ペイパス)。MasterCardが2002年に開始したサービスであり、現在はアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、スイス、トルコ、日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、レバノン、オーストラリアなどで実証試験や本格展開が行われている。特に普及しているのはアメリカで、ガソリンスタンド、マクドナルド、ドラッグストアなど多くの加盟店で利用する事が出来る。類似のサービスとしては、VISAのVisa payWave、アメリカンエクスプレスのExpressPayがある。MasterCardコンタクトレスを搭載したMasterCardブランドのクレジットカードを加盟店に置かれた端末にかざす事により決済が行われる。尚、MasterCardコンタクトレスを搭載したMasterCardブランドのクレジットカードは、磁気ストライプおよびICチップも搭載しているのでMasterCardブランドのクレジットカードとして利用する事も出来る。日本に於ける非接触決済サービスは、株式会社NTTドコモのiDやモバイル決済推進協議会が推奨するQUICPayなどが先行していて、PayPassはあまり普及していない。2009年7月の時点では、日本の携帯電話(おサイフケータイ)などで利用する事は出来なかった。これは、日本で普及している決済端末がFeliCaのみに対応していたことが原因であったが、2009年段階ではNFC(FeliCaおよびISO/IEC 14443に上位互換)対応の決済端末の配置が進んできたことから、PayPassの普及に弾みがつくと期待されていた。2012年10月、NTTドコモは2013年度上半期から同社のNFC決済対応スマートフォンに設定したiDでPayPassサービスを利用可能にすると発表した。その後、2014年2月5日よりサービスを開始することを明らかにした。本サービス開始に先立ち、2013年12月に開催のホノルルマラソンにあわせ、ハワイにおいて先行サービスを開始した。2015年3月現在では3社が参入し、クレジットカード一体型と、スマートフォンでの決済に対応している。ドコモのスマートフォンで使用する場合は、MasterCardコンタクトレスに参加しているクレジットカード会社のMasterCardを保有し(カード自体にMasterCardコンタクトレスが組み込まれている必要はない)、iD用のアクセスコードとパスワードの発行を受けた上で、ピンク色のminiUIMカード(TypeA/Bの決済に対応)を挿入、NFC/おサイフケータイ設定の「NFC R/W P2P」をオフにする必要がある。アプリはiDと共通であるため、最新版であればダウンロードは不要。日本で発行されているPayPassを搭載、またはアプリで使えるMasterCardブランドのクレジットカードは、次表の通りである。
出典:wikipedia
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