堅田駅（かたたえき）は、滋賀県大津市真野一丁目1番70号に所在する、西日本旅客鉄道（JR西日本）湖西線の駅である。駅名の堅田は、近江八景のひとつである堅田の落雁（満月寺浮御堂）で知られている。開業していない1900年に発表された鉄道唱歌にも登場する。湖西線開通前の1969年まで付近を走っていた江若鉄道にも同名の駅が設置されていた。ただし、場所は当駅の位置とは異なり、江若交通バス本堅田停留所付近がそれに当たる。詳細は堅田駅 (江若鉄道) を参照。島式ホーム2面4線を有する高架駅となっている。各ホームから改札口へ階段及びエレベーターが1本ずつ通じている。みどりの窓口が05時30分から23時まで営業しているほか、みどりの券売機も設置されている。ICOCA対応自動改札機が設置されている。（相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照）駅舎内には佃煮・総菜販売の西友（にしとも・キヨスク）と「コミュニティ・ストア」がある。トイレは改札内にある。当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として湖西線のすべての中間駅を管轄している。また、起終点を除く湖西線内の直営駅は、当駅と近江舞子駅・近江今津駅の3駅のみである。日中時間帯は1時間あたり4本（土曜・休日は5本：1本は京都駅 - 当駅間の区間運行）発着する。この時間帯は京都方面の上り新快速列車と普通列車が相互接続をしている。特急「サンダーバード」が朝晩を中心に、下り4本、上り3本停車する。この数は大津駅よりも多く、大津市で特急列車が最も多く停車する駅となっている。「滋賀県統計書」によると、一日平均の乗車人員は以下の通りである。駅からほど近い所を通過する南北方向の国道161号（西近江路）に沿って大規模な商業施設のほか、ファーストフードやコンビニエンス・ストアなどロードサイドの店舗が多く所在する。また、東西方向の国道477号及び滋賀県道558号と交差する琵琶湖大橋交差点は交通の要衝となっている。琵琶湖大橋を横断して守山駅方面へ向かう路線バスが発着する。

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