黒ユリ賞（くろゆりしょう）は、帯広市が帯広競馬場で開催するばんえい競馬の重賞競走である。競走名は、帯広市の市花に由来している。正賞は十勝馬事振興会賞、農業法人鎌田きのこ株式会社賞。1975年にデビュー初年度の3歳（現2歳）牝馬による重賞競走として創設。開催地は創設時より帯広競馬場で固定され、他場で施行したことは1度もない。創設当初は夏季から秋季にかけて施行していたが、1990年より冬季開催に移行。2000年から年明け以降の開催に変更され、条件も「（明け）3歳牝馬」となった。2007年から2009年までは再び夏季開催となり、3歳牝馬三冠競走の第1戦として施行していたが、2010年以降は再び冬季開催となり、明け3歳牝馬限定となった。上記の通り、第1回-第32回と第36回は旧3歳（現2歳、明け3歳）牝馬限定、第33回-第35回は3歳牝馬限定。優勝馬の馬齢は2000年まで旧表記、2001年以降は現表記。

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