トラベレックスジャパン株式会社（）は、英国トラベレックスグループの日本法人である。1976年に現会長であるロイド・ドーフマンが開いたロンドン市内の小さな両替店から始まる。その後、両替店は成長を遂げ、2001年にトーマスクック・グローバル・アンド・ファイナンシャル・サービシズ・リミテッドを買収。トラベレックスはその後も両替店舗網を大きく拡大、現在では世界の国際空港や主要都市・観光地に1,500店舗以上（2014年12月現在）の外貨両替専門店を展開。東京シティエアターミナルに1号店を開店。日本国内では、北海道から九州までの主要空港・都市において70店*舗余を運営。*2013年8月現在トラベレックス店舗窓口で外貨の販売・お買取りを行うほか、外貨卸サービス、外貨宅配サービス、外貨自動両替機の運営、海外専用プリペイドカードの発行、クレジットカードの自国通貨建て決済サービス「CURRENCY SELECT」など、外貨両替のスペシャリストならではのさまざまな金融サービスを取り扱っている。また、2010年より一部の店舗でウエスタンユニオンの国際送金サービスの取扱いをはじめた。VISA、MasterCard、JCBブランドのクレジットカードを使用して、オンラインで外貨現金の購入が可能。（キャッシュパスポートは、現金のみでの購入となる）2013年現在、世界の主要33通貨を取り扱っている。外貨両替割引クーポン券などをホームページに掲載している。プリペイドタイプの海外専用トラベルマネーカード。トラベラーズチェックの安全性やクレジットカードの利便性を兼ね備えた全く新しいタイプの海外渡航アイテム。事前に日本でキャッシュパスポートに入金、渡航先のMasterCard ATMや中国銀聯ATMで現地通貨を引き出せる他、現地のMasterCard加盟店や、中国銀聯加盟店でデビットカードのように使用できる。トラベレックスでは世界14カ国に1,250台以上のATMを設置している。日本国内では一台で「日本円から外貨」、「外貨から日本円」への双方向の両替が可能な外貨両替機を設置、運営。日本語と英語、韓国語、中国語で案内を表示し、米ドル、ユーロ、イギリスポンド、中国元、韓国ウォン、オーストラリアドル、台湾ドルの7通貨を取り扱っている（ただし、取扱い通貨は外貨両替機により異なる）。オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インドのトラベレックスで外貨を両替すると特典を受け取れるサービス。JAL、ANA、アジア・マイルのマイレージが両替金額に応じて付与される。（ただし事前にカードの提示が必要）2008年5月1日より、取扱開始。手数料1000円の支払いで、両替から90日以内に日本円に戻した際の為替レートが優遇されるサービス。利用条件有り。2010年7月15日より、ウェスタンユニオンと提携した海外宛送金サービスを一部の店舗で開始した。インバウンド観光ビジネスに取組んでいるクレジットカード加盟店向けのサービス。海外発行のクレジットカード（VISA／MasterCard)で支払う顧客に、決済額の円価をその場で外貨換算し、自国通貨で支払うことを可能にした新しいクレジットカード決済の仕組み。海外では一般的にdynamic currency conversion (DCC)と呼ばれる。通常のクレジットカード決済の場合、実際の購入日と、自国通貨への換算日にタイムラグが生じるが、このシステムでは、購入日に自国通貨への換算レート、支払額が確定する。

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