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標準レンズ

標準レンズ(ひょうじゅんレンズ)とは、写真レンズの分類の1つである。広角レンズと望遠レンズの中間に位置する。マクロレンズは、標準レンズと分類しない場合がある。標準レンズの基準は諸説あり、下記は代表的な例である。2010年現在、各メーカーが標準レンズと公称している単焦点レンズの焦点距離は、以下の通りである。標準レンズの焦点距離が具体的に決まっているのは画面寸法24×36mmの35mm判(ライカ判)のみで、ライカの基準が業界標準として定着した公称焦点距離50mm、実焦点距離51.6mmである。例外としてはレンジファインダー時代のコンタックスが実焦点距離52.3mmを採用しているなどわずかである。画面対角線長という観点からすると35mm判の標準レンズの焦点距離は「43.3mm」である。そのため40〜45mm程度の焦点距離を標準レンズとする場合もある。35mm判でも一眼レフカメラ(SLR)黎明期の設計技術や硝材ではSLRのミラーと干渉しないバックフォーカスを確保して、かつ良好な光学性能を有する公称50mmの大口径レンズを製造できなかったことから、55mmや58mmのレンズが製造された。特にF1.2の大口径レンズの多くは50mmより長い焦点距離のレンズが製造された。その後テクノロジーの発達に伴って50mmF1.4という現代の標準的スペックと高い性能が両立可能になったことから、50mmよりやや長い焦点距離のレンズやF1.4よりやや暗いレンズに比して劣らない50mmF1.4レンズがカメラメーカー各社から販売されるようになった。現在では50mmF1.4というスペックの標準レンズは、6群の内1群を合成接着剤で両凹レンズと両凸レンズを接着した、6群7枚構成の変形ガウスタイプが圧倒的多数である。2000年代には、それまで標準単焦点レンズに消極的だったレンズメーカーにも動きがあった。2006年にレンズメーカーのコシナは、1975年からコンタックス("CONTAX")用として販売されていたプラナー50mmF1.4を硝材の見直しなどによって改良されたものを発売した。2008年にレンズメーカーのシグマが非球面レンズを採用した「50mm F1.4 EX DG HSM」をPIEに参考出品し、その後5月末に正式発表、同年発売された。このレンズは実焦点距離も50mmであり、50mmF1.4としては幾分大型で重い。他のフォーマットでは、標準レンズの焦点距離は規格化されておらず、メーカーによって「標準レンズ」の焦点距離は異なる。6×6cm判SLRを例にすると、対角線長は79.2mmであるが、ローライは「75mm」と「80mm」、マミヤのC3系は「105mm」を標準レンズとしている。 標準ズームレンズとは、標準域の焦点距離をカバーするズームレンズのこと。焦点距離の範囲はフォーマットにより異なるが、35mmSLR・35mmフルサイズDSLRの場合では、広角側が24〜35mm・望遠側で70mm以上のレンズが主である。APS-Hサイズ・APS-CサイズDSLR・フォーサーズシステム(マイクロフォーサーズシステム)では、35mm判換算で同等の焦点距離イメージを持つレンズが、「標準ズームレンズ」である。35mm判用のレンズは、レンズマウントに互換性のあるAPS-HサイズDSLR・APS-CサイズDSLRに装着可能である。しかし、デジタル一眼レフ専用レンズは、35mmSLR・35mmフルサイズDSLR・APS-CサイズDSLRには、同一メーカーであっても装着不可能か、装着可能であっても画像の四隅にケラレが発生する(詳細は、デジタル一眼レフ専用レンズ#旧来の一眼レフカメラとの互換性を参照)。またレンズ交換式でないデジタルカメラの多くは標準ズームレンズ、高倍率ズームレンズと解釈できるレンズを搭載している。世界で最初の35mm判(ライカ判)カメラ用標準ズームレンズは、1959年に発売されたフォクトレンダーの「ズーマー36-82mmF2.8」である。日本国内では、1963年12月にニコンから発売されたレンズ組み込み式一眼レフカメラ「ニコレックスズーム35」に搭載された43-86mmF3.5(通称「ヨンサンハチロク」)である。35mm判の対角線長は43.3mmであり、対角線長を基準とすると広角側の43mmは標準レンズに相当する。しかし、35mm判標準レンズの標準である50mmからすると若干広角である。当初35-70mmで設計を進めていたが、収差補正を行なううちに焦点距離が長くなったという。またそれ以前の1961年にはオートニッコールワイドズーム35-80mmF2.8-4が発表されていた。なお、これらのズームレンズには光学補正方式を採用している。ズーミングにより焦点が甘くなってしまうが、当時は複雑で精密なカムを量産する技術が確立されていなかったため不可避であった。NC(数値制御)工作機械の登場以降はカムによる機械補正方式となり、ズーミングによる焦点の移動は完全に近く補正されるようになる。ニコレックスシリーズは商業的に成功したとは言えなかったが、ニコンはヨンサンハチロクをニコンF用交換レンズとした「ズームニッコール オート43-86mmF3.5」を発売、ズーム比が2倍で画質も良いとは言えないものの当時単焦点標準レンズの代わりとなる小型軽量のズームレンズは他になく、人気商品となった。1973年12月に、キヤノンから「FD35-70mmF2.8-3.5S.S.C.」が発売された。この頃から次第にカメラメーカー・レンズメーカーから、50mm前後をズーム域に含むレンズが登場し出す。1970年代後半にはタムロン・シグマ・トキナー・サンなどのレンズメーカーから安価な35-70mmクラスのレンズが発売され、標準ズームが普及するようになった。

出典:wikipedia

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