檜町警備隊(ひのきちょうけいびたい、JGSDF Hinokicho Area Security Force)とは、防衛庁本庁等が置かれていた檜町駐屯地にあった防衛庁長官直轄の駐屯地警備部隊。1968年(昭和43年)10月20日に防衛庁本庁内に新左翼過激派学生が乱入して暴力行為を繰り広げた「新宿騒乱」が発生したことを契機に、陸上自衛官からなる警備担当の檜町警備隊が設置された。事件前までは、檜町の防衛庁の警備は一般の守衛のみが行っていた。1969年(昭和44年)当時の編成は、隊長(1等陸佐)以下20名強からなる隊本部と、全国の部隊から派遣された隊員で構成される1個警備中隊(120名程度)で編成されていた。2000年(平成12年)5月、防衛庁の市ヶ谷駐屯地移転に伴い廃止となった。陸上自衛隊の駐屯地及び分屯地には出入門者の監視に当たる「駐屯地警衛隊」(守衛)が所在部隊の隊員をもって日替わりで編成されているが当隊は長官直轄部隊として陸上幕僚長の指揮監督下で運用されていた点が大きく異なっている。また、同じ警備隊の名を冠する「対馬警備隊」とは任務そのものが異なっている。任務終了として臨時編成の警備中隊が原隊復帰となる際は陸上幕僚長や幕僚監部に所属する各幕僚等との集合記念撮影を行う慣例が存在していた。
出典:wikipedia
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