アウズ（）は、北欧神話に登場する、夜の女神ノートと夫ナグルファリの間に生まれた息子である。古ノルド語の「アウズ」には、次の3種類の原義があるとされている。「アウズ」の意味は通常、2番目の意味「富」とされている。しかし、アウズの父ナグルファリ()は、スノッリ・ストゥルルソンが『散文エッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第10章に登場させた、死者の爪で作られた船ナグルファル("Naglfar")を擬人化したものと考えられている。そのため、アウズの名をむしろ3番目の意味ととらえ、夜の闇と死者の船の間に生まれた「死」と解釈する研究者もいる。。

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