小坂森林鉄道(おさかしんりんてつどう)とは岐阜県益田郡小坂町(現下呂市)の小坂川とその支流沿いに路線を持っていた森林鉄道である。名古屋営林局小坂営林署が運営していた。小坂停車場では高山本線飛騨小坂駅と接続する。現在飛騨小坂駅の岐阜方に貯木場があるが、かつては国鉄の貨車の引き込み線があって、木材はここで積み替えられた。旧小坂町は、御嶽山から続く広大な森林を有しており、町面積の97%が山林であり、その6割を国有林で占めている。各地で営林署の統廃合が続く中、末期まで1町1営林署を維持するほどであった。なお、付知川の上流、及び加子母川、小坂川の上流一帯を裏木曽ともいい、御料林(裏木曽御料林)、神宮備林があった(現在の裏木曽国有林)。その他、作業軌道が数本あったという。廃止後、機関車(ガソリンカー)が濁河温泉に屋外展示されたこともあったが、メンテナンスがされなかったため、腐食がひどくなり撤去された。また、かつては国道41号線沿いの宮峠付近にあったドライブイン前にも黄色い機関車を先頭に木材を積んだ貨車と客車がトロッコ列車風に3両屋外展示されていたが、ドライブイン閉店と共に撤去された。
出典:wikipedia
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