大宇建設社員拉致事件(でうけんせつしゃいんらちじけん)は、2006年、2007年にナイジェリア南部のニジェール・デルタ地域で連続して発生した、武装グループによる韓国・大宇建設社員拉致・誘拐事件。元々治安の悪く、テロ事件が頻発(2007年5月1日から3日の間に4件26人の外国人拉致、誘拐事件が発生)している地域ではあるが、あまりにも短期間の間に同一企業が狙い撃ちされていることから、社の危機管理の無さが指摘されている。2006年6月7日 大宇建設、韓国ガス公社の社員ら5人が、武装組織(ニジェール・デルタ解放運動と推測されている)に拉致される。拉致から41時間後に人質は全員解放されたが、身代金の支払い等の有無は不明。 2007年1月10日、バイエルサ州のガスパイプライン建設現場で、大宇建設の社員ら10人がダイナマイトで武装した組織に拉致される。解放交渉には大宇建設だけではなく韓国外交通商部も乗りだし、交渉に当たった結果、数日後に人質は全員解放された。襲撃した武装組織は無名の組織が実行したものの、後に人質の身柄はニジェール・デルタ解放運動に引き渡され、交渉は同運動組織と行われたという。身代金の支払い等の有無は不明。 2007年5月3日、リヴァーズ州ポートハーコート近郊の発電所の建設現場に、銃を乱射する武装組織が突入。現場を警戒していたナイジェリア陸軍と交戦の後、大宇建設の社員ら11人が拉致される。拉致を実行したグループは未知のグループであり(この事件に関しては、ニジェール・デルタ解放運動側は、襲撃と拉致に関与していない旨の声明を出している)交渉は難航したものの、同年5月8日には人質の全員解放が実現している。解放に当たっての条件や身代金の支払いの有無等は不明。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。