札幌市立厚別南中学校(さっぽろしりつあつべつみなみちゅうがっこう)は北海道札幌市厚別区大谷地にある公立中学校。地元での愛称は「厚南(あつなん)」。1980年代から住宅地の開発やそれに伴う人口流入が続いたため、札幌市内はもとより、北海道内でも屈指のマンモス校として知られ、民間のデベロッパーによるマンション建設が進み、少子化の進む中、札幌でも珍しく生徒数はやや増加傾向にあった。しかしながら、札幌市内でのマンション建設が落ち着きを見せた今、厚別南中学校も例外なく、生徒数は減少に傾いている。生徒数796名(2010/05/17現在)20クラス〔1年=7 2年=7 3年=6〕(平成25年度現在)平成16年ごろをピークに減少傾向が進んでいる。場所は、札幌市営地下鉄東西線大谷地駅とひばりが丘駅のほぼ中間の、三里川、北海道道1148号札幌恵庭自転車道線、北海道道3号札幌夕張線に囲まれた三角形の土地に立地ている。開校後も生徒数の増大が進み、3度にわたり増築がなされた。校訓「厚南3+1」の一つ「「校舎」を大切にしよう。(愛情を育てる)」の生徒への浸透のせいか、築25年をまもなく迎える校舎はいまだに新築時の美しさを保っている。校舎は4階建で、4階北側より石狩平野、西側から札幌市街地・大谷地地区・流通センターのガスタンクが見渡せる。生徒数が多いことから、音楽室・美術室・理科室ともに2室用意されているほか、木工室・金工室・被服室・調理室の役割分担がきちんとなされている。校舎の中心中庭は普段は解放されていないものの、学校祭時には、タペストリー・巨大生徒造形作品が展示されるほか、各学年のダンス/バンドパフォーマンス、吹奏楽部によるミニコンサートが行われ、生徒・保護者・地域住民でにぎわう他、男女バスケットボール部・女子バレーボール部が練習場所として週に数回活用している。また、すべての普通教室にLAN接続のPCが設置されている。本校の体育館は、バレーボールコート2面分がとれる体育館で、壁面には学校祭時に各学年が製作した歴代の巨大壁画が掲示されている。生徒玄関には、これも学校祭時に1年生が製作する硝子戸のシール壁画がある。同校の校区は、ひばりが丘地区や新札幌地区・大谷地地区という、厚別区でも人口・産業ともに集積する地域を含み、市営住宅やマンション群が林立し、サンピアザ、アークシティダイエーといった商業施設も充実している。また北星学園大学、札幌市立大谷地東小学校、札幌市立共栄小学校、札幌市青少年科学館、厚別区図書館、北海道札幌東商業高等学校など多数の文教施設を校区に含み、区内でも有数の文教地区を形成している。前節にも書いたように、区内では有数の文教地区であることから、父兄・生徒ともに進学・学業への意欲が高く、かつてより、北海道札幌南高等学校、北海道札幌北高等学校、北海道札幌西高等学校、北海道札幌東高等学校、北海道札幌旭丘高等学校のいわゆる北海道トップ校へ毎年コンスタントに進学者を出しているほか、中堅校といわれる北海道札幌月寒高等学校、北海道札幌啓成高等学校、北海道北広島高等学校、北海道大麻高等学校へも多数の合格者を輩出している。また一部の生徒は北海道札幌東商業高等学校、北海道札幌平岡高等学校、北海道札幌白石高等学校、北海道札幌厚別高等学校、札幌日本大学中学校・高等学校高等部等へ進学する。「厚南3+1」プラス「厚南3+1」は放送局の昼の校内放送のタイトルにもなっている。厚別南中学校は、札幌市内では「厚南」の愛称で知られ、上の2中学校と混同されるケースが少なくない。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。