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夜市 (小説)

『夜市』(よいち)は、恒川光太郎の中篇小説集。第12回日本ホラー小説大賞受賞作であり、第134回直木賞の候補作にもなった「夜市」と、書き下ろしの「風の古道」を併せ、2005年10月に角川書店から刊行された。。「風の古道」はネモト摂(木根ヲサムの別名義)により漫画化され、2006年9月から10月まで、『週刊ヤングサンデー』に全5話で短期連載された。同誌2007年21・22合併号より再び木根ヲサムの手によって同誌で連載が開始された。世界観や一部の登場人物を引き継いだ作品として、「まつろはぬもの〜鬼の渡る古道〜」と改題している。大学生のいずみは高校で同級生だった裕司に誘われ、夜市へと出かける。道中で話を聞くと、裕司は小さい頃に夜市を訪れており、それが今夜も開かれることを学校蝙蝠からきいたという。一旦は呆れて帰ろうとするいずみだったが、公園の奥にある森で、夜市は本当に開かれていた。黄泉の河原の石、なんでも斬れる剣、老化が早く進む薬……それらを売っているのは、永久放浪者に一つ目ゴリラ、のっぺらぼう。いずみは帰ろうとするものの、裕司ともども道に迷ってしまった。いくつもの出店で帰り道を尋ねるが、「何か取引をしない限り、夜市から帰ることはできない」という答えが返ってくる。帰る手段を考えるため、以前裕司が訪れたときの話を聞こうとするいずみに、裕司は実は全財産である72万円を持参してきており、ある欲しいものを手に入れるためにこの夜市を訪れたのだと告白する。自分の所持金では何も買えないいずみは、裕司が以前の夜市で「野球選手の器」と引き換えに売り払ってしまった「弟」を買い戻すという目的に付き合って、知り合った老人の力をかりながら、彼とともに人攫いの店へ行く。第12回日本ホラー小説大賞の選評にて、荒俣宏はクリスティーナ・ロセッティの『ゴブリン・マーケット』に比肩すると評している。NHK-FM「FMシアター」で2015年10月24日に放送された(全1回)。

出典:wikipedia

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