越谷アリタキ植物園は、埼玉県越谷市にある植物園である。名称に含まれる「アリタキ」は、植物学者の有瀧龍雄にちなんでおり、越谷市に遺贈される前はアリタキアーボレータムとして私有地に開園していた。アーボレータム(アーバリータム、)とは、英語で樹木園を意味する。面積は7,200m²。越ヶ谷久伊豆神社隣接地にある。園内にはメタセコイアやナンキンハゼ、菩提樹などの巨木や、ハーバード大学から贈られたマロニエなど約3,500種類の樹木や花などがある。いずれも国内外の植物研究機関と交換したりして集めた。北米原産の巨木ラクウショウと高さ20メートル近いタブノキは市の天然記念物にも指定され、学生や教師、研究者らが多く訪れていた。有瀧の没後、「植物園あるいはそれに類する施設として存続すること」を条件にした遺言により遺族からアーボレータムを遺贈された越谷市は、ボランティアによる植生調査などを経て植物園を整備し、「越谷アリタキ植物園」と名称を変えて、越谷市の植物園として新たに開園した。アリタキアーボレータム時代の末期の入園料は、大人 300円だった。入園は閉園30分前まで有瀧 龍雄(ありたき たつお、1904年 - 2001年)は、日本の植物学者。千葉県立高等園芸学校卒業。高等学校教員として埼玉県内の高校(埼玉県立越ヶ谷高等学校)で生物を教える傍ら植物の研究も続けた。日本植物園協会や園芸文化協会のほか、越谷市文化財調査委員会の委員長を歴任した。
出典:wikipedia
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