阪急バス石橋営業所（はんきゅうバスいしばしえいぎょうしょ）は、大阪府池田市井口堂一丁目にある、阪急バスの営業所。最寄りの停留所は「井口堂」。また、箕面市船場東にある箕面船場出張所も当営業所の傘下にある。池田駅を主な基点とし、池田市・箕面市西部を初め、豊中市・吹田市・茨木市、兵庫県の伊丹市・尼崎市・西宮市へと走る路線を受け持つ。過去には東能勢線なども担当していた。なお、運行管理業務は阪急田園バスに委託されている。2009年4月29日のダイヤ改正より、池田を境に南北で運行区間を完全に分離し「北部コース」と「南部コース」という総称が設定された。同時に、双方をまたいで利用する乗客向けに「乗継券」を発行するようになった（池田・石橋北口・井口堂の3か所のみ）。
この関係で、石橋北口方面への循環運行を行っていた系統も池田と石橋北口で系統番号が分けられ、一部の便を除き連続運行も取り止められた。系統番号は、池田発→石橋北口行きが1桁、石橋北口発→池田行きは2桁（10番台）となっている（下1桁には、経由地別に1 - 4、6の数字が入る）。なお、系統番号が同じでも途中で運行を打ち切ったり、経由地が異なる設定もあるので、利用の際は注意が必要。
なお、2013年12月3日のダイヤ改正により、南部コースの運行ルートが変更された。石橋発の便のうち、池田に到着後、13・14→1系統に、11→3・4系統に変更して続行運転する便がある。五月丘一丁目バス停は池田方面へのみのため、石橋方面への便はない。7系統は南部コースへ続行運転する。また、市立池田病院を経由しない。5系統 始発〜朝ラッシュ時に運行7系統 夕方ラッシュ以降に運行新開橋は6系統(石橋方面)のみ、池田駅南は16系統(池田方面)のみ停車8・9系統2006年11月1日に、千里営業所より移管。千里中央と箕面市中心部（西部）を結ぶ路線。81・83系統は、2006年11月1日より千里営業所から移管された。国道171号を経由して豊中 - 西宮間を結ぶ路線。ただし、1984年4月の改正から石橋発着が基本となり、豊中まで向かう便は1日1本のみとなる。
長らく運行形態に変化はなかったが、2005年4月29日の改正より昼間の運行本数が毎時1本から2時間ごとに1本に半減された。また、2009年4月29日の改正では阪急石橋 - 西宮北口系統を石橋北口に延伸した。
伊丹市内（下河原 - 昆陽ノ里間）では伊丹市営バスと並行しており、初乗り運賃は同局に同調している。また、髭茶屋近辺で尼崎市内も通るが、距離が短いためか阪神バス尼崎市内線に合わせた運賃とはしていない。余談であるが伊丹市営バス、阪神バスの停留所名は「昆陽里」だが、阪急バスは「昆陽ノ里」である。
2006年11月1日より、千里営業所から移管された。
「千里中央 - かやの中央線」と称されることもある。当初は『箕面マーケットパーク・ヴィソラ シャトルバス』という名称で、2003年10月1日から運行されている。
当初は伊丹営業所が担当していたが、2007年12月頃に移管された。また、この際に「箕面市内線（白島系統）」から独立した路線となった。
伊丹営業所が運行していた頃から、車両は当営業所傘下の千里中央車庫に常駐し、運用されていた。当所への移管後は、車籍も神戸ナンバーから大阪ナンバーに付け替えられた。
ヴィソラへの買い物客向けに特化した路線であるため、独自の割引制度がある。また、2004年1月4日まではこれとは別に無料の臨時便もあった（経路は異なる）。
現在は千里中央発着だが、2006年10月からの2年間はさらに先の北千里発着便も運行されていた（クローズドドアシステムにより、北千里 - 千里中央間は利用できなかった）。この改正までは池田 - 石橋間を軸におおよそ5つのルートに分けて運行しており、複数のルートを組み合わせて循環する系統もある。系統番号は、原則として五月山公園・大広寺を経由する路線は1桁、五月丘一丁目及び市立池田病院を経由する路線は10番台（12系統を除く）、五月丘一丁目のみを経由する路線は30番台である。また、20番台は池田市役所前 - 下渋谷 - 呉羽の里を経由するものである。神田、ダイハツ経由五月山公園・大広寺、東畑経由五月山公園・大広寺、東畑経由の大阪空港系統東畑、五月丘一丁目経由の区間系統下渋谷経由系統国道176号経由神田、ダイハツ - 五月山公園・大広寺、東畑経由の連続運行系統神田、ダイハツ → 東畑、五月丘一丁目経由の連続運行系統下渋谷 - 園芸高校前経由の連続運行系統下渋谷 - ダイハツ前経由の連続運行系統五月山公園・大広寺、東畑 - 下渋谷 - 園芸高校前の連続運行系統阪急伊丹 - 宝塚系統の代替として新設。1984年4月4日の改正時に伊丹営業所から移管され、宝塚折り返しとなった。この改正時点では1日2往復（朝夕に1往復ずつ）で、空港へのアクセス手段としてはそれほど役に立つものではなかった。1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生し、主要なルートである国道176号バイパスの渋滞が激化したため、定時運行が困難となったことを理由に休止となる。それから4年後の1999年7月22日から8月31日にかけての夏休み期間限定で臨時路線として運行を再開、これが現在宝塚営業所が運行する「空港宝塚線」の原型となった。大型車と中型ロング車が中心に配置されている。多くの路線で使われているのは大型車だが、白島線では白島 - 箕面間の狭隘区間に対応するため、主に短尺モデルが使用される。2006年11月に箕面中央線などが千里営業所から移管されて以降は、標準尺モデルが使用されることも多くなった。中型車は、豊中西宮線や池田市内線の循環系統で使用されることが多い。また、CNGバスやハイブリッドバスが比較的多く配置されており、池田市の補助によって導入された車両は主に池田市内線で、箕面市の補助によって導入された車両は主に阪大病院線を含む千里中央発着路線で運行されている。

出典:wikipedia