『まじかる☆アンティーク』は、2000年4月28日にLeafから発売されたアダルトゲームである。略称は『まじアン』Leafにとって、前年発売の『こみっくパーティー』に続くSLGとなる。主な流れは、異世界『グエンディーナ』からやってきた魔法使いのスフィーと共に骨董品店を経営していくというものである。骨董品を購入し店で販売していくSLGパートとキャラクターとのやり取りを行うAVGパートに分かれる。ヒロインとシナリオを進めてエンディングを迎えるのが目的であるが、これとは別に店を経営し骨董品を売ることだけに専念することも可能で、エンディング時にこれらの総合スコアが表示され、発売当時のコンプティークでは読者によるスコア大会が開催された。企画段階では銭湯や野球などのSLGも候補に挙がったが、骨董を扱うようになったのははぎやまさかげが会議で「骨董屋、どう?」と言ったからとされる。肝心のSLGとADVが上手くリンクしていないという批判があり、これに対しシナリオを担当した椎原旬はそれらを認めた上で「シナリオの後半にかけての盛り上がりが欠けたのではないか?」ともコメントしている。また、エッチシーンの効果音として「ズン」と「パン」を多用しており、それらを多用したことに対して、反省するコメントもしている。椎原旬とはぎやまさかげは共に本作がデビュー作であったが、二人とも本作の発表後に退社している。某県某市、とある街の商店街の一角で主人公宮田健太郎の両親は骨董品店『五月雨堂』を経営している。その両親が突然海外に長期の買い出し旅行に出かけた為、彼はまだ大学生であるにもかかわらず両親の手により休学させられ、やむなく留守の間の経営者となってしまう。途方に暮れたその矢先、天空から突如光が降ってきて健太郎に衝突。あえなく死亡してしまった彼は、その光の正体である魔女・スフィーの魔法によって蘇る。だが、彼女によれば今の彼の身体は、100日間に渡って常時魔力の供給を受けていないと完全回復せず、再び死を迎えてしまう不安定なものらしい。かくして、健太郎はスフィーと一つ屋根の下で共同生活を送り、共に五月雨堂を切り盛りしていくことになった。年齢表記はゲーム開始時エニックス(現スクウェア・エニックス)刊『月刊Gファンタジー』に2001年3月号から2003年2月号まできたうみつな作・画のコミカライズ作品が連載された。なお、同じ作者による同誌連載『ToHeart2 ~colorful note~』第5話では長瀬源之助がゲスト出演している。全て発売元:フィックスレコード、販売元:キングレコード。
出典:wikipedia
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