『ビッグショー』("BIG SHOW")は、NHK・総合テレビで1974年4月7日から1979年3月20日まで放送された音楽番組である。後継番組として、1993年4月5日から2003年3月28日まで「ふたりのビッグショー」が放送された。1974年から1979年まで放送されたワンマンショー形式の番組。一人のスターにスポットを当て、そのスターが歌や芸を披露する。またそのスターにまつわるゲストも登場し、ショーを盛り上げる。出演者は歌謡界のビッグな歌手にとどまらず、映画俳優、舞台人、作詞家、作曲家など。毎回キャリア・歌唱力(演技力)ともに十分な実力派の人を選考。選ばれたスターは、演出家等のスタッフと何度も下打ち合わせを行い、またお互いの意見を出し合いながら台本を作った。全225回中、VTRが残っているのは95回分である。越路吹雪が出演した回は2回分、共にDVD化されている。島倉千代子、フランク永井、クールファイブ、灰田勝彦、ナナ・ムスクーリなど回はLP化されている(未復刻)。1974年4月7日に番組開始。森繁久彌、三波春夫、三橋美智也など大物達が続々と登場。また歌手に限らず、後に人間国宝となる柳家小さん・桂米朝などの落語家や、後に国民栄誉賞を受賞する古賀政男、服部良一、吉田正といった作曲家や勝新太郎も出演した。また大御所だけでなく、沢田研二、天地真理、小柳ルミ子や花の中三トリオ・新御三家といった当時の若者に人気のある歌手も出演した。海外からも、ミルバ、ナナ・ムスクーリ、ミレイユ・マチュー、エンリコ・マシアス、ジョルジュ・ムスタキ、スリー・ディグリーズ(")、ブラザーズ・フォー、ジルベール・ベコー、ブレンダ・リー等が出演している。番組の人気に加え、放送時間が大河ドラマの後(20時45分開始)で大河ドラマの視聴者をそのまま取り込むことが出来るという有利さも手伝い、番組の。特に1976年2月22日から二週続けて放送された「古賀政男 歌の人生劇場 青春編」、「古賀政男 歌の人生劇場 雄飛編」はそれぞれ25.2%、27.3%の高視聴率を獲得した(数字はいずれも・関東地区)。その一方で「美空ひばりは何故出演しないのか」、「吉田拓郎を筆頭とするフォーク・ニューミュージックの歌手は何故出ないのか」といった意見も視聴者から。1976年3月まではスタジオからの放送だったが、4月からスタジオを離れNHKホールからの公開ショーとなる。NHKホールならではの豪華なワンマンショーが披露され、番組の新たな魅力となった。が、1977年4月10日・17日の二週にわたり出演し大きな話題を集めた。この後はNHKとの関係も修復し、様々な番組へ出演している。1978年4月4日より毎週火曜20時からの放送となる。火曜日第1回のゲストは人気絶頂のアイドル・山口百恵。翌週11日には渡哲也が初登場した。1978年10月3日放送回(岩崎宏美出演)からはステレオ放送を開始した。1979年3月20日、「第29回NHK紅白歌合戦」(1978年12月31日放送)で紅白のトリを務めた沢田研二・山口百恵の出演を最後に番組は終了した。2003年5月11日の「NHKアーカイブス」(総合テレビ)にて、1978年2月19日放送分の『ビッグショー「石原裕次郎 男ひとり 気ままな夜」』が再放送された。
出典:wikipedia
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