千里川(せんりがわ)は、大阪府を流れる淀川水系の一級河川。猪名川の支流。昭和40年代から50年代にかけて行われた改修工事以前までは「暴れ川」として治水対策に悩まされてきた。大阪府箕面市内の箕面山から流れ出し、箕面市萱野4丁目・船場西1丁目の藤原橋付近で芋川と合流、豊中市の北西部を流れて豊中市利倉西(園田競馬場付近)で猪名川に合流する。一級河川の指定は箕面市白島から始まる。昔から地元住民の大切な資源であり、天明(1781年 - 1788年)の頃に起きた天明の大飢饉では地元住民が水を巡り騒動になる事もしばしあったがその一方で、洪水や氾濫が相次いで発生し地元住民を非常に苦しめていた。そして昭和42年(1967年7月9日)に発生し死者61名を出した北摂豪雨により、過去最悪の被害を受け、これにより千里川の治水対策が見直される事となった。その対策として改修工事が行われるようになった。工事は川を直線化するというものであり、昭和40年代から50年代にかけて行われ上流の北緑丘周辺から大きくS字形に蛇行していた部分を改修し、今ではほとんど洪水や氾濫などは無くなり、「暴れ川」と呼ばれなくなった。摂津名所図会には「一名六車(むくるま)川。又の名箕輪(みのわ)川又の名田代(たしろ)川。水源(みなもと)萱野(かやの)谷・牧野(まきの)の二渓(けい)より桜井谷及び新免(しんめん)・箕輪(みのわ)・走井(はしりい)・勝部(かつべ)を歴(へ)て猪名川に入る」とある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。