AOpen Inc.(エーオープン インコーポレイテッド 繁体字:建碁股份有限公司)とは、マザーボード、光ディスクドライブ、入力装置などのコンピュータパーツを製造する台湾の電機メーカーである。acer(中文名:建碁)は自社ブランドの各種コンピュータを販売するほか、日本や欧米の多くのメーカーにマザーボードなどを供給する大手メーカーである。このacerが、1996年にPCを組み立てる個人ユーザに製品を供給する企業として設立した子会社がAOpenである。AOpenは、acerの新竹第三工廠(以前はCD-ROMドライブなどをメインに製造していた)を改組したものである。当初、AOpen製品を日本国内で取り扱っていたのは日本エイサーだった。(その後、エーオープンジャパンが設立された)AOpenが販売する製品の分野は幅広い。現在までに扱ってきた製品は、マザーボード、ビデオカード、サウンドカード、LANカード(NIC)、ケース(housing)、電源装置、CD/DVDドライブ、フロッピーディスクドライブ、マウス、キーボード、CPUクーラー、イーサネットハブなどと多岐に渡っている。しかし、長期に亘って自社で設計、製造しているのはマザーボードとビデオカードくらいで、他はOEM供給を受けていたり、短期に撤退している。例えば電源装置はFSP Groupなどから、CD/DVDドライブはLITE-ONなどから、フロッピードライブはワイ・イー・データから供給を受けている。以前のエーオープンジャパンは、いささか悪乗りした、マニアごころをくすぐる製品を供給するところがあった。例えば以下のような製品である。本来モバイル用の CPU である Pentium M をデスクトップ用マザーボードに搭載する Mobile on Desktop(MoDT)というソリューションを提供することでも知られている。2004年終わりから2005年初めにかけて Pentium 4 などのデスクトップ用 CPU が Pentium M よりも電力消費効率が悪いことが判明し、多くの製造メーカーは Pentium M を搭載できるデスクトップ用マザーボードを導入した。AOpen はそのようなソリューションを早くから提供し始めた企業の一つである。AOpen が提供している MoDT ソリューションの中で有名なものとしては AOpen miniPC が挙げられる。これは Mac mini にデザインがよく似ており、Linspire(LindowsOS)のプリインストールが可能である。Mac mini の発売後に AOpen の miniPC が発表されたこともあり、miniPC のデザインは独創的ではないと批判され、一部からはあからさまに Mac mini のデザインを盗んだとまで言われた。それに対して AOpen の技術サポートスタッフは「AOpen は miniPC の製作とマーケティングに2年を費やしている。miniPC のコンセプトは Mac mini よりも早い時期に決まっていた。」と主張している。miniPC のデザインのベースが Mac mini かどうか、もしくはその逆かどうかは不明だが、興味深い点を挙げると、
出典:wikipedia
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