御巣鷹の尾根(おすたかのおね)とは、日本航空123便墜落事故の現場一帯として高天原山の尾根を指す場合の通称である。よって、厳密には御巣鷹山の尾根では無い。群馬県多野郡上野村楢原に所在し、公益財団法人慰霊の園によって御巣鷹山慰霊碑(昇魂之碑)が建立・維持されている。公益財団法人慰霊の園は、群馬県多野郡上野村楢原2218-23()に所在する、JAL123便墜落事故の犠牲者を追悼する墓所である。展示棟がある。場所は、国道299号線傍の上野村立上野中学校の近く。事故現場に御巣鷹山慰霊碑が建てられている。事故が起きた1985年(昭和60年)8月12日当時と比べると、事故現場へのアクセスは、大分改善されている。本通称は上野村村長・黒沢丈夫(元大日本帝国海軍少佐)によって、日本航空123便墜落事故直後に使用開始された。墜落現場の詳細特定(および陸路に依る到達経路設定)が難航する中、上空からの報道映像を見た黒沢が、記憶に残る尾根形状から呼称を始めたものである。黒沢は「御巣鷹の尾根」の名をもって、村下の消防団員に警察ほか、救助関係者への道案内(登山経路設定および先導)を命じた。このことはすなわち、事故現場の尾根が黒沢のみならず、村民にも御巣鷹山であると認知されていたことを暗に示している。国土地理院の地図に高天原山の記載はなかったが、そのことと正しく高天原山の名が用いられなかったことの因果関係は不明である。
出典:wikipedia
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