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SPACY

『SPACY』(スペイシー)は、1977年6月25日に発売された山下達郎通算2作目のスタジオ・アルバム。『CIRCUS TOWN』のニューヨーク・サイドのレコーディング終了後、は山下達郎に、すべてのスコアを持ち帰ることを許した。日本に帰ってそのスコアを検証したところ、山下がそれまで見たどの教則本や理論書とも全く違うものだったという。アイデアの構築の仕方が実践的で、何よりもスモール・コンボのための程よいデフォルメが随所に施されていていた。これを学習しない手はないし、何より実践に応用しないでどうすると思い、セカンド・アルバムのレコーディングが始まるころにはすっかりその気になって、スコア書きに没頭していった。『CIRCUS TOWN』を作り終えた頃は、マネージャーと喧嘩別れしたり、取材で音楽評論家と喧嘩したりと、状況的には悪い日々が続いたが、音楽的好奇心はむしろ旺盛で、限られた予算の中とはいえ、それまで出来なかったいろいろな試みが行われた。山下の作風は、当時の商業音楽の主流とかけ離れた(あるいは、当時の主流からは進み過ぎていた)ものであったため、このアルバムの制作にあたっては経費や時間への厳しい制限を克服しなければならなかった。ジャケットは、山下の個人的依頼に応じてペーター佐藤がカラーコピー機とアクリルブロックで製作したイラストを使用しているし、録音においても、B面収録曲の多くがほとんど山下一人の手によって演奏されているところに、その影がうかがえる。しかしながら、そのような状況下で制作されたからこそ、その虚飾のないサウンド(「夜に忍び込む曲」と評される)は、70年代の山下の音楽が最も率直なかたちで具現化されたものとして、現在に至るまで高く評価されている。古くからのファンの中には、このアルバムをベストとする人も多く、山下本人も自分でよく聞き返すアルバムの一つだと語っている。前述の経費・時間不足のため、B面の曲のいくつかは、自らの演奏するピアノ・シンセに多重録音のコーラスを重ねたかたちで録音されているが、これが後に山下の真骨頂とされる「一人多重録音」という制作形式の先駆けになった。タイトルは現在の米俗語では「現実味のない、ぼーっとした」というような意味を持つが、山下は自らの造語としてつけたと語っている。このアルバムは、主に3つの編成で録音を行っている。1.以下のメンバーを核とした編成。2.以下のメンバーを核とした編成。3.山下自身のピアノ、シンセ、山下単独もしくは山下と吉田美奈子によるコーラス。上述のセッションメンバーは、トップクラスのミュージシャンであるが、特に上述1番めの編成におけるリズムセクションの面々は、山下が「書き譜」(細かい演奏まで音符で書き込んだ譜面)を持参したにも関わらず、それを見た上で自分のオリジナルなスタイルで演奏した、という。これは現在「ヘッドアレンジ」と呼ばれるアプローチであるが、個々のミュージシャンが編曲に関して多くの知識と経験を有していなければ成立し得ないものである。なお、当時の山下は、ストリングスやブラスセクションに至るまで、全てのアレンジを自ら行っていた(大滝詠一や吉田美奈子のアルバムにおいてもアレンジに参加している)。2002年、“山下達郎 RCA/AIRイヤーズ 1976-1982”として、『CIRCUS TOWN』から『FOR YOU』までの7タイトルが山下監修によるデジタル・リマスタリング、および、自身によるライナーノーツと曲解説。CDには各タイトル毎に未発表音源を含むボーナス・トラック収録にて再度リイシューされた。本作には未発表音源を含む3曲をボーナス・トラックとして収録。また、本作を含むRCA/AIRイヤーズ対象商品7タイトル購入者に応募者全員への特典として、リマスター盤『COME ALONG』がプレゼントされた。

出典:wikipedia

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