ミソサザイ科（ミソサザイか、学名 ）は、鳥類スズメ目の1科である。ミソサザイ（鷦鷯）と総称されるが、狭義にはその1種をミソサザイと呼ぶ。南北アメリカと、1種のみがユーラシアに生息する。全長9 - 20cm。嘴（くちばし）は細長くやや下に湾曲している。地上や、倒木の下などの狭い空間で、昆虫などをついばんで食べる。キバシリ科はブユムシクイ科 と姉妹群である。これらはウグイス上科 から分離されたキバシリ上科に含まれる。かつて最大の属だった 属は多系統であり、互いにそう遠くはないがおそらく単系統は形成しない ・・ の3属と、系統的に大きく離れた単型属チャバラマユミソサザイ属 の計4属に分割された。伝統的にはゴジュウカラ科 ・キバシリ科 ・マネシツグミ科 ・カワガラス科 などと近縁だと考えられていた（このうち現在の分類でミソサザイ科と同じキバシリ上科に含まれるのはゴジュウカラ科とキバシリ科である）。Beecher (1953) はキバシリ科 と共にチメドリ上科 に含め、ウグイス上科 に含まれたマネシツグミ科などとは区別した。Sibley & Ahlquist (1990) はウグイス上科内の拡大したキバシリ科にミソサザイ亜科 として含めた。国際鳥類学会議 (IOC)による。19属83種。

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