『スーパーロボット大戦W』(スーパーロボットたいせんダブリュー)はバンプレストから発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。キャッチコピーは、「記録しろ、宇宙を揺るがす二つの物語を!!」「DSでスパロボに熱くなれ!」。SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一つ。ニンテンドーDSでリリースされた同シリーズの1作目にあたる。本作でスーパーロボット大戦シリーズ通算40作目を数えた。タイトルの『W』は、ニンテンドーDSの2画面液晶(ダブルスクリーン〈ディスプレイ〉)と、シナリオが2部構成になっていることから命名されている。全55話/64ステージ。基本的なシステムはゲームボーイアドバンス版のそれを受け継いでいるが、2画面液晶やタッチパネルといったハードの持つ機能を活かした演出・機能も盛り込まれている。BGMや効果音もゲームボーイアドバンス版からの流用ではなく、ほぼ完全新規のものとなった。最大の特徴として、シナリオが中盤である程度の時間経過を経る2部構成となっており、かつ参戦作品も続編や姉妹作の同時参戦が多いことが挙げられる(ゲーム内では必ずしも原作どおりの時系列ではない)。また、これまでの作品は登場作品の異なるキャラクター達の関係が比較的希薄であったものが、今作では様々な方向性からの因縁付けなどで深いレベルでのクロスオーバーが計られ、ゲーム内独自の人間関係を繋ぐことで目新しい世界観を構築している。また、モチーフやテーマ以外にも親和性の高い設定箇所においては、作品の方向性を問わず頻繁にクロスオーバーを行っている。本作では、戦闘シーンのユニット撃破時専用グラフィックが以前までの作品に比べて多く用意されている。中には武器のほとんどに撃破時専用グラフィックがついているユニットもある。★マークはシリーズ初参戦作品。☆マークは携帯機初参戦作品。全19作品。シリーズ初参戦は『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』、『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』、『宇宙の騎士テッカマンブレードII』、『デトネイター・オーガン』、『百獣王ゴライオン』、『フルメタル・パニック! The Second Raid』。携帯機シリーズ初参戦は『勇者王ガオガイガー』、『勇者王ガオガイガーFINAL』。参戦作品の欄にはないが『勇者王ガオガイガーFINAL』には『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』の一部BGMや設定、また『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』には漫画『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R』の登場人物や機動兵器も含まれている。『機動戦艦ナデシコ』に登場したダイゴウジ・ガイは『劇場版 機動戦艦ナデシコ』には登場しないが、本作の第2部用に劇場版の絵柄を意識した顔グラフィックが新規に描き下ろされている。『ゲッターロボG』は味方主要キャラクターのみの登場で、機体や敵組織(百鬼帝国)などは登場しない。また、真・ゲッターロボは『真・ゲッターロボ(原作漫画版)』からの出典となっているが、デザインは『真ゲッターロボ 世界最後の日』を踏襲したものとなっている。ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦シリーズのシステムを参照。『J』までシリーズのオリジナル人物、機体はほぼ「バンプレストオリジナル」の名義で登場していたが、今作では「オリジナル」とのみ表記されている。本作の主人公およびその乗機は従来の複数選択式ではなく固定となっている。また『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』シリーズ以外で初めて、オリジナルの旗艦ユニットが登場となった。主人公であるカズマ・アーディガンとその家族らで構成されるトレイラー(運び屋)一家・ヴァルストークファミリーを中心に物語は展開される。なお、主人公の名前および名字、姓名の順序は変更可能だが、漢字の名字で姓名を日本語並びにすると、主人公以外の名字も変わる。第1弾CMは、ゲーム映像を編集したもので2007年1月24日からオンエアされた。2007年2月14日からは第1弾CMの改訂版が流れる。第2弾CMは、スパロボイメージガールに選ばれた中川翔子が本作をプレイし、それに対し『勇者王ガオガイガー』の獅子王凱役の檜山修之がナレーションで感想を訊くものになっている(「中川翔子!」と叫ぶバージョンと、「しょこたん!」と叫ぶものの二種類がある。また、別バージョンとして檜山のナレーションだけのもの存在)。2007年2月23日からオンエアされた。ゲームショップの店頭ディスプレイを表彰するディスプレイコンテストが行われた。予約特典は、DSカードケース型ストラップ。
出典:wikipedia
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