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日産・プレジデント

プレジデント("President" )は、かつて日産自動車が製造・販売していた、大型乗用車である。1965年10月に初代モデルが発売され、以来2010年8月を以って4代目モデルが生産終了となるまで、主に法人・要人向けの最上級車(フラグシップカー)として、44年間10ヶ月に渡り製造・販売された。主に法人向け・ハイヤー向けの大型乗用車であり、日産自動車のフラッグシップモデルであった。主に日本国内における公用車や社用車などとしての使用が想定されており、トヨタ自動車の「センチュリー」が競合モデルとなっていた。ただし1980年代後半から東南アジア地域のごく一部(香港・シンガポールなど)で輸出販売をしていた。専用のボディと機構を持っていた初代、2代目モデルに対して、1990年(平成2年)に発売された3代目は『日産・インフィニティQ45(初代)』、2003年(平成15年)に発売された4代目は『シーマ(4代目)/インフィニティ・Q45(3代目)』の派生モデルとなっていた。4代目モデルが最新の安全基準を満たさなくなったことを機に、2010年(平成22年)8月をもって生産を終了した。車名は英語で「大統領」「総裁」「頭取」「社長」「統率者」のといった日本の政治経済を動かす者が乗るのにふさわしい車といった意味を込めて命名された。セドリックスペシャル(50型、1963年2月登場)の後継車種であり、当時の国産乗用車の中で車体、エンジンともに最大サイズであった。搭載エンジンはY40型V型8気筒OHV3,988ccとH30型直列6気筒OHV2,974ccの2種類。同時代のアメリカ製大型乗用車と軌を一にする水平基調のコンフォータブルなデザインは、元々2代目セドリック130型用に日産社内デザイナーが計画していたもので、2代目セドリックが会社上層部の意向によりピニンファリーナによる欧州風デザインに差し替えられてしまったため、サイズ拡大のリデザインを受けてプレジデントに転用されたものである。グレードはタイプA・B・C・Dの4段階でタイプDが最高級仕様となり、その価格は当時としては突出した高額の300万円であった。タイプA・BにH30型、タイプC・DにY40型エンジンが搭載され、Y40型搭載車にはフロントホイールアーチ後部、及びトランクリッド後端に「V8」のエンブレムが付加されていた。フェンダーミラーには国産市販車初のワイヤー式リモコンミラーが採用された。当時の佐藤栄作首相の公用車としても納入された。ライバルとなるトヨタ・センチュリーは2年後の登場だったこともあり、販売台数はセンチュリーの2倍を記録した。当時の資料ではフルモデルチェンジと銘打たれてはいるが、基本の車台とキャビン部のエクステリアデザイン等はほぼ不変であり、実際はフルモデルチェンジと言うよりも「ビッグマイナーチェンジ」に近い状態である。変更点はフロントマスクとリアエンドを中心とした大幅なデザインの変更と全長の200mm以上の延長により、より一層アメリカン色を強めた、派手で押し出しの強い即物的スタイリングとなった。また全長延長分のそのほとんどは150型時代に不評だったトランクルーム容量の拡大に費やされ、結果リアオーバーハングの増大へとつながっている。搭載エンジンはY44型V型8気筒OHV4,414ccと、150型から引き継いだH30型直列6気筒OHV2,974ccの2種類。グレードはタイプA・B・Dの3段階となり、このうちY44型搭載車はタイプDのみとなった。搭載エンジンはVH45DE型V型8気筒DOHC4,494cc。インフィニティQ45と同エンジンであるが、法人向けとしての性格上、特性が変更されている。この型から生産工場が日産の栃木工場へ移管された。グレードは発売当初は油圧アクティブサスペンションを装着したベースグレードのみが用意されるモノグレードであった。前年の1989年11月に登場した「日産・インフィニティQ45(G50型)」をベースにホイールベースを延長、ラジエーターグリルを持つ専用フロントマスクとなり、インフィニティ・Q45の上級車種として設定された。前期、中期、後期問わず、コノリーレザー仕様のオプションが存在した。2年前の2001年1月に登場した「シーマ(F50型)」とコンポーネンツを同一とする上級車種として登場。搭載エンジンもシーマと同様のVK45DE型V型8気筒DOHC4,494cc(280PS)を搭載する。外見上の違いとしてはフロントグリル、フードマスコット、リアのナンバープレート位置など。目に見えない相違点としては遮音材が厚くなっており、静音性が向上している。グレードは「ソブリン5人乗り」と「ソブリン4人乗り」の2種類のみ。4人乗りにはセダンとしては初めて助手席格納シートが装備された(5人乗りにもオプション設定)。また、後席VIPパックとしてバイブレーター付きリラックスシート、後席テーブル、後席乗降グリップがセットで装備される。このような装備の差で4人乗りは5人乗りより約100万円高い。後席モニター(アームレストにはビデオ入力装備)、後席DVDプレーヤー、ボーズ製8スピーカーサウンドシステム、後席コントロールスイッチなど他の車でオプション設定される様な装備が全て標準装備されている。後席VIPパック装着車は後席を優先したものなので、助手席パワーオットマン機構や助手席アクティブヘッドレストは装備されない。「ソブリン」エンブレムは先代から唯一流用されたパーツであり、フェンダーにグレードエンブレムが装備される日本車は、近年のモデルではプレジデントのみである。販売終了時両車種とも後継車はなく、日産は日本国内における日産のフラッグシップを2代目フーガ(Y51型)に、法人向け大型高級乗用車を3代目エルグランドVIPに集約される予定であったとされる。後にこの予定は変更され、2012年に5代目シーマ(HGY51型)が事実上プレジデントを引き継ぐフラッグシップとなった。トヨタ・センチュリー同様日本国内専用車として販売してきたが、初代後半から2代目以降より日本の近隣諸国への輸出が目立つようになった。香港・タイ・マレーシア・シンガポール等、左側通行/右ハンドル方式を採用している国への販売もある。オセアニアへの輸出もあるが、日本からの中古という名目である。香港地域における中文は「日産首領」であった。

出典:wikipedia

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