『宇宙のステルヴィア』(うちゅうのステルヴィア)は、未来の太陽系を舞台とするSFアニメ作品、および同名の漫画作品とゲーム作品。本作は、そもそもカードゲームの企画をメインとして出発したものである。テレビアニメはテレビ東京系列局で2003年(平成15年)4月2日から同年9月24日まで全26話が放送され、佐藤竜雄が監督をつとめた。漫画は2003年(平成15年)5月より『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)でXEBEC×秋月亮名義で連載。単行本は全2巻。ゲームはPlayStation 2版が2004年(平成16年)1月22日に、ゲームボーイアドバンス版が同年4月23日にそれぞれ発売された。カードゲームの企画の頓挫を経て半ば捨てられた企画であったため、本来は単発で終わる予定だったが、本作が好評のまま終了し、第2作目の企画が進行していた。しかし、2005年(平成17年)には本作と同じく佐藤竜雄の代表作『機動戦艦ナデシコ』の続編とともに制作中止になったことが、彼の公式サイトで発表された。「ステルヴィア」とは、ラテン語の(星)と(道)を組み合わせた造語である。西暦2167年、地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線(ガンマ線バースト的現象・オルドビス紀末の大量絶滅参照)によって壊滅的な打撃を受けた。だが、人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全人類を挙げての防御体制を築き上げていったのである。そして2356年。遂に衝撃波セカンドウェーブが太陽系に到達しようとしていたその年、人類の生活圏を守る大計画グレート・ミッションのために作られたファウンデーション(宇宙ステーション)の1つ「ステルヴィア」内の宇宙学園に主人公たちが入学するところから本作は始まる。ファウンデーションは人類を防御するために作られた施設であると同時に、オーバビスマシン(宇宙機)のパイロットやファウンデーション自身を運用するための人材を育成する教育機関でもある。この設定により、本作は「大災害に立ち向かうドラマ」であるとともに「悩み、成長する少年少女の学園ドラマ」となっている。登場人物の苗字は、一部を除き小田急線・箱根登山鉄道線の駅名を由来としている。ステルヴィアの本科生のトップ4人は「ビッグ4」と呼ばれる。他のファウンデーションにこれに該当するグループがあるかは、劇中では語られていない。名称を大まかに訳せば「卵()・鳥()のマシン(machine)」。これで太陽系に飛び出すことを卵がかえって鳥になることにかけている。バッテリーをエネルギーとして、重力制御で飛行している。後部に重力推進器がある。進行方向に「落ち」ている。例えば、ファウンデーションからビアンカが発進するときはビアンカに下向きの重力を発生させているので、下方に「落ち」て行き、その後は任意の方向に「落ち」ていく。このためビアンカでの直立した運転姿勢が可能となった。操縦は予科生はキーボードで操作するが、教官やケイティのパイロットは人間の視覚とリンクするシステムのDLSを使用している。ちなみに生徒用のもののコックピットはどちらも同じである。セカンドウェーブから人類の生存圏を守るために建造された宇宙ステーション。セカンドウェーブの被害を防ぐため担当惑星を包むビームシールドの放射を行うほか空母や太陽系へ飛び立つ拠点としての役割がある。内部には1つの都市が丸ごと入っており、グレート・ミッションに従事する人々の数世代にわたる家となる。オーバビスマシンのパイロットなどを育成する宇宙学園がある。オープニング、エンディングともangelaが担当。(2度目の)メジャーデビュー曲・初のアニメ主題歌で、アニメソング・ユニットとしてブレイクを果たす。このことから、angelaと初主演の野中藍は互いを「同期」と呼んでいる。この他、CS放送のAT-Xやキッズステーションでも放送された。漫画版は、メディアワークスの漫画雑誌『月刊コミック電撃大王』の2003年5月号から2004年8月号にかけて連載された。単行本は、全てメディアワークスより「電撃コミックス」レーベルとして刊行された。原作はXEBEC、作画は秋月亮が担当。単行本全2巻、全16話。このうち、ゲーム2作はストーリーやシステムに直接の関係は無い。ドラマCDゲームラジオ
出典:wikipedia
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