『手天童子』(しゅてんどうじ)は、 永井豪とダイナミックプロによって『週刊少年マガジン』(講談社)に1976年9月5日号から1978年4月30日号まで連載された漫画作品。永井豪が『デビルマン』、『バイオレンスジャック』に続いて『週刊少年マガジン』誌上に発表した伝奇ロマンである。連載のかなり早い段階で結末が決定しており、それまでの伏線の数々がその結末へ収束していく、永井豪にしては珍しい作品である。この作品自体を描いている間、体調不良など祟りと思われる現象が起こった、と作者は後に語っている。結婚の報告をしに墓参りに来た柴夫妻の目の前に、襲い掛かる鬼の手から赤ん坊を守る「戦鬼」が現れた。戦鬼は、柴夫妻に「15年たったら迎えに来る」と赤ん坊を託す。柴夫妻は「子郎」と名づけられた子を、我が子のように育てた。そして15年たち、次第に子郎の周りには奇怪なことが起こる。「声」は後述するOVA版において配役された声優。永井泰宇(永井豪の実兄)によるノベライズ。泰宇はダイナミックプロのスタッフとして、漫画の創作にも準備段階から関わっていた。『月刊プリンセス』1975年2月号に掲載された短編で、掲載時タイトルは「手天童子」であったが後に改題されている。役小角の子孫である小角ゆう(女子中学生)が、ある日突然鬼に襲われるという物語で、『バイオレンスジャック』「アイアンカイザー編」に引用されている。本来は「手天童子編」の予定であったが、書こうとすると体調が悪くなったため、変更するに至ったという。『チャンピオンRED』(秋田書店)にて、2002年10月号から2005年12月号まで連載された、夏元雅人によるリメイク作。オリジナルのキャラクターに加え、えん魔くん一党とキューティーハニーを元にしたキャラクターも登場する。
出典:wikipedia
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