らくらくホン ベーシックとは、富士通が開発した、NTTドコモの折りたたみ式第三世代携帯電話(FOMA)端末らくらくホンシリーズFOMA F883i(フォーマ・エフ はち はち さん・アイ)のブランド名。mova端末のらくらくホンIII(F672i)の後継機種の位置づけとして登場した。本項ではバリューコース対応モデルのらくらくホン ベーシックS(FOMA F883iS)、機能などが一部追加されたらくらくホン ベーシックII(F-07A)、2011年4月発売のらくらくホン ベーシック3(F-08C)、2014年10月発売のらくらくホン ベーシック4(F-01G)についても述べる。らくらくホンベーシックは、通常のらくらくホンシリーズからさらに機能をシンプルにし、価格を抑えたモデルとなる。らくらくホンシリーズが敬老の日を前にした8月から9月に発売されるのに対し、らくらくホンベーシックはベーシック3まで春に発売されることが多かったが、ベーシック4では2014-2015冬モデルの1機種として発表されたため、10月発売となった。らくらくホンIIIの実質的な後継機種という位置付けからカメラ無しの携帯電話で、iチャネルに対応。従来のらくらくホンが持つ使いやすさに加えて、デザインにもこだわりをもつ電話で、端末デザインに無印良品のアートディレクションなどを手がけるグラフィックデザイナーの原研哉を起用し、簡単操作をコンセプトとする携帯にはない“きれいなデザイン”を追求しているのが特徴。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ゴールド、ピンクの四種類で、発表時点では四色を一斉に発売する予定だったが、ホワイトとゴールドについては発売開始前日の4月12日に発売延期が発表され、発売開始時点ではブラックとピンクのみの発売となった。そして、ホワイトとゴールドは関西エリア以外では2007年4月25日に、関西エリアでは2日後の4月27日に発売が開始された。通常のらくらくホンシリーズと同様歩数計機能を搭載している。iモードは対応しているが、iアプリは非対応。カメラ非搭載で、テレビ電話も全くできない。らくらくホン ベーシックSはバリューコース対応のモデルで、機能は同等だが、本体色はすべて変更された。パールホワイト・オーシャンブラック・メタルレッド・アイスブルーの4色である。また、主力の90xi/70xiシリーズは2007年度よりiSシリーズが廃止され2008年末に型番が変更されたため、「iS」の型番を持つ機種としては最後となった。ドコモの型番命名ルールが変更されたことにより、この機種から型番表記が従来品と異なっている。新ルールは、冬リリースを起点とした各年における各端末メーカーの商品発表順に単純に連番を振っていく形となっており、「2008-2009シーズンにおける富士通が7番目に商品化を発表した機種」という意味である。らくらくホン ベーシックIIは、カメラとmicroSDメモリーカードスロットが追加されたモデル。テレビ電話が全くできないのは変わらない。次に行う操作を光って教える「光ガイド」が、ボタンの点滅に加えて、画面内も点滅するようになった。たとえば、カメラ起動時には、拡大鏡が使える状態であることを光で案内する。騒音環境でも聞きやすい「スーパーはっきりボイス2」、相手の声がゆっくり聞こえる「ゆっくりボイス」、雑音を除去し、クリアな音声を相手に伝える「スーパーダブルマイク」が搭載されている。音声入力メールやデコメールにも対応している。歩数計はもちろん搭載されており、設定をしておけば、指定した相手に毎日歩数記録をメールで自動的に送信される。らくらくホン ベーシック3はらくらくホン ベーシックIIの後継機種で、型番名はF-08C(エフ ゼロ はち シー)。NTTドコモから発売される初のSIMロック解除対応端末となる。また、当該機種に於いては従来機種と比較しサポート面の充実が図られた。そのほか、ドコモマーケットから様々なアプリをダウンロードし利用することも可能となっている。
出典:wikipedia
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