『東京トイボックス』(とうきょうトイボックス)は、『モーニング』(講談社)に連載されたゲーム業界漫画。作者はうめ。略称はトイボ。2013年10月にテレビドラマ化された。続編の『大東京トイボックス』が2006年11月から2013年7月まで『コミックバーズ』(幻冬舎コミックス)にて連載された。また、コミックバーズ2013年12月号から2014年3月号まで本作の前日譚である『東京トイボックス0』が全4回で短期集中連載された。『モーニング』2005年50号から2006年24号まで連載された。弱小ゲーム会社の社長・天川太陽と、そこに出向を命ぜられたエリートOL・月山星乃を中心とした物語。ゲーム開発現場という特殊な環境を舞台に、開発者が常に持つ「品質追求と納期厳守」という葛藤を明るく説いている。講談社モーニングからの移籍時に担当編集者より「キャラクターもタイトルも編集部のもんだ」「(移籍なんかしたら)二度と描けなくしてやる」との脅迫ともとれる発言を作者がされていたことが明かされている。かつては「ソードクロニクルシリーズ」のメインプランナーで、自分の魂に合ったゲームを作るため大手ゲーム会社「ソリダスワークス」から独立し、新たにソリダスの近くにあるゲーム会社「スタジオG3」を設立した天川太陽は、運営資金の捻出にやむなくパチスロムービーやTVのCG制作など他社の下請け作業を続けていた。しかし、下請け作業にも魂を求める太陽は、仕様の一部変更や品質向上のために納期を遅延させることはザラで、当然の如く業績不振に陥いる。そんなスタジオG3に、上司の計らいで親会社から派遣されてきたのが自他共に認める有能なOL・月山星乃だった。月山はスタジオG3の業績を復活させるべく開発をスケジューリングするのだが、太陽の身勝手な行動に振り回される。そんな時、ゲーム販売会社・MMGから、かつてスタジオG3が唯一オリジナルタイトルとして手掛けた戦国アクションゲーム「サムライ☆キッチン」の海外版開発の話が持ち上がる。しかし、その話を持ちかけたのはかつて太陽が務めていたソリダスだった。太陽も最初はソリダス時代のトラウマもあり拒否していたが、月山の説得により海外版の制作を承諾した。バグチェックもほぼ完了し、海外版の開発も佳境を迎えた矢先に、更なる困難がスタジオG3を襲う。それは、突如発見されたSランクバグ、そして「サムライ☆キッチン」の商標権がソリダスに買収され、スタジオG3で続編が作れなくなるという事実。果たして、海外版は無事に完成できるのか?2013年10月5日より12月21日までテレビ東京系列で、土曜23:55 - 24:20に『東京トイボックス』のタイトルでドラマ化。主演は要潤。GungHo一社提供番組。話数カウントは「level.○」。本作に続き、続編である『大東京トイボックス』も同枠にて足立梨花主演でドラマ化。詳細な人物説明は上記原作部分を参照。本項目ではドラマ独自の設定や簡単な職種などを記載する。ゲーム会社としては利益率が悪く、パチスロムービーやテレビ番組のCG制作の下請けなどで急場を凌いでいる。天川が過去に所属していたゲーム制作会社。スタジオG3行きつけのコスプレバー。
出典:wikipedia
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