


『Yes!プリキュア5』(イエス・プリキュア・ファイブ)は、東映アニメーション制作のTVアニメ作品。『プリキュアシリーズ』第4作にして3代目のプリキュアである。本項目では第5作にあたる『Yes!プリキュア5GoGo!』(イエス・プリキュア・ファイブ・ゴーゴー)についても解説する。以下、本項目では『Yes!プリキュア5』を『プリキュア5』または『5』、『Yes!プリキュア5GoGo!』を『GoGo!』と略記する。当初、2007年は前作『ふたりはプリキュア Splash Star』をもう1年継続する予定だったが、ビジネス的な都合で急遽新しい作品を制作することが決まり、本作品が制作されることとなった。字幕の色は全員赤。シリーズのコンセプトだった「ふたり」がタイトルから外れ、プリキュアが5人になった。それまでも追加キャラクターを加えた多人数での戦闘はあったが、プリキュアが5人になったことで従来シリーズと一線を画す大きな変更となる。スタッフ達は前作までの思い入れからその変更に対する抵抗感があったという。従来のシリーズに共通する「変身や必殺技を二人一緒に行う」という設定も変更された。各自が単独で変身し、その属性に基づいた攻撃や防御の技を使う。シリーズディレクターは前作と同様に小村敏明が務める。なお、鷲尾天がテレビ版プリキュアシリーズのプロデューサーを務めた最後のシリーズ作品となった。ヨーロッパ風の町並みや学園のある町並が舞台になっているが、ただし、こまちの家や神社、デパートなど日本の風景で描かれている場所もある。なお町名は一貫して語られなかったが、これはシリーズでは唯一。マスコットキャラクターは、従来のアイテムに変身するオスとメスのペアから人間の青年に変身するオス2匹のコンビに変更された。この編成は、プリキュアにきちんと的確なアドバイスが出来るキャラクターにしたいという意図からである。また、「イケメンを出したい」というストレートな意見もあったことも理由の一つとしてあげられている。『5』の第40話では主題歌を歌う工藤真由と宮本佳那子が、『GoGo!』の第17話では芸人のたむらけんじが本編へのゲスト出演を果たした。なお工藤と宮本は『5』の劇場版でも、ピンキー役で出演している。作中時間が1年経過した際、『Max Heart』ではキャラクターの学年も進められていたが、『GoGo!』においてはキャラクターの学年は変化しない。これは続編の案として「こまちとかれんを卒業させ、新しいメンバーにする」という案に対して、鷲尾が「やはりこのメンバーでなくてはいけない」と反発したためで、鷲尾の意図を推した末の措置である。本シリーズは唯一テレビ本編で2つの敵組織(『5』では「ナイトメア」、『GoGo!』では「エターナル」)が登場した作品である。2016年時点で、本作品以降2部作完結のシリーズは制作されていない。プリキュアシリーズでは本作よりサイズのデジタルハイビジョンでの制作となるが、本放送当時は続編の『GoGo!』や『フレッシュプリキュア!』を含めアプコン放送だった。本シリーズの『GoGo!』第6話「ドーナツ国王目覚める!」(2008年3月9日放送)でプリキュアシリーズ通算200回の放送を迎えた。5人とも「サンクルミエール学園」に通う中学生である。学年により左胸にある桜の花びら形のワッペンの色が異なり、1年生は黄緑、2年生は赤、3年生は青である。私服はプリキュアのイメージカラーとほぼ同色の服を着用している。『GoGo!』から登場するミルキィローズに関しては、美々野くるみを参照。ココ、ナッツ、ミルクの故郷である妖精の国。国民と「ドリームコレット」を守るために高い壁で覆われているが、ナイトメアに騙されたナッツによって守りが崩壊した。『プリキュア5』の時点ではナイトメアによって壊滅状態にあったが、『GoGo!』以降は国民たちの尽力により復興している。その後、オールスターズ映画では完全に元に戻っている。『GoGo!』に登場するバラの花園で、別名「命の庭」。すべての世界の「生命」を司るバラを守護しており、そのバラに害を与えると、すべての生命が止まる。この場所がエターナルに狙われたことにより、プリキュアたちはふたたび戦いに身を投じる。『GoGo!』冒頭で、ココとナッツの戴冠式のために、新生パルミエ王国に来賓として招かれた4人の国王。ココとナッツを正式に王位に就かせる承認権をもつ。また、「キュアローズガーデン」への扉を開く4つの鍵を持っている。エターナルの襲撃をうけて傷つき、「パルミン」に姿を変えて人間界をさまよっている。