永井氏(ながいし)は、日本の氏族のうちのひとつ。松平氏・徳川氏に仕えた。桓武平氏良兼流の致頼を祖とする長田氏の系統で、平安時代末期に主君源義朝を弑した長田忠致の兄である親致が永井氏の祖である。右近太夫直勝の代に、主君徳川家康の命により、主君を弑した忠致に繋がるとして、大江姓永井氏に改姓された。直勝は譜代大名となり、次代の尚政が老中に就任する他、尚政の子弟が分家を興すなど隆盛の気運にも恵まれた。ところが1680年、直勝の曾孫・信濃守尚長が志摩鳥羽藩主の内藤忠勝に刺殺され、永井宗家は一旦改易となる。だが、尚長の弟・直圓が御家再興を許され、大和新庄藩主として復帰した。以後の永井氏は明治維新まで存続した。また、幕末期に将軍・徳川慶喜に付き従い活躍し、明治政府の元で開拓使御用係、左院小議官、元老院権大書記官などを務めた永井玄蕃頭尚志は旗本家の出身。永井荷風らを輩出した愛知県の豪農・永井家は安土桃山時代の頃に別れた分家にあたる。
出典:wikipedia
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