京阪宇治バス宇治営業所(けいはんうじバスうじえいぎょうしょ)とは、かつて京都府宇治市にあった京阪宇治バス(現・京都京阪バス)のバス営業所である。本項では、京阪宇治交通・京阪宇治交サービス時代の宇治営業所・車庫に付いても記述する。京阪グループ共通バスカードで印字される略称は「ウジ」であった。最寄りの停留所は「宇治車庫」であった。本記事では1962年に運営を開始した車庫を中心に記述する。京阪宇治バスが京都京阪バスに改称する以前に存在した営業所では最古であった。初代の車庫所在地であった宇治里尻より移転の際、当初の移転候補計画地に親会社の京阪電気鉄道が宅地造成を計画したため、その代償として当初の計画地より敷地面積をやや広げた上で、京都府道7号京都宇治線沿いの現在地に当営業所を開設した。しかし、周辺には関西電力の送電線や、道路、住宅地があるため、移転開始当初より敷地の拡張は不可能であった。その後、2007年11月10日に、京田辺市の京阪バス田辺営業所の一部が移管され、京阪宇治バス田辺営業所として運営を開始した。同時に京阪宇治バスの運行エリアの拡大も行った。2014年4月に京阪宇治バスが京阪シティバスを吸収合併して京都京阪バスに改称したのに伴い、営業所を新本社のある八幡市に集約したため、当営業所は閉鎖された。跡地は商業施設に転用され、2015年より平和堂フレンドマートとなっている。一部の系統は京田辺営業所との共管となっている。なお県祭りや宇治川花火大会開催時には、一部で経路変更や路線の部分休止を行う場合もあった。概要2000年代後半までに京都府南部の高速道路網が整備され、また京阪沿線から立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市。愛称BKC)への通学には時間を要するため、整備された高速道路網を利用しての直通短距離高速バスを学校法人立命館、立命館大学、京阪京都交通、京阪宇治バスとの4者で提案の上計画され、2008年4月1日に運行を開始した路線である。これにより、京阪沿線より立命館大学(BKC)への通学時間が大幅に短縮された。車両はワンロマ車と、旧・貸切車両のいずれかを使用している。2009年4月1日のダイヤ改正で、設定ダイヤの関係上1台増車が必要となり、貸切車1台を路線用に用途変更の上で3台体制となった。2011年5月大型連休明けより旧・貸切車を更に1台転用して増車した。4台の内ワンロマ車及び旧・貸切車のいずれか1台が予備車となった。運行本数開校日のみ運行経路運賃等参考リンク社史や参考資料等により判明しているもののみを記述する。2000年代前半まで、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製の車両が大多数配置されていた。これは旧・京阪宇治交通が日産ディーゼル車を宇治営業所に集中投入する方針であった事によるものである。
出典:wikipedia
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