相見駅(あいみえき)は、愛知県額田郡幸田町大字菱池字カマにある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。JR東海と幸田町並びに幸田相見特定土地区画整理組合が新駅等設置に関する基本協定を締結したことによる自治体請願駅である。駅名は、1889年に周辺の村が合併して誕生した相見村に由来する。幸田町内で3番目に開業した駅である。1900年、額田郡相見村の志賀藤助村長が同志らと村内に駅設置を企画し、相見村停車場設置期成同盟会を組織した。同盟会は村内各地区ごとに募金を募り、隣村にも協力を依頼した。相見村の動きを受けて、深溝村でも期成同盟会が発足している。1902年、蒲郡駅 - 岡崎駅間が複線化したことで、相見村の山本鍬之助村長と、地元選出の県会議員・足立信次郎の要請により新駅設置は実現段階に入った。しかし、1906年に相見村・坂崎村・深溝村の3村が合併して広田村(後の幸田町)が発足。これを機に、駅設置場所は深溝村と相見村の中間に位置する芦谷信号所北350mに移された。広田の駅名は既に使用例があったため1908年9月の村議会で幸田村と村名を変更が決定され、同月に駅も幸田駅として開業した。。一方で、2008年5月に開かれた町民と町の「学区懇談会」では、出席者から新駅に慎重な意見も出された。2008年10月17日の幸田町議会第2回臨時会で、新駅設置の負担金45億8000万円を限度額とする債務負担行為(2009年度 - 2012年度)の補正予算が可決。。2012年3月17日、ダイヤ改正に伴い駅が開業した。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。島式ホーム(1、2番線)が下り列車用、単式ホーム(3番線)が上り列車用である。駅舎は橋上駅舎となっており、自由通路が設けられている。「こうたの統計」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。幸田町の北西に位置し、岡崎市との市町境も近い。北には愛知県道78号安城幸田線が通っている。周辺は広田川や相見川が通っており、平成20年8月末豪雨(2008年)では一部の地域で浸水するなどの被害を出した。駅周辺部では、「幸田相見特定土地区画整理組合」が1998年~2015年度をめどに土地区画整理事業を行っている。54.2haを対象に75億3000万円を投じ、宅地を造成しており、3,480人の人口を見込んでいる。商業施設の建設も進められ、2003年にダイワロイヤルをデベロッパとする近隣型ショッピングセンター「カメリアガーデン幸田」が開業した。食品スーパーマックスバリュやホームセンターケーヨーデイツーなどを核テナントに、飲食店などが構える。また、駅西口ではヤマダ電機が開業したり、高層マンションが建設されるなど開発が進む。駅前では、アクセス道路、交通広場、パークアンドライド用の駐車場、駐輪場が整備されている。幸田町が運営するコミュニティバス「えこたんバス」が乗り入れている。2012年の開業当初は東岡崎駅・岡崎駅と幸田駅を結ぶ名鉄バス「岡崎幸田線」が乗り入れていたが、2014年のダイヤ改正で廃止された。
出典:wikipedia
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