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エキスポランド

エキスポランド(EXPOLAND)は、かつて大阪府吹田市の万博記念公園に付帯していた遊園地である。1970年(昭和45年)に開催された大阪万博のアミューズメントゾーンとして作られ、閉幕後、1972年(昭和47年)3月15日に営業を再開した。敷地面積は約20ha。2009年(平成21年)2月をもって閉園した。万博開催時の建設にあたり阪急電鉄がプロデュースした経緯から、かつては阪急東宝グループに属していた。閉園直前時点での阪急阪神東宝グループの公式ホームページなどの企業一覧にはエキスポランドは記載されていなかったため、資本関係は無くなったか大幅に縮小していたものとみられ、休園時の親会社はアミューズメント施設の開発をしている泉陽興業であった。万博閉幕後のエキスポランドの運営は、万博記念公園管理者の日本万国博覧会記念協会(2003年4月より日本万国博覧会記念機構)から株式会社エキスポランドに委託されていたが、売上の95%がエキスポランドに交付されるという契約であるなど不明朗さがあり、1973年(昭和48年)の衆議院予算委員会でも取り上げられたことがある。2007年(平成19年)に後述する『ジェットコースター「風神雷神II」の脱輪事故』の影響で客足が例年の2割以下に減少、また赤字もあり、同年12月10日から休園。2009年(平成21年)3月までに再開する予定であったが、営業再開が見込めないため、2008年(平成20年)10月28日に民事再生手続の開始を申請した。負債総額は約16億円。ふれあい動物園を中心にさまざまな動物のパフォーマンスや新しく子ども用ゴーカートを設置し、園名を変えてファミリータイプの遊園地として再生する予定としていたが、支援企業が現れず2009年(平成21年)2月24日の提出期限に再生計画の提出が困難となった。そのため、2009年2月9日に取締役会で再建を断念して閉園することを決定し、大阪地方裁判所に再生手続の廃止を求める上申書を提出した。翌10日に、大阪地裁が再生手続廃止決定を行い、2009年2月には破産手続に移行した。日本万国博覧会記念機構がエキスポランド側の破産管財人に対し、敷地を更地にして返還するよう要求したことを受け、2009年8月から破産管財人により各種施設の撤去工事が進められており、翌2010年(平成22年)3月に一部を除き完了。跡地利用については敷地所有者の日本万国博覧会記念機構が検討をするとしている。これより前の2008年7月18日には、老朽化が進み収容人数や設備が国際サッカー連盟(FIFA)のスタジアム国際基準を満たしていないなどの問題が生じた万博記念競技場に代わるJリーグ・ガンバ大阪のホームスタジアムの建設候補地として浮上した。また、2008年11月29日には、米映画大手パラマウント・ピクチャーズのテーマパーク建設候補地として報じられた。ただし、日本万国博覧会記念機構は両構想とも報道時点では「白紙」としていた。2010年3月下旬から2011年5月15日まで、園の北側約4ha(園全体の5分の1)を農業体験型公園ファームエキスポとして開園していた。貸し農園ではなく、「畑の教室」として月に2回農業アドバイザーに指導を受けながら、スケジュールに沿って野菜を栽培していく。ほかにも農産物直売所「エキスポ・マルシェ」や畑の教室の敷地の一部で収穫のみの体験も可能など、ファームエキスポ利用者以外も利用することが出来る施設があった。2011年(平成23年)7月9日から9月4日まで、園内にあったプールを「万博プールガーデン」としてオープンしている。2011年3月、大阪府は跡地利用事業者を公募、テーマパーク建設を目指した大阪投資マネージメント(不動産ファンド・燦キャピタルマネージメント系)及びパラマウント・ピクチャーズ連合と、「The Museum City of Expo21」をコンセプトに、教育や異文化交流をテーマとする複合型エンターテインメント施設を提案した三井不動産が名乗りを上げ、同年12月13日に三井不動産を選定した。商業施設に併設して、複数のエデュテインメント施設や水族館(運営は海遊館)、シネマコンプレックスを併設し、観覧車も復活させる計画で、2014年(平成26年)7月17日に着工、2015年(平成27年)11月19日に「EXPOCITY」として開業した。2015年現在「EXPOCITY」が開業し、その他の計画も既に着工している為、アトラクションは全て撤去されている。ジェットコースターのダイダラザウルスは模様替えしながらも万国博開催当時から残存していたが、2008年(平成20年)5月に撤去された。また、南口部には当時のエキスポタワーが残されてシンボルとなっていたが、老朽化のために2003年(平成15年)に解体撤去された。詳細はそれぞれの項目を参照とのこと。2007年(平成19年)5月5日12時48分頃、ゴールデンウィークの時期で入場客の多い日にジェットコースター「風神雷神II」の「風神」の車体から車輪と関連する部品が外れ落下、当該車両が45度傾く事故が発生した。この事故で女性1名がコースターとコースター左の手すりに挟まれて死亡した。その他、男性4人、女性17人の合計21人が病院に搬送された。さらに事故の目撃者で気分が悪くなった13人も病院で手当を受けたが、過度の恐怖や興奮でPTSDが懸念された。この事故に伴いエキスポランドは同日の事故発生直後から休園となり、事故を起こしたコースターの点検などを行った。事故の原因については、コースター車軸の金属疲労による折損で2両目が脱線し急停止したことが原因とみられる。直前に事故車両の部品が飛び散ったのが周囲の客に目撃されている。その後の調査で、同型車である「雷神」の車軸からも金属疲労による亀裂が発見された。外部機関等による全遊具の点検や当局の捜査の進展につれて会社側のずさんな管理体制が明るみに出て、監督官庁に再発防止策(フールプルーフ等を採り入れた多重安全構造等)を報告するよう求められて長期間の営業休止となった。なお、エキスポランド以外の遊園地でも遊具の緊急点検や運行休止を余儀なくされた。エキスポランドの社長ら関係者は遺族に面会しようと通夜や葬儀を訪れるも断られていた。6月17日に社長ら幹部5人が遺族の家を訪れ、初めて霊前で手を合わせることを許された。7月20日からのプールのみの営業再開のため、茨木保健所が水質検査などを行い「安全」と確認した。しかし吹田市の阪口善雄市長は「全施設の安全が認められなければ、プールのみの営業再開はしてはならない」としたため、プールのみの営業再開は断念した。8月9日に、株式会社エキスポランドの社長が吹田市役所で記者会見を行った。そして、全施設の点検が終了したことや亡くなった女性の遺族から一定の理解を得たため、翌8月10日からエキスポランド側は安全宣言を出した上で「風神雷神II」を除く全50遊戯施設とプールで営業を再開した。また、事故の起きた「風神雷神II」を廃止し、撤去を行うことも発表した。しかし、客足が伸びなかったため12月9日をもって再び休園し、上述の「風神雷神II」ほか4施設を撤去すると共に改修工事に入ると発表した。2009年(平成21年)春を目処に再開する予定であったが、2008年(平成20年)10月に自主再建を断念、民事再生法を申請し2009年(平成21年)2月に破産手続に移行した。

出典:wikipedia

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