町田市立てこもり事件（まちだし たてこもりじけん）とは、2007年4月20日に暴力団組員の男が、神奈川県相模原市内のコンビニエンスストア前の道路上で、同じ暴力団組織に所属する男性を射殺した後、事件現場近辺にある東京都町田市の自宅（都営アパート）に立てこもった事件。突入の際、SITの背後には特殊部隊（SAT）の狙撃班も控えていた。突入の前に男は拳銃で頭部を撃ち自殺を図ったものの両目を打ち抜いてしまい失敗し、重傷を負った。なお、後遺症として失明となった。この事件により、暴力団員が都営住宅に住めるということが明らかとなり、東京都の入居審査の甘さが指摘された。この容疑者は2003年より、この都営住宅の自治会の会長を務めていた。この事件の4週間後、愛知長久手町立てこもり発砲事件が発生している。なお、裁判では1審・2審ともに無期懲役の判決となり確定した。

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