なお、4人とも第1回からアイキャッチ(Bパート開始前)には揃って登場している。それぞれ救出されて体力が回復すると、キュアローズガーデンの鍵の1つでもあるカードをのぞみたちに託し、自国に帰還していった。しかし、そのカードがあればいつでも連絡をとることができる。姿は四神がモデルとなっている。『プリキュア5』におけるプリキュアの敵対組織。デスパライアを首領とした企業のような組織で、曇り空に覆われた都会に建ち並ぶ高層ビルを本拠地しており、そのビルは屋上にヘリポートの付いた悪魔的な外観をしているほか、本拠地の周囲には無数の高層ビルが建ち並んでいる。デスパライアの望みを叶えるために必要な「ドリームコレット」を狙い、そのドリームコレットがあるとされている「パルミエ王国」を侵攻して滅亡させるも肝心のドリームコレットが見つからなかったため、今度はドリームコレットが眠るとされている人間界に侵攻してついにドリームコレットを発見する。しかし、すでにドリームコレットはココとナッツの祖国復興を決意したプリキュアたちによって守護されているため、彼女たちからドリームコレットを強奪するために怪物の「コワイナー」を使役して襲撃する。失敗が度重なると組織を辞めるか、組織のために最後の戦いを挑むかの選択を迫られる。以前は何らかの結束があったようだが、カワリーノの台頭によって従業員を徹底的に管理する「目的至上主義」に傾倒している。予算は潤沢にあるものの、成果を出せない部署や人材への支出は厳しく制限されている。正式なメンバーのほかに、支配下に置いたパルミエ王国の住人たちを「絶望の仮面」をつけて下層の従業員として働かせており、彼らは本部に無言で並んで座っている。しかし、第48話にてココとナッツとミルクの奮闘によって解放されることになる。第31話からの部署。実力者が多く、デスパライアが最も信頼している部署。ブラッディとハデーニャや、解散した部署から移動されたブンビーが配属する。カワリーノもたびたび姿をあらわす。ブンビーが管理している部署。ギリンマ、ガマオ、アラクネアが配属されている。自動式の落とし穴が存在し、失態が重なった部下は一時的にその穴に落とされる。第31話でガマオが職務放棄し、ギリンマとアラクネアが殉職したことで部署は解散し、ブンビーは降格されて新部署に異動される。『GoGo!』におけるプリキュアの敵対組織。謎の仮面の館長を首領とする組織であり、西洋風の洋館のような博物館を本拠地にしている。シロップは過去に「運び屋」として在籍していた。時空を問わずあらゆる世界の価値あるものを「保護する」という名目で強奪し、強奪して得たものは本拠地である博物館に永遠に保管して展示するため、実質的には凶悪な盗賊集団である。また、価値があるものならば人間や動物も強奪する対象であり、パルミエ王国の国王であるココとナッツも強奪の対象になっている。真の目的は、伝説の「キュアローズガーデン」ならびにそこの管理者である「フローラ」をエターナルのコレクションに加えることであり、その目的を達成させるために必要な鍵となる「ローズパクト」を最優先にねらうほか、怪物の「ホシイナー」を使役して財宝の強奪やプリキュアたちへの攻撃を行う。構成員は任務の失敗を重ねると「廃棄処分場」と呼ばれている本拠地の地下迷宮を永遠にさまよう「勤務」を命じられる。エターナルのメンバーは有毒生物をモチーフにされているほか、いずれのメンバーも身体の一部を変化させることができる。エターナルのコレクションリストに記載されている世界の価値あるものを捜索および強奪を主な任務にしている構成員たち。立場の地位はみな(ブンビーを除く)ほぼ同等ではあるが、休暇の取得可否などの待遇はそれぞれの業績によって異なる実力主義の組織構図である。りんの父親、こまちの両親は劇中に登場しなかった。かれんの両親は写真に写っている姿として確認できる。のぞみたちの通う中学校にして、女子校。本項ではプリキュア関係者以外の一般人を紹介する。伝説として伝わっていた5人の戦士。変身の呪文は「プリキュア・メタモルフォーゼ!」で、それぞれ単独で変身することが出来る。5人が変身する際、変身前と比べて全員髪の色が変身前より鮮やかに変わり、髪が伸びたりヘアスタイルも変化したりする。『5』版では蝶がモチーフのクリーム色がかった白を基調とした衣装、『GoGo!』版では蝶とバラがモチーフの衣装をまとっている。また、両作品とも各々のイメージカラーと同色の蝶のイヤリングをつけている。プリキュアを目撃した増子によって、「サンクルミエール通信」では人ごみでも目立つ「派手なコスチューム」の女性と形容された。