『反日マンガの世界』(はんにちマンガのせかい)は晋遊舎が2007年に出版した反日をテーマとした漫画に関するムックである。2008年には同じタイトルの改訂版が晋遊舎ブラック新書として再刊された。 なお、以下の文章内で示す頁数は、前者のムックのものである。この本で提唱されている「反日マンガ」とは、8頁の記述によれば、『偏った歴史観に基づいた反日的、反体制的なイデオロギーがにじみ出ているマンガ』のことである。日本国内の作品だけではなく韓国の作品も取り上げられている。また、一般に反戦マンガと言われるような作品も定義の中に含まれている。“反日マンガを批判する啓蒙の書”という位置付けとしている。編集部が作成した46-47ページ掲載の「反日マンガを読むための基礎知識」では、としている。また、8頁では、「これらの作品によって洗脳され『日本は韓国に謝罪すべきだ!』と叫んでしまうトンデモない悪意と暴論、極論を垂れ流している」「日常に忍び寄る反日マンガの恐怖」と主張しているほか、韓国を「嫌日大国」と定義している。また当該書籍の版元である出版社が出した別の書籍を批判するというマッチポンプ的な点もある。執筆者のうち、「人種差別主義者」を公言している中宮崇は、強制連行は神話であると完全否定する主張を12頁でしている。また44頁では創価学会会員の石坂啓を「妄想力豊かな石坂啓はホラー漫画家に転向せよ」、434頁では『週刊金曜日』と関係を持っているとして「極左」と批判しているため、批評のトーンは2ちゃんねるそのものである。これは著者の中宮崇が公言している。同様なトーンで「嫌韓右派」と呼ばれる桜井誠も、自身も関わっている「嫌日流」批判をしている。詳細は本書のプロフィールを参照。
出典:wikipedia
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