『オーディーン 光子帆船スターライト』(オーディーン こうしはんせんスターライト)は、1985年8月10日に公開された劇場用アニメ映画作品。『宇宙戦艦ヤマト』の西崎義展が、湖川友謙をキャラクターデザイナーに迎えて製作したSFアニメ映画。宇宙帆船スターライト号に乗り込んだ若者たちが多くの苦難を乗り越えて未来へ向かう姿を描いている。舞台は2099年、超小型ブラックホールが発生する光子から推進力を得て宇宙空間を飛行する帆船「スターライト」。練習生として多くの若者が乗り込むスターライト号に、小惑星帯で破壊された宇宙船の救助が命じられ、宇宙ステーションから木星に向かって出発した。宇宙船からただ一人救出された少女サラは不思議な能力を持っていた。磁気嵐とともにスターライト号に襲いかかる正体不明の敵との戦闘のさなか、スターライト号は爆発の弾みで一気に天王星近くへ移動した。天王星の衛星オベロンで謎の宇宙船が発見されると、サラの不思議な力が発揮されて、それがアルゴ座カノープス星系にあった惑星オーディーンから飛来したものと判明する。「歪曲点」という宇宙空間を繋ぐ近道も見つかり、スターライト号はこれをくぐって木星から天王星へ移動したのもわかった。地球への帰還を決めた幹部達を閉じ込め、あきら達は歪曲点をくぐってオーディーンを目指した。到着したのは3つの巨大恒星の重力と星間ガスが交差する「トライポール三重連星」で、その宇宙空間に「アースゴード」と名乗る老人の姿が浮かび、スターライト号に死を宣告する。襲ってきた敵のメカ軍団によって、スターライト号は宇宙の裂け目「ギンヌンガ・ガップ」に落とされてしまった。負傷しつつも再び指揮をとる船長のもと、スターライト号はかろうじて通常空間へ戻り、再びメカ軍団との戦闘が始まるが、メカを操縦していたのはサイボーグだった。その意外な正体、地球のオーディーン伝説(北欧神話)が2万年前にその惑星を襲った災厄を伝えるものだったこと、そしてオーディーン星人とサラとの関係が次第に明らかになっていく。スターライト号はメカ軍団に指令を出す巨大コンピュータ「ベルゲル」を破壊し、オーディーンへと向かった。
出典:wikipedia
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