全員が揃った際には毎回ではないが「希望の力と未来の光 華麗に羽ばたく5つの心 Yes!プリキュア5!」という掛け声とともにポーズを決める。本作品では、回によっては変身しない、或いは変身しても実質的に戦闘に参加しないメンバーがいる。前作とは違って精霊を使って戦うという設定を廃したため肉弾戦で戦うが、打撃を加えた際にそれぞれのイメージカラーのエフェクトが起こる演出が散見される。『5』第6話で全員が覚醒し、全員揃った時の立ち位置は向かって左からミント・ルージュ・ドリーム・レモネード・アクアの順に立つ。ミルキィローズは単独で登場する。前作までの敵は関係ない人達を気絶させたりしていたのに対し、本作品では人前で変身するはめになったり関係のない人達が戦闘に巻き込まれることがあるほか、異空間で戦闘することもある。戦闘終了後は周囲の被害がすべて何事もなかったかのように修復される。このことはプリキュアになる前のかれんとこまちの話のネタにされている。また、本作品では関係ない人間がプリキュアの戦いを目撃することがあるため、前作とは違い一部の人間には認知されているが、存在が広く知れ渡ることはなかった。プリキュアの正体が知られることによるペナルティは一切存在しない。プリキュアに変身できることを秘密にしているのは各個人の事情によるものである。シリーズで初めて「巨大化したアイテムを使う」というスタイルの技を持つ。これは東映の変身少女アニメ作品として初の試みである。通常の必殺技は『5』の一般の敵であるコワイナーは、ナイトメアの戦士と同じく必殺技が効かない、あるいはかわされることもある。『5』最終話で変身アイテム「ピンキーキャッチュ」をココ達に返してしまったため、1度はプリキュアの力を失った5人だったが、『GoGo!』冒頭においてローズパクトに宿った5つの蝶によってもたらされた新たな変身アイテム「キュアモ」によって再びプリキュアとなる力を得た。コスチュームがバラをイメージしたものに変わった他、新必殺技を始め、基本能力もパワーアップしている。『GoGo!』後半では合体技が用いられるようになるが、合体技を放つ際にはココが「プリキュアに力を!」と呼びかけ、5人にキュア・フルーレを召還する。『GoGo!』第47話では、アナコンディの呪縛から解かれたプリキュアが復活後パワーアップした姿として、蝶の羽の生えたスーパープリキュアバージョンが登場している。外見上は蝶の羽根が生えただけでコスチュームに目立った変化はないが、飛行能力を披露している。それぞれの必殺技は通常時と変わらない。なおこのスーパープリキュアは、『5』の劇場版『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』のスーパープリキュアを、コスチュームを『GoGo!』時代の物に変更して流用したものである。映画『プリキュアオールスターズ』シリーズは全て『GoGo!』のコスチュームで登場し、『5』のコスチュームは回想シーンでの登場のみである。『5』第1話で夢原のぞみが変身する「大いなる希望の力」こと希望のプリキュア。イメージカラーはピンク色。髪は変身前より鮮やかなマゼンタになり、両側の結った部分が輪の形になって、後ろ髪が伸びる。『5』版では薄い黄色の蝶型の髪飾り、『GoGo!』版ではバラをモチーフとした髪飾りで髪のリングを留めている。胸の宝玉の色はピンク色の補色である緑色。コスチュームは『5』ではへそを露出しているが、『GoGo!』ではへそが見えないコスチュームになる。『5』の必殺技の掛け声は「夢見る乙女の底力、受けてみなさい!」。必殺技で急所を突いてトドメを刺すなどの戦いぶりを見せることが多い。『5』第2話で夏木りんが変身する「情熱の赤い炎」こと情熱のプリキュア。イメージカラーは赤色。前髪が長くなり、燃えさかる炎のように逆立った赤い髪になる。『5』版では濃いピンク色の蝶型の髪飾り、『GoGo!』版ではバラをモチーフとした髪飾りを向かって左側に付けている。胸の宝玉の色は赤色の補色である緑色。衣装デザインは『5』・『GoGo!』共にキュアドリームのデザインに似ている(袖・ブーツのデザインなど若干の差異がある)。『5』の必殺技の掛け声は「純情乙女の炎の力、受けてみなさい!」。ドリームやアクアとタッグを組むことが多く、いずれも絶妙な連携を見せている。『5』第3話で春日野うららが変身する「はじけるレモンの香り」こと弾けるプリキュア。イメージカラーは黄色。髪は普通のツインテールから、ネコの耳のような2つのシニヨンからバネのようにカールした細い毛の束が出た特徴的な髪型に変化する。髪色は変身前よりも淡い金髪になる。『5』版では髪飾りを付けていなかったが、『GoGo!』版ではバラをモチーフとした髪飾りを付けている。胸の宝玉の色は黄色の補色である青色。『5』・『GoGo!』共に他の4人と衣装のデザインが異なる。『5』版はスパッツが露出していないパニエのようなスカートが特徴で、メンバー中唯一リボンの付いたチョーカーを巻いたデザイン。『GoGo!』版ではスパッツが露出するようになり、外見上の共通項は増えたものの、スカートのフリルが他の4人に比べて多層になっているなどの差異がある。『5』の必殺技の掛け声は「輝く乙女のはじける力、受けてみなさい!」。力で押すよりアクロバティックな戦法を得意とした描写が見られる。『5』第4話で秋元こまちが変身する「安らぎの緑の大地」こと安らぎのプリキュア。イメージカラーは緑色。髪は変身前より鮮やかな青緑色になり、ボリュームが増す。襟足も伸びて左右に分かれる。『5』版では蝶の口のような形をした髪留めをしており、『GoGo!』版ではそれにバラの意匠が加えられている。胸の宝玉の色は緑色の補色である赤色。『5』の必殺技の掛け声は「大地を揺るがす乙女の怒り、受けてみなさい!」。守備に長けたプリキュアで、必殺技は負荷に耐えられなくなると亀裂が入り、やがて割れてしまう。戦闘時は主に防御や仲間のサポートに徹しているが、感情を爆発させた時には凄まじい戦いぶりを見せることもある。『5』第6話で水無月かれんが変身する「知性の青き泉」こと知性のプリキュア。イメージカラーは青色。髪は変身前より鮮やかな青色になり、髪型も後ろに高く結い上げたものを蝶の髪留めで留めたものに変化する。『5』版ではミント同様蝶の口のような形をした髪留めをしており、『GoGo!』版ではそれにバラの意匠が加えられている。衣装デザインは『5』・『GoGo!』共にキュアミントのデザインに似ている(髪留め・襟の形状など若干の差異がある)。胸の宝玉の色は赤色。『5』の必殺技の掛け声は「岩をも砕く乙女の激流、受けてみなさい!」。戦闘時に咄嗟に戦術を組み立てて指示を出すなど、参謀的な役割を担うことが多い。戦闘能力は高く、単独で敵幹部を追い返したこともある。ルージュとタッグを組むことが多く、互いの必殺技で見事な連携を披露している。『GoGo!』第10話で美々野くるみ(ミルク)が変身する奇跡の青いバラの力を持つ戦士。厳密にはプリキュアに含まれない。変身の掛け声は「スカイローズ・トランスレイト!」。決め台詞は「青いバラは秘密のしるし!」。イメージカラーは紫色。白と紫を基調とした、ヘソ出しのコスチュームで、青いバラの飾りがアクセントになっている。髪はウェーブがかかったツーサイドアップで、青いバラの飾りで留めてある。髪の色は変身前に比べて青みがかった紫色となり、瞳の色も変身前より若干明るい赤色に変化する。青いバラの力によって強力な戦闘力を持ち、敵幹部の1人であるスコルプを圧倒し、一瞬で消滅させている。反面、大きく力を消耗してしまうため、苦戦を強いられて長期戦になると、戦闘中に力尽きてミルクの姿に戻ってしまうこともある。ただし、ココやナッツのように強い衝撃を受けただけで元の姿に戻ることはない。第12話ではネバタコスの軟体に攻撃が通じず苦戦し、また、ブンビーには経験不足が弱点であることを見抜かれてピンチに陥った。本編では強敵に戦いを挑み健闘するも敗れるシーンが多かったが、『プリキュアオールスターズDX』公開記念に行われたランキング集計において、「いちばん強そうなのは?」においてプリキュアを差し置き1位という結果を残した。同作品ではパンチ1発でクレーターのような巨大な穴を開ける描写が存在し、続編では、敵の攻撃を避けるためミルクに変身して、即座にミルキィローズに戻るという芸当も見せている。舞台となった町名は「概要」の項目で記述した通り、シリーズで唯一全く明かされなかった。『5』、『GoGo!』ともにオープニングと(特に後期)エンディングの曲にはチアリーダーの掛け声のようなコーラスが印象的に導入されており、曲が非常に軽快なものになっている。BGMは従来シリーズに引き続き佐藤直紀が担当しており、前作までのBGMが流用されている場面もある。編成はこれまでのシリーズと同様に生楽器を主体とする。前作まではプリキュアの必殺技には専用のBGMが存在したが、本作品では数パターンのBGMが用意され、状況に応じて使用するBGMを変えるという手法になった。ただし、合体技のBGMは従来通り専用のものとなっている。時間帯は全て現地時間。Yes!プリキュア5Yes!プリキュア5GoGo!Yes!プリキュア5Yes!プリキュア5GoGo!『Yes!プリキュア5』は、原作・東堂いづみ、まんが・上北ふたごによる漫画作品がある。「なかよし」(講談社)にて2007年(平成19年)3月号から2008年(平成20年)2月号まで連載された。「なかよしラブリー」でも連載。前作『ふたりはプリキュア Splash Star』に引き続き、メイン連載扱いである。開始当初は、変身・戦闘の描写を含んでいた。しかし、後半からはプリキュアの5人とココ・ナッツの日常を描くサイドストーリー的な内容となり、変身後の姿やナイトメアに関しては最終回で1コマ程度描かれた程度にとどまった。また、続編の『GoGo!』についても、引き続き「なかよし」2008年(平成20年)3月号から2009年(平成21年)2月号まで連載された。こちらもメイン連載扱いとなっている。本編とは異なり、ミルクは『GoGo!』のみ登場する。両作品とも、単行本化されていなかったが、プリキュアシリーズ10周年となかよし創刊60周年を記念し、「プリキュアコレクション」と銘打ってワイドKCなかよしより発行が決まり、2015年1月6日に『Yes!プリキュア5』が、2015年2月6日に『Go!Go!』が、それぞれ全1巻で発行されている。『GoGo!』の関連番組として、アニメイトTVにて主に毎週火曜日にWebラジオ『CLUB ココ&ナッツ』が2008年(平成20年)2月5日から同年12月24日まで配信されていた。パーソナリティは草尾毅(ココ)と入野自由(ナッツ)。すべてマーベラスエンターテイメントから発売。どちらもマーベラスエンターテイメントよりリリース(映画除く)。「5」以降プリキュアTVシリーズのDVDは1巻あたり3話収録となった(ただし最終巻付近の巻は4話収録になる巻もある)。2008年(平成20年)に「5」、2009年(平成21年)に「GoGo!」が東映アニメBBプレミアムおよび、提携プロバイダにて配信開始された。映画も配信されている。ただし、ビデオサイズが4:3比率となっており、BBプレミアムでもどの提携プロバイダでもレターボックスが出てしまう問題がある。テレ朝チャンネル1では「5」が2016年3月より放送を開始している。(2話連続)バンダイからプリキュア達が使用するアイテムを模した「ピンキーキャッチュ」や「ドリームコレット」、ぬいぐるみ(人形) の「キュアドール」といった関連玩具がリリースされている。また、食品関連では従来の菓子(トップ製菓)、食玩(バンダイ)、カレー、ふりかけ(いずれも丸美屋)の他にニッスイから魚肉ソーセージとかまぼこが新たに発売された。従来の携帯型コミューンはプラスチック部の製造費がかかる金型が大幅に縮小された腕時計タイプ「ピンキーキャッチュ」に。通信機能が売りだったノートPC型コミューン(プリティコミューン、スプラッシュコミューンなど)は価格が1万円だったが、従来の携帯型コミューンのバーコードスキャン機能を移植、さらに小型化で「ドリームコレット」はプレイバリューを維持しつつ定価を半額まで下げる。バンダイの決算にも反映され、2007年度の最終決算は105億円 と、前作『ふたりは プリキュア Splash☆Star』(60億円)や第一作『ふたりはプリキュア』(101億円)を上回った。また、主力玩具だったピンキーキャッチュは、2007年の年間玩具売り上げランキングで第2位、またドリームコレットは第5位。翌2008年で売上105億円を達成した。メガハウスから「アクションフィギュアコレクションシリーズ」から本作品のキャラクターを題材としたフィギュアが11月より毎月1体ずつの主人公を題材とした製品とともに初めて子供向けアニメに進出。他にも2008年1月にはディスプレイタイプのフィギュアも発売され、『初代プリキュア』で人気を博したアイテムが復活する形となった。放送終了後の2010年、S.H.Figuartsシリーズより『GoGo!』の衣装を元にしたキュアドリーム、キュアアクア、キュアレモネードのアクションフィギュアが一般店頭発売された。残りのキュアルージュ、キュアミント、ミルキィローズはweb注文販売限定で発売、6人全員が揃っている。2012年にはシーエムズコーポレーションのグッとくるフィギュアコレクションシリーズから『5』の衣装を元にしたアクションフィギュアが順次発売された。Yes!プリキュア5Yes!プリキュア5GoGo!
出典:wikipedia
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