


京阪バス枚方営業所(けいはんバスひらかたえいぎょうしょ)は、大阪府枚方市にある京阪バスの営業所である。京阪グループ共通バスカードで印字される略称は「ヒラ」、社用車に記してある略称は「枚」である。2008年10月より管内でPiTaPaの利用が可能となった。敷地面積と最大収容台数は京阪バス中で最大であり、200台強が収容可能である。所属車両台数も100台を超えておりこれも京阪バス中最大である。対照的に営業エリアは枚方市東部と中部および北部の一部、八幡市、京田辺市の一部のみであり、それほど広くはない。但し1985年に洛南営業所から宇治・久御山・淀地区の路線が枚方営業所に移管され、1996年までは京阪バスの営業所の中で最も管轄エリアが広かった。なお、これらの路線は廃止された京阪淀 - 桂駅東口線を除き、1996年より再度洛南に戻され、後に分社化した京阪シティバス(現在の京都京阪バス)により運行されていたが、2014年4月に京阪バスに返り咲いた。ただし、当時と異なり京田辺営業所の管轄となっている。なお、宇治淀線は淀(廃止)→洛南→枚方→洛南→京阪シティバス→京都京阪バスと管轄が移り変わっている。路線の管轄変更により、2007年に八幡地区から臨時バスを除き撤退し、2010年には久御山町のってこバスも移管された。2009年11月には枚方尊延寺線の一部を京田辺営業所に移管し、京都府内での枚方管轄路線は減少し、穂谷口 - 近鉄新田辺間からも撤退した。逆にこれまで高槻営業所の独壇場であった枚方高槻線に2014年4月より進出した。京阪バスでは唯一、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする低公害車であるノンステップバスを導入していた。これには枚方市の補助金も出ていた(この他、過去の低公害車には香里団地営業所と交野営業所において、HIMR(日野自動車)バスがそれぞれ1台試験的に導入されていた時期もあった)。しかし、2013年12月までに置き換えられてCNG車は全車廃車となった。最寄りの停留所は「田ノ口」・「総合スポーツセンター」・「枚方車庫」である。但し枚方車庫停留所は高速バスおよびダイレクトエクスプレス直Q京都号のみの発着である。当営業所は、国道1号沿いに位置している。三菱ふそう車と日野車がほぼ同数で配備されているほか、いすゞ車も若干数配備されている。なお運行上の区分けをされていない。中形長尺車および中型車は、一時期京阪シティバスに運行管理されている路線を担当していた(一部大型車も担当していたこともあった)。夜行高速車両も3台所属している。その他小型車が数台ある。中型短尺車も1台あるが、門真のそれと同様予備車であり、通常は使用されない。1990年代初頭より、枚方市の片町線沿線の藤阪東部地区に藤阪営業所を設置し、藤阪営業所に枚方営業所から枚方東部地区と京田辺市の一部の路線を移管する構想があった。しかし、2008年5月10日の京田辺営業所の枚方市境付近への移転により、京田辺営業所の移管で賄えることから、この移転により藤阪営業所の計画は中止となり、未成に終わった。枚方東部地区の路線のうち、主に津田駅以東の路線は2009年11月より同停留所以西(枚方市駅)に直通の一部の便を含む大半の便が京田辺営業所に移管され、その後2010年9月には樟葉長尾線の大半も京田辺営業所に移管して対処している。なお、この内津田駅以東の路線の一つである津田サイエンスヒルズ線(この路線は2009年11月改正以前は枚方営業所が管轄)を2013年3月より交野市域に延長した際には、一部の便を交野営業所が管轄するようになったため、現在は同線に限り京田辺と交野との共管となっている。
出典:wikipedia
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