とうろう流しと大花火大会(とうろうながしとだいはなびたいかい)は、福井県敦賀市の松原海岸で毎年8月16日に行われる大型イベントのひとつである。市民のお盆の風物詩として定着しているイベントで、気比の松原海岸付近で行われる。最近では"日本海最大級"との謳い文句で1万発以上の花火が打ち上げられ、イベントの大型化が窺える。昼間沖合いには花火設営のための浮島が多数配置されているのが見える。当日は17時までの遊泳として、19時からの開催までには浜辺は見物客で埋め尽くされる。しかし近年はこの大会の知名度が上がり、敦賀市周辺に限らず近畿・中部・北陸などからも観光客が駆けつけるようになり、17時時点ですでに浜辺はシートで埋め尽くされる状況にある。県内外あわせて約20万人と、普段の敦賀では考えられないほどの人が押し寄せるので、この日は周辺が非常に混雑し警備の体制が強化される。自動車の乗り入れ規制はもちろん(会場から離れた駐車場からのシャトルバスあり)のこと、松林を縦断して浜辺に行く道路が狭いので自転車にのっての通行も危険であるので歩いて会場入りする。また当日はJR貨物の敦賀港駅まで臨時の旅客運送も実施しておることから鉄道でのアクセスも出来た。会場では人でごった返しており、迷子になる子供が続出するので気をつける必要がある。浜辺に行って間近で見物する人もいるが、打ち上げ花火に限れば敦賀の扇状地地形を利用して山付近からでも見物できる。ごった返しを嫌ってあえて遠くから見物する市民もいる。例えば、若狭湾エネルギー研究センターでは当日夜まで開放をしており遠巻きに見物することも出来る。第59回(2008年)では、当日はハーバーステーションの番組が会場で流された。局アナ経験のプロのDJで、観客の花火待ち時間のイライラを解消する目的もあった。6時半頃からはじめに市長・実行委員会の挨拶がある。お盆の行事なのでとうろう約6,000個が海に流される。とうろうは赤・青・黄の3色があり値段は1個500円である。とうろうを流すと同時に僧侶複数人で読経が行われ先祖を供養する。ここまで約30分。花火大会は司会の掛け声を元にカウントダウンで始まる。近年ではレーザー光線や音響を駆使した大規模な舞台装置も設置されている。また、花火にも打ち上げ花火(20号玉特大花火もある)、スターマイン、水上花火(海上自爆)に限らず、メッセージ花火、個人花火、動物花火(キャラクターに似せた技巧を凝らした花火)、芸術花火、との題目で多数ある。打ち上げ場所も以前は1,2箇所に集中していたのが、今では7箇所と増えて幅広となった。これは浜辺だけでなく金ヶ崎緑地のほうへ見物客を誘導することで、混雑を減らす狙いもある。全工程1万2000発で約1時間半になる。
出典:wikipedia